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アンハッピードッグズ
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アンハッピードッグズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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図書館で借りた本を誤って濡らしてしまい 弁償しなければならなくなり ここで調達させて頂きました。 とても綺麗な状態でしたし、ラッピングも 防水仕様で助かりました。 図書館の本より かなり状態は良好でしたね。 | ||||
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サクリファイスシリーズで近藤史恵を知り、この本を手に取りました。 恋愛小説かと思いきや、これはサスペンスですね。 決して★*5になるストーリーではありませんが、それでも満点という作品です。 | ||||
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パリで同棲している、主人公たち。 そこに、新婚旅行をする夫妻がやってきた。 三角関係を好む作者による、四角関係の物語。 幸せな生活がゆがみ、壊れていく。 P107「陳腐な話だ。だがストーリーに目新しさはそれほど必要じゃない。痛みと切なさが伝われば、少女たちはそれに熱狂する。」 この作品を象徴している文章だと思いました。 登場人物の心の迷いが伝わってきます。 読んでいてあまり気持ちのいい作品ではないですが、 最後の結末には「今までのことをこう解釈するのか」と少し気分が晴れました。 | ||||
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~さっぱりしているのに、寂しがり、時々のわがままが可愛らしい。そんな女性が主人公。そんな女性の隣りには、楽しいことが大好きな男子高校生のような男性が。彼は彼女をこう評します。「感傷的な冷血漢」と。近藤作品の中でもこのカップルが好きです。白い息が見えそうなパリの雰囲気と二人のバランスがとても良い。一気に読んで、後から~~浸る。そんな読み方をお薦めします。~ | ||||
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「弁慶」は、雑種の捨て犬。といっても、舞台はフランスだから、洋犬だろう。毛が短い。お風呂は嫌いだが、飼い主がお風呂に入っているのを見るのは好き。作者はミステリを多く書いているが、これはミステリではなく、フランスに住む日本人カップルの大人っぽいクールでビターな恋愛小説。弁慶君は彼氏が拾った犬だが、今では彼女の方が好き。恋のキューピッドになれるか? | ||||
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男女と、犬。恋の甘みと苦み。付き合いの長い者にはしみる台詞多数。オシャレなフランスの男女恋模様である。ホントはこんな話っていかにも出来すぎ?なんて思うところだけど、ちょっと私にはリアルにしみすぎちゃって…★一個増やしてしまいました。 この本には、「ほんとにこの人でいいの?」「長い付き合いの彼と、この先どうする?」という普遍的な迷いが描かれていて、現在そんな悩みを抱えた人にはなにかのヒントが得られる1冊だと思う(私はそうでした)。 | ||||
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こんな恋もあるんだなぁと思いました。恋愛には正しいとか正しくないとか無いと私は思っていて、でもだからこそ、「仕方が無い」って諦めなければならない部分が多くて、切ないところなんですが、この作品にはそういったこともあるけれどもそれでも人生捨てないで、前向きに諦めようとする主人公がかっこいいです。読後感も爽やかでおすすめします。 | ||||
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敢えて分類すれば非常に広い意味での<恋愛小説>に当たる作品だと思いますが、主人公の<わたし>が<嘘つき>であるという点が気になります。<嘘つき>を一人称小説の主人公にするとストーリーそのものの信用性がなくなるという重大な問題が生じるのですが、本作の場合、著者がパリという舞台を全く生かし切れていない(本作は基本的には日本人同士の話です)という難点まであるので、読む人によっては単なるパフォーマンスとしての著者の<西洋かぶれ>(カッコつけという下らない目的で<パリ>を舞台にしたこと)を不快に思う一方、本作を(今日の日本文学界の現状に照らし合わせて)<高級文学>の範疇に入れる人も出るかと思います。 | ||||
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