1Q84

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1Q84の評価:

3.66/5点 レビュー 983件。 D ランク

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平均点3.66pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,146件 881〜900 45/58ページ
No.266
(5pt)

カフカの『城』を連想した

『1Q84』というタイトルから、最初連想したのは、オーウェルの作品ではなく、カフカの『城』だった。
というのも、新潮文庫の『城』の扉に打たれている数字は「1984」だから。
そういう連想は、村上氏の前作が『海辺のカフカ』であり、
また、去年カフカ賞を受賞した際の発言、「15のとき、『城』を読んで感動した」とも、きれいにつながるもののように思えたのだった。
そして、冒頭、いきなりヤナーチェクの『シンフォニエッタ』が登場するに及んで、この連想は当たりかな、と思えた。
なぜなら、ヤナーチェクとカフカは、いずれも現チェコの地で生まれ、
しかも、誕生日はともに7月3日という共通点で結ばれた存在だからであり、
おまけに、『シンフォニエッタ』第二楽章の表題は「城」だからだ。
たぶん、この『1Q84』を構想するにあたって、カフカの『城』からの連想が取り入れられたのだろう。
そうすることで、前作『海辺のカフカ』や、カフカ賞受賞という出来事からの潜在的な流れを、
作品の中に持ち込むことが意図されたのではないか、と思っている。
内容的には、それほど『城』と重なる部分があるとは感じられないが、
主人公が現実世界とはちょっと違った奇妙な世界に入り込んでいくという点では、
『城』が意識された部分はあるかもしれないし、このような観点で読んでみることも面白い試みだと思う。
正直、これまでは、村上春樹の作品はあまり好きでないと思っていたけれど、
(読むのが遅いので、まだ、最初の200ページぐらいしか読んでいないが)かなり面白く読めている。
世界文学的な雰囲気とスケールの大きさもあるのではないだろうか。
これまでにいくつか読んだ作品では、作者の衒いみたいなものが、あちこちから顔を出しているように感じられて、
それが気に入らなかったのだけれど、この作品では、そういうものもあまり気にならないようだ。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
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No.265
(4pt)

少し後味悪い

村上春樹の作品は大好きで,翻訳以外の物をたいてい読んでいますが,
今回はめずらしく後味が悪かったです。
ストーリーにも引き込まれ,大変面白かったのですが,
子供が傷つけられる描写がリアルに書かれていたので,胸が苦しくなりました。
作品にとって必要な描写なのかもしれませんが,
これだけたくさんの人が読む作品なので悪影響がないか心配になります。
今までそんな暴力的な表現はなかったのに(あったけど,読んだ人が傷つくような表現は無かった)。
少し残念です。性悪説をとるなら,ベストセラー作家は気をつけてほしいです。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.264
(4pt)

良かった。続編が読みたい!

数日前に読み終わりました。BOOK1を読み終えてから1日でBOOK2を読んでしまった。休みだったからというのもあるが、単行本1冊を1日で読んだのは久しぶりです。それだけ物語の世界観に引き込まれ、夢中になっていた。
物語後半になって、謎のまま終わってしまった部分も多くて満たされきれていないが、BOOK2はすれ違いやお互いを想う感情などは恋愛小説のようだった。
これで完結なのかはわからないが、続編がでるならぜひ読みたいと思う。完結しきれていない気がするし、2冊完結なら上巻・下巻でだせばいいはず。BOOK1・2って表現は次がありそうって思える。出して欲しい。
1Q84 BOOK 2 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 2より
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No.263
(5pt)

結末は語られている・・・・

大変面白く読めた!!
プロローグのタクシー運転手の啓示の言葉・・・
首都高速の非常階段・・・
ヤナーチェクのシンフォニエッタ・・・・・・・
いつもの村上調だ!!
青豆と天吾を交互に語るのも世界の終わりとハードボイルド
ワンダーランドみたいだ!!(続編がありそうだとおもわせる
ところも似ている!!)
リトルピープル=羊男も作者が永遠に追い求めるテーマなのだろう。
それにエンターテイメントの要素ももりだくさんだ。
青豆=必殺仕事人、ふかえり=深田恭子??
それに過激な??セックスシーン・・・読者サービスがよすぎる。
青豆が頭がはげてる中年男がすきなのは作者のマスターベーションかな??
村上の小説がワンパターンだと批判する人にも作者は答えを回答しているし・・・
続編がありそうだと思わせる期待感、この先ドーなるの??みたいな読者にも
よく読めばちゃーんと結末は書いている・・・・ふかえりの予言として・・・・・
読むのに11日を要したが毎日ヤナーチェクのシンフォニエッタを聞いてから読んだので
楽しかった!!これは星5つの村上春樹のいつものエンターテイメント小説だ!!
むずかしいことはいらない、次のページをめくるわくわく感があれば!!
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.262
(4pt)

