1Q84
評判
1Q84の評価:
3.66/5点 レビュー 983件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1,146件 201〜220 11/58ページ
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1Q84の評価:
3.66/5点 レビュー 983件。 D ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
私は日頃小説を読みません。またモデルとなった1984年は読んでいません。そして村上春樹氏の小説を読むのはこれが初めてになります。
感想ですが、まず、読んでいる最中の私自身が考えていた先の予想を交えたものと、その結果を大雑把に書きたいと思います。
ちなみに主人公は天吾(♂)、青豆(♀)、<Book3から>牛河(♂)の3人になります。
また、主要な人物として、ふかえり(♀)がいます。
Book1前半、社会の闇を描いた物語 → SFでした。
Book1後半、ベストセラー小説の不正が表にでてしまった → 出ません
天後は小説の内容から教団に命を狙われることに → 狙われません
青豆と力を合わせて切り抜ける → 合わせません
Book2前半、青豆は教祖を殺害して、命を狙われることに → 狙ってはいたとは思う。
Book2後半、天吾の父から自分の正体が明らかに → 謎のまま
Book3前半、1巻から出続けているふかえりの行動が明らかに → なりません
同じものを3人の視点から見ることによって、まったく違った印象を持つ内容 → ではありませんでした。
1Q84ラスト、3冊にわたる物語がついに終結、ラストですべての謎が明らかに → なりません。答えはあなたの心の中にEND。
よくも悪くも先の予想を裏切り続ける展開です。
しかし、小説自体はたいへん読みやすく、また村上春樹流のオーバーな表現も癖はあるものの私は特に気にはなりませんでした。
(むしろこの表現こそが村上春樹であるといえます)
さて、この小説はほとんどの伏線というものは回収されません。Book3を読んでいた私の心境を書きたいと思います。
Book3残り半分、ここからどんなまとめ方をするんだろう?
Book3残り1/3、ついに天吾と青豆が出会うのか?でもあと200ページしかないぞ、
Book3残り1/6、牛河さんが・・・え?あと100ページでどうなるの?
Book3残り1/12、やっと天吾と青豆がであったよ、けどあと50ページだよ?
Book3終了、 投げやがった、ほとんどの伏線全部、
と、上に書いた心境で読んでいました。(え?Book3以前ですか?、予想を裏切り続けていた内容のため、よく覚えていません。)
しかし、改めて小説を読み返していくと、あることに気づきました。
実際に読者が把握できることは全て主人公の3人が知り得たことと、周りで起きたことに限られるということです。
要するに3人の身近で起きていないことや知らないことは読者にも分からないという内容で、現実の私たちが、自分の知らないことは知らないということをリアルに小説で表した感じがしました。
(例外的に牛河さんがある状態になった後のことは主人公とは別の視点(2人)で書かれます。)
これは村上春樹氏が読者にすべてのことがわかる"神の視点"ではなく、あくまでも、すべてはわからない"人間の視点"で話を見て欲しかったということではないでしょうか。
つまり、この感想のタイトルにもなっている。一個人が分かることは一握りであり、すべてが分かる人間はいないということです。それがたとえ読者であっても。
そして、この物語には「読者は神ではなく人間だ」という村上春樹流のメッセージを込められているように感じました。(あくまでも主観ですが)
以上が私の1Q84の感想になります。長く拙く私の主観でしかない文章を最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
さて、最後に☆で評価をつけさせていただきますが、☆は4つにさせていただきます。なぜ☆4つかは、物語のENDと同じように私の心の中に隠しておきましょう。