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散りしかたみに
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散りしかたみにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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文章がするすると読みやすく、どんどん進むうちにおもしろくなり止まらなくなって4時間で一気読みしてしまいました。 なのでこちらで厳しいレビューが多いのにびっくり。確かに犯罪とトリック、その謎解きというミステリ部分に重きを置くとはずれるかもしれません。むしろ梨園の世界やその人間模様を味わう小説ではないかと思います。 特に歌舞伎好きにはたまらないでしょう。今回出てくる演目は春興鏡獅子と本朝廿四考です。鏡獅子は大好きで、どの役者さんが舞ってもうっとりと見てしまいます。長唄の演奏も華やか。何度も見るうちにおぼえてしまったその謡が何度も出てきます。 また、著者さんは本朝廿四考の話からこのストーリーを考えつかれたようで、小説の登場人物と性格や役柄がかなり重ねてあります。読んでいるうちに歌舞伎の勉強にもなります。 気になったのは、出てくる人物がみんな何かを言いかけてやめるとか、今は言えないと隠し事をすることが多すぎること。結果を見てみれば、ちゃんと説明した方がよかったんじゃないの?自己判断でよかれと思って黙っていたのは間違いだったんじゃ?と思うことが多すぎました。謎を最後まで引っ張るために必要だったのでしょうが、やりすぎのように感じてしまいました。特に探偵の今泉君。あまり有能とは言えない気が。 みんなの心情も犯人の動機も十分理解できました。また、芸事と家が最優先の梨園ではありえないことではないと思ってしまいました。私たち観客はただ華やかな舞台を堪能するだけですが、裏にはやはり独特の事情や価値観があるのでしょう。登場人物のキャラがみんな個性的ではっきりしていて魅力的でした。 | ||||
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シリーズの中では一番後味の悪い作品でした。 動機は貧弱に思えるかもしれませんし そんな馬鹿な!かもしれません。 しかし、イヤイヤ梨園ではありえそう。 。 | ||||
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