完結性について

先ほど読み終わりましたが,夢中になって読んだ分,後半にもっと完結性が欲しかったと思いました。登場人物の行方なども途中投げ出しが多く,最後に結末を期待していたまま終わったので,読み終えたあとに中途半端な感じが残りました。ですが,あれだけ夢中になって本を読んだのは久しぶりだったので,さすがだなと思いました。
1Q84 BOOK 2 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 2より
4103534230
No.261
(5pt)

徐々に内容に引き込まれるストーリー展開,やはりおもしろいと思う!

久しぶりに小説を読みました.その理由は簡単,世間でもっとも注目されている1冊,ノーベル文学賞の候補に毎年噂される村上春樹氏の最新作だったからです.最近(7月に入ってから?)ではどこの書店にも置かれていますが,つい2ヶ月弱(6月頃)ほど前には品切れでどこに行っても手に入らず,予約を入れて,手に入れるまで2週間程度かかりました.まずは話題の図書を手に入れたことで満足しましたが,読んでみて更に満足しています.
小生,小説はあまり読まないので(若かりし頃は小説もよく読んでいたのですが,最近はビジネス書が圧倒的に増えてしまいました),1000ページを超える長編小説など手に取ることなどあり得なかったし,読み出したとしてもおおむね途中で挫折するかと思っていました.ところが,毎週末100ページづつ読み進んでいる内に BOOK_1 を読み終え,村上春樹の世界に引き込まれるような印象を持ちました.小説の内容は他のガイドブックに譲るとして,その内容に引き込まれるのが読み進めるに従い強くなる,最初はかったるい感じなんですが,これが村上春樹流の読者引き付け術なんでしょうね?
まだ,BOOK_2 は読んでいませんが(これからです),小説は「青豆」の章と,「天吾」の章が交互に別々の内容から組み立てられ,これが後半に進むに従い関連性が明らかにされていく,実に見事なストーリー展開だと感じました.読み進むうちにどんどん引き込まれる小説というのは,こんな感じなんでしょうか?
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
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No.260
(3pt)

読者によっていろんな読み方ができるかも

村上作品には好みが分かれる。独特のトーンと世界観が好きな人にはたまらない。一方で、それがハマらない場合には何とも響いてこないものだ。この作品は、「久々」の登場だったこともあって大変なブームだが、私には今ひとつだった。流行が流行を呼ぶのも、今の日本の社会の一つの特徴であり、問題である気がするのだが。。。物語としては、ファンタジーの面もあるが、人間関係を描いたものでもあり、社会へのメッセージと読み解くこともできる。そういう意味で、読者が色んな読み方が出来る点では素晴らしい作品とも言えよう。
1Q84 BOOK 2 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 2より
4103534230
No.259
(5pt)

1Q84 1/ 2

突然の、物語の出だしがよかった。1984年版の当時の時代背景が鋭く、中々ミステリーな部分が現実みあってよかった。途中、わくわくしてくる感じがたまらなくよかった。
1Q84 BOOK 2 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 2より
4103534230
No.258
(3pt)

話題性はあるが・・・

村上作品には好みが分かれる。独特のトーンと世界観が好きな人にはたまらない。一方で、それがハマらない場合には何とも響いてこないものだ。この作品は、「久々」の登場だったこともあって大変なブームだが、私には今ひとつだった。流行が流行を呼ぶのも、今の日本の社会の一つの特徴であり、問題である気がするのだが。。。物語としては、ファンタジーの面もあるが、人間関係を描いたものでもあり、社会へのメッセージと読み解くこともできる。そういう意味で、読者が色んな読み方が出来る点では素晴らしい作品とも言えよう。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.257
(2pt)

結局は、作家との相性?

