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乳房のない死体
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乳房のない死体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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「乳房のない死体」すごい題名 すぐ読みたくなって、速購入。正直、期待外れだったが、最初の「新幹線プレイ」が良かった。短編だがいつまでも心に残る良くできた作品だ。 | ||||
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全体にはよくかけている作品が多い、短編集。 山村美紗らしい,細かい描写が多いが、標題作品だけができが悪そうな気がしています。 犯人の意外さに重点を置きすぎて、細かいところが書ききれていないのかも。 最後の標題の短編が、いちばんなんだかなというところが残念。 R15指定をしてほしい。 | ||||
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表題作『乳房のない死体』を含む、7つの小品が収録されている短編ミステリ集です。どれもセックスを主題としており、しかもそのセックス描写が単なる読者サービスにとどまらず、謎解きに密接に関係してくるように工夫されています。 ただ、表題作以外の作品は特別乳房にこだわっているわけではなく、表題作が果たしてこれで適切だったか疑問が残る短編集でもあります。乳房に対して格別の思い入れを持ってこの本を手にした人にとっては、がっかりする内容かも知れません。 肝心の表題作での「乳房を切り取る理由」についても、私としては納得がいかず、このような「理由」だったら、むしろ切り取らずに残しておいた方が犯行動機を悟られずに済むのではないかと思ってしまいます。せっかく「乳房を切り取られた死体」をテーマにしたのですから、ここはとことん乳房にこだわって、長編になってもいいからもっと納得のいく乳房切断理由(例えば、綾辻行人の『迷路館の殺人』の中での『首切りの論理』のような)を呈示して欲しかったと思い、残念でなりません。 どうも、「乳房を切り取る」という思いつきが先走ってしまって、理由が後付けになっているように感じられます。それに、女流作家であるせいか、乳房に対して男が抱く欲望や妄想を描き切れておらず、興奮にはほど遠い描写になっているのも悔やまれます。願わくは、この作品に着想を得て、誰か男性作家に「連続乳房切断殺人事件」のような官能的な長編ミステリを書いてもらいたいものです。 | ||||
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