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散りしかたみに



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【この小説が収録されている参考書籍】
散りしかたみに
散りしかたみに (角川文庫)

散りしかたみにの評価: 3.00/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

耐えがたい駄作

 1998年の単行本の文庫化。『ねむりねずみ』に続く梨園シリーズの第二作。前作を読んでいないと話についていけないので、ご注意。
 とんでもない駄作を読まされてしまった。本書の中心となっているはずの「桜の花びらが散る」というトリックの馬鹿馬鹿しさ。思わせぶりで当てずっぽうな発言しかしない名探偵の感じの悪さ。場面転換、語り手の転換が頻繁なための読みにくさ(それがトリックでもあるのだが)。読んでいて腹立たしいほどだった。
 梨園を舞台に選び、女形を語り手とした点は面白いと思う。歌舞伎の演目とミステリを重ねていく点も評価できる。誰か、別の作家がこの設定で書いてくれると良い作品に仕上がるのではないか。
散りしかたみに (角川文庫)Amazon書評・レビュー:散りしかたみに (角川文庫)より
4043585012
No.1:
(2pt)

諦念の探偵と、儚く美しい恋

 創元推理文庫の「ねむりねずみ」のシリーズ。梨園の華やかな登場人物は楽しいのだが、探偵クンのキャラが弱い…推理力が超人的な割に、結局悲劇を防げないのは金田一耕介からの伝統か?だからこそ、儚く美しい物語に仕上がっているのかもしれないけど。 新登場のモップ犬(犬種何だろう、立ち耳だからテリア系?)も含め、キャラはとてもユニークで良いので続編を期待したい。
散りしかたみに (角川文庫)Amazon書評・レビュー:散りしかたみに (角川文庫)より
4043585012

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