私は、中学生の頃から、大学生のいとこの影響で村上作品には触れてきました。
中学生にとって大学生という存在はずいぶん大人で、特にカルチャーの面での影響は大きく、早く大学生になりたいと思ったものでした。
だから、なんとか「村上好き」というおしゃれでかっこいい趣味をもって、仲間入りをしたかったのです。
でも、この作品を読んでようやく、結局は作家との相性が合わない事に気づきました。
読む事がやめられない面白さがありました。実際に2日間で読み終えました。
でも、心に残るものやストーリィに対する感動など、なにもないのです。疑問もありません。
せっかく読んで残念ですが、つまり作家と共有できる感覚がなかった事なのです。
この感覚は、私にとってはこの作品に限らず、私が読んだすべての村上作品に共通する事です。
しかし、イスラエルで行った彼の勇気ある演説では、
演説内容以上に、その演説を実際に行った勇気ある行動そのものに、とても感銘を受けました。
独特の観念の世界を描いているため、こんなに大衆的に受け入れられるとは信じられません。
ブームや雰囲気にのまれず、「村上春樹」というブランドを冷静に見つめ直す事が大事だと思います。
<追記>
後日、ある著名作家二人によるトークショーがあり、そこでこの作品が話題になっていました。
村上春樹は、影響を受けた作家にドストエフスキーをあげており、
この1Q84もドストエフスキーの影響を非常に強く受けているように見受けられると話していました。
ドストエフスキーの「罪と罰」を通した非常に興味深い洞察に、私の浅はかなで薄っぺらい読書観を恥ずかしく思いました。
かつて手に取った本や体験した事により、本はどんな読み方でもできる事を、改めて実感しました。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.256
(5pt)

期待をして、予断を捨てる

ことは難しいのですが、本を読むときには、なるべくそうしようと努めています。本の世界に入り込んで楽しむことと、その本について評価や推測することは、自分には同時にできないからです。今、読後数日してからこのレビューを書いています。ただ文を目で追うことが、こんなにも楽しかったのは久しぶりでした。私個人としてですが、素晴らしい時間でした。内容についてなのですが、登場する固有名詞については述べません。長くなるし、することに意味がないように思えるので。なので、いくつか、自分の印象に残っていることを書きます。・文中に小説を登場させ、その小説へのさまざまな形の評価を見せたこと。 この部分を読んでいるときは、まるで自分の後頭部を見ているような居心地の悪さを感じました。好き勝手に的外れなことを書く自分です。・クールでタフな青豆さん 可愛い過ぎます。・ラスト、あるいは続編について正直、ここに書かれている他の方のレビューを見るまで、続編という発想はありませんでした。確かに、あの開かれた終わり(というか続き)は、たくさんの空白を物語に残します。しかし、風景や人物その他の描写の丁寧さと、わたしたち読者を引き込む緻密な構成は、この空白が著者の怠慢や技術、気力の不足ではないことを示していると思えます。 むしろ慎重にスペースを切り詰めて、わたしたちの入る場所を空けてくれている……というのは、さすがに走りすぎですね。 とりあえず、あのラストは、自分には説得力あるものでした。 あ、続きがあるならもちろん読みたいですよ。
1Q84 BOOK 2 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 2より
4103534230
No.255
(4pt)

久しぶりのわかりやすい、売ることを意識した作品。

最近は「オウム真理教」や「神戸の震災」をモチーフとした暗い作品が多かった。曰く現実との「コミットメント」が、小説を生む力だったのだそうだが、読むのがしんどかった.今回の作品にも「オウム」も陰は見え隠れするが、基本は「1Q84」という、異世界に迷い込んだ二人の男女の愛のあり方を描いたラブストーリーだ。文体は平易で、「猫の町」や「空気さなぎ」は童話っぽく読みやすい。いきなりヤナーチェックのマイナー作品を提示したり、1Q84のQが「ウルトラQ」を暗示させたり、未来小説であるJ.オーウエルの「1984」を、過去をフィクションで描く道具にしたりとかなり計算されており、村上春樹らしい作品で且つベストセラーになるよう意図されたにものだろう。さすが商業作家ある。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.254
(2pt)

読んでみない訳にはいかないのがベストセラーの理由かな。

村上春樹作品は家内ともども大好きで全部読んで来たので、空前のヒットと聞けば買わずにはおれんということで購入し、読み終えました。
著者ならではの話の論理展開が良く計算されている点は分かるのですが、読んだ後の何か心に残るものが無い感じはとても残念です。これまた著者独特の語彙の多さや小難しい表現に脳みそを動かし続ける事と、引き換えに得られるものが薄い感じ。(昼間にやっている海外メロドラマがくだらんと思いながらストーリーは気になって最後まで読んでしまう感じ)
ファンなら先ず読んでみないと、という感じですが、本屋で立ち読みしてからなら買わない類の本です。(まぁ気付くのは2冊目の後半かも知れませんが)
初めて村上春樹を手にする方には、あまりお奨め「したくない」本です。
それと、余計なお世話かも知れませんが、かなり唐突で露骨な性描写が続くので、思春期の子どもさんをお持ちの方は一考の必要あります。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.253
(1pt)

なんか…

魅力がない。全く別のところからスタートした2つの物語が次第にリンク… ということらしいけど、その繋がって行き方も粗い…というか無理矢理過ぎでしょ。こんなんだったら何だってリンクするっしょ。こういうタルい緩い感覚がこの人の持ち味なの?大御所だからって、好き勝手独走しちゃってるけど、人を夢中にさせるような謎も切なさも魅力ももうないと思う。始終暗い雰囲気にしてりゃ謎めいてて高尚なものって訳じゃないだろ。まぁ売れたもん勝ちかぁ。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.252
(5pt)

彼は死ぬまでにあと何冊書いてくれるのか。。。

年齢がばれますが、風の歌を聴けが出たときから読んでいます。その頃は文学の大作家様ではなく、ポップカルチャーと言うか、ジャズ喫茶のオヤジが書いた、ちょっと楽しい小説だったはずなのに、いつの間にかノーベル賞。。。その頃、大学のある女の子は羊をめぐるを一気に一晩かけて読んでしまい、2度目はじっくりと文章を味わうと言っていた。実は私も同じです。ただ今回は一気に読んだあと2度目はまだ読んでいません。もう少し熟成してからか。。
1人称でないのがしっくりこないからか。難しい言葉は嫌だけれど、デタッチメントではなくコミットメントになっているからか。または心の中で似たような焦燥感を癒してはくれないからか?
村上春樹の小説は当然のことながらすべて読んでいて待ちくたびれて、忘れた頃、テキサスのメキシコ国境沿い街の本屋さんで村上春樹の英文版に出会い、へーこんな所でも彼の作品が読まれているんだろうか、とか思いながら1冊づつ出張のついでに飛行機の中で読みました。英文のほうから書いたんじゃないかと思うくらい、日本語よりも良かった気がします。ただ翻訳する人が数名いるようなのでニュアンスが若干小説によって違うけれど。
すべて読み終わってもまだでない。。そしてとうとう今回の1Q84。でもこれでいつものように。。。謎のままオシマイはやめてほしい。3.4ぐらいは出してください。
文学とは全然違うのだけれど、ハルヒの憂鬱に出てくる統合思念体の長門有希の台詞そっくりだと思いながら ふかえりの言葉を感じていました。
羊をめぐる冒険やハードボイルド ワンダーランドの1人称がどちらかと言えば好きだけれど、新しいのを出してくれるだけでいいです。1冊出すのに何年もかけていると後何冊死ぬまでに新作を出してくれるのだろうと切ない気持ちになります。
軽い気持ちで、僕が出てくる1人称早く出してください。文学なんてどうだってイイから。
また、やれやれ。。。。という心の声が聴きたいです。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.251
(5pt)

シンクロ率高いです。

村上春樹は初めて読みました。
「1Q84」は面白いですね。
エンターテイメント性もあり読みやすい文章で好きです。
個人や宗教、社会といった同じ世界に存在するもののそれぞれが異なる性質や大きさのコミュニティーを複数登場させ物語の進行に伴って変化したり明らかなっていく登場人物達の関わりのありようを小出しに書き出していって、あるところで非日常の要素を加える、その要素が胡散臭くならないうちに一気に最後まで読ませてしまうタイミングのとりかたがとても上手ですね。
難しいテーマでも簡単に表現してさらっと織りこみながらリズムにのって美しく構築的に話が進んでいる。
また登場人物たちの内向的で慎ましやかな愛に対しての距離感が物語に品性と普遍性、深いタメをつくり余韻が残りました。
特に人生で一度あるかないかの恋をしている方ならばより心に残る作品ではないかと思います。
僕の場合は今、正に〈愛〉という名前のものが腕から零れ落ちそうなところです(泣)
「1Q84」においての愛は自己愛を根拠とする苦しむ愛ではなく報いを求めない無条件の愛である信頼とか慈愛的な観点を感じるのでちょっと救われました。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.250
(4pt)

消化不良?

村上春樹の作品は全部ではないですが、長編は大体読んでいます。
今回の1Q84を読み終えて、彼の最高傑作かと自問すれば否です。個人的には海辺のカフカがベストだと思っています。
村上作品を初めて読む方がこの1Q84を読み終えて思う感想は???ではないでしょうか。物語で出現する謎は半分以上回収されないまま終焉を迎えます。特に推理小説のような、パズルのピースが最後にきっちり合う感覚が好きな読者は、消化不良に思えるかもしれません。
しかし、決しておもしろくないわけではなく、1000頁以上あるにも関わらず読者を惹き付ける魅力は、さすが村上春樹といったところです。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.249
(3pt)

商業戦略の成功

1Q84 BOOK 1装丁。売られるまでの長い期間と沈黙。
これまでよりクリアなタイトルと設定。
基本的な内容は少し変われど、過去の彼の作品とあまり違わない。
全く異なるのは、長編にもかかわらずわかりやすいキャラクター設定とデザイン、
読みやすい文体。
ふかえりが指摘されたことと全く同じことを誰かが書き直したみたいだ。
例えば、タイトルが「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」と「1Q84」どちらが覚えやすい?「羊」「やみくろ」に対して「ふかえり」「リトル・ピープル」のどちらがイメージしやすい?
丁寧で俗説的な描写と、宗教という現実世界に通ずるテーマ。
あとはいつもの村上ワールドなんだけど、これは徹底的に売ろうと彼か誰かが決めて作られた壮大なプロジェクトだと思う。私がやっと手にいれたのは第12版だ。おそらくいつもは村上作品に手を伸ばさない人も買ったくらいエンターテイメント性に比較的優れているからだと思う。
これも何故かふかえり現象と重なる。
村上さん、バックに誰かいませんか?それともこれもあなたがしかけた悪戯ですか?
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.248
(3pt)

見た目のとっつきやすさが酷評を生む?

特にBook1のストーリーは「ワクワクドキドキ感」があり、「大ベストセラーです!」「品薄です!」という世評・マスコミによる喧伝につられて読み始めた人も、いわゆる“フツー”の小説として楽しめる要素があると思う。であるがゆえに、それらの人たちがいつも気軽に読んでいる小説と同様のわかりやすいエンタメ性やメッセージ性を求めてしまうのかもしれない。しかし残念ながら、この小説はいかにも“村上春樹的”であり、そもそも村上春樹的な小説とはそんなにわかりやすいものではない。
で、特にBook2や結末に対する不満や酷評が生まれてしまうのではないかと。
私個人は、今回の『1Q84』は楽しく読めました。ファンタジーであり、ラブストリーであり、(読みようによっては)警世の書であり。言葉で表現しきれぬものを表現しようと試みつつ、読者に対する説明を拒否する面もある。複層的重層的な「人間」「社会」「世界」が表現されているように感じました。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222
No.247
(4pt)

読み始めたら止まらない

名前は知ってたけど、村上春樹先生の作品を読むのは1Q84が初めてです。TVの情報番組で話題になってるのをみて、読んでみようと思いました。はっきり言えば今旬の話題に便乗した形です。
BOOK1を読んだ感想は、早く2を読みたい、でした。青豆と天吾という2人の主人公は、東京でまったく異なる生活を送り、異なる生き方を送っていたが、それぞれが別の事情で関わった事が、1つの事件に繋がっていく。こういう話は好きです。時々、かなり非現実的なシーン(ファンタジーなら現実的と取れる)に、えっ?っと思う事もありましたが、そういう話だと思って読めば楽しめます。
読み始めると続きが気になって、夜遅くまで読んでしまいます。青豆と天吾の話が交互に描かれている事が、余計にその展開が気になって止められません。BOOK2を読み始める所ですが、今後の展開に目が離せません。
1Q84 BOOK 1 Amazon書評・レビュー: 1Q84 BOOK 1より
4103534222