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ブルータワー
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ブルータワーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全50件 21~40 2/3ページ
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読書初心者ですが、すぐに読めました。 長編ですが、話に入りやすいです。 『約束』も買ってしまいました。 | ||||
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私は結構本を読むのが苦手なのですが、この本は読むのを中断しても続きが楽しみでした。インフルエンザ、今話題になっているものが中心となっているので親しみと興味もわいてきます(わたしだけかも・・・)。キャラクターにも愛着がわいてきましたしね^^ | ||||
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数ある連載小説でも、かなり良い出来の部類に含まれると思います。確かに連載につき物の、張った伏線を拾い忘れるとか拾いきれないとかそういう感じはありますが、それでも雰囲気で読み込めてしまう感じです。 ネタが似ているとかいうご意見もありますが、この手のネタはどこでも語りつくされているわけで、いまさら何かに似ているかどうかというよりも、むしろ同じネタでどう味付けしているか、という方向で読めば楽しめると思います。オマージュ、と著者自身も言っておられるように、それが逆に楽しかったりするわけです。 マンガ的に傾倒しがちな日本のSF作品ですが、この作品はギリギリの線で、設定も人物描写も小説的なリアリティを保っている部分が好きです。 | ||||
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圧倒的なスケールとよく調べられたディティール・・・ホント一息で読める素晴らしい小説でした。 | ||||
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石田氏初のファンタジーで、珍しい長編小説。 主人公の「周司」が、大きすぎる期待を背負わされ、 自分の無力さを噛みしめながらもなんとか現状を打開しようともがく姿に、 こちらも力が入ってしまう。 長編なので何日かに分けて読んだが、続きが気になってしょうがない。 ぐいぐい引き込まれた。 『現在』と『未来』を行き来するわけだが、 今が“いつ”なのか分かりやすいので、分けても混乱せずに読めた。 今まで読んだ石田氏の作品の “登場人物の吐息まで聞こえそうな描き方”とは少し異なる気がするので、 「別物(=ファンタジー)」と頭を切り替えて読むことをお奨めしたい。 | ||||
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死のウイルスが蔓延して、塔に人間達が閉じこもらざるを得ない200年後の世界。 そして、その世界と現在の世界を行ったり来たりする、癌末期患者という存在。 あり得ない設定なのに、あっというまにその世界に引きずり込まれる。 それは、主人公の設定や心理描写が身近で共感しやすいからなのかもしれない。 私達読み手は一緒に主人公と考え、悩み、苦しみ、決断する存在となっている。 長編ではあるが、あっというまに読み終えてしまった。 読み終えた後には、自分が世界を救ったような充実感。 9.11のテロ問題とか鳥インフルエンザの話とか、そういった時代背景を置いておくとしても、一読すべきだと思う。 | ||||
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アキハバラ@DEEPで石田衣良さんの作品にはまってこの方を購入しました。 内容は面白くて半分くらいあっという間に読んでしまったんですけど人の名前が当て字になっていてカタカナ表記のときは読めても漢字で書かれているときは読めないときがありました。 「振り仮名が欲しい」とかおもいながら読みました。 でも内容的にはスピード感というか勢いがあって早く次のページに行きたいと思うような本です。 まだ全部は読みきってないけど、どんな展開になるのかは楽しみな本です。 | ||||
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”本て、こんなにおもしろいのか”、と初めて知らしめてくれた作品だった。 読書をする習慣がなかった私は、この本をきっかけに読書をする習慣が身に付いた。 初めて自分から読んだ小説がこの本でなかったら、自分が読書する習慣は身に付かなかったと思う。 瞥見すると、この本にしたためられたようなことは今の時代において、今、日本という平和な国に住んでいて、 まずあり得ないだろう、と思ってしまう。でも今日、日本で話題になっている格差社会、世界で起きている 紛争や貧困といったことに想いを巡らしたとき、行き着く先がこの本に出てくる”青の塔”のような世界であっても おかしくはない。 筆者が、あとがきで述べている”9・11に触発されて執筆した”というのは読み終わればわかるような気がした。 本書の中で印象的だったのは、主人公が口にした、“人間は誰かに必用とされているとわかった時、それが 今までとは計り知れない、生きるための力になり得る“という行だ。 不治の病に苛まれ生きる勇気を失っていた主人公。 それが、現在ではない時代であっても、だれかが自分のことを心底から必用としてくれるのであれば、それがどれだけ 少人数であろうとも、人間は自分自身が生きていくための莫大な糧になりうる。 自分のこれからの考え方にも影響を与えられたかもしれない。 そして何より、この本を読んでから、それまで3年に1冊くらいしか本を読まなかった自分が、本というものの おもしろさを知り、読書をする習慣がつき、常に何かしらの本を読んでいなくてはいられなくなったという生活を与えてくれた。 そんな筆者と本書に感謝したい。 | ||||
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長い、重い、でも、面白い! 読んでいるうちにぐんぐんひきつけられていった。 ストーリーの展開がかなりぶっ飛んだ設定(SFだから当然か!?)にもかかわらず、 違和感はまったく感じられない。 池袋シリーズなどに見られる軽さ、スタイリッシュさは感じられないが、 その分、著者の気合を感じる1冊だった。 | ||||
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この話は作り物で、人によっては、アクション、SF、恋愛とさまざまなジャンルの見方ができる。 ただ、フィクションだと見ていても、現実にインフルエンザの恐怖というものはあるし、しかも中国で鳥インフルエンザが流行したし。 現実に起こっていることとリンクする部分があるので、現実にこういう世界になったら…と思うとぞっとします。 それくらい、リアルに描かれていると思った。 | ||||
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思いもかけず、自分がヒーローにならざるを得なくなった時、私は、期待に応えられる、本物のヒーローになれるだろうか?そんなことを教えてくれる本です。 | ||||
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読みながら自分も謎解きをするかのような面白さ!終盤の暗記のエピソードには首をひねったものの最後まで読み通せた。日本人には珍しい本格SF!読むべし!! | ||||
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ブルータワー 石田衣良 2005年05月20日 今回は、前回読んだアキハバラ@DEEPが面白かったので、同じ作者の作品を続けて読んでみました。まず、作者を少し調べてみると広告制作会社を経て、フリーのコピーライターをしながら小説を書く。1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞受賞。2003年、『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞受賞。となってます。この作者の次に何を読もうかと考えて(全部読んでもいいかなとも思ったのですがw)選んだのがこの一冊w4TEENとは最後まで迷いましたですw読んでみると、帯の紹介を読み(案外好きなんです帯がw)創造した本の内容とは全く異なる感じでしたw(あくまで感じね)現在、そして200年後....テレビのコマーシャルで、北野たけしが言ってる、今が便利になったって事は素直に喜べない、何故かって?、将来の資源を食いつぶしているから...なんかそんな感じの話ししてたでしょ?(言葉は随分違うかー^^)未来については、鈍感な世代と言われている今を生きている、私たちに自分たちの行いが未来に通じているだ。次の世代に何が残せるのかって考えさせられました。人の欲望は深く、今は簡単には変わらない...混沌とした現在...でも、少しでも、ほんの少しでも、自分で何かを出来る。うーーーん、奥が深い。と、何か難しい本の様に思えますが、SFとして良く出来ています。お勧めの本です。 | ||||
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末期の脳腫瘍患者が「猛烈な頭の痛み」とともに、戦争で荒廃した200年後の世界にタイムスリップしてしまう。 彼は200年後の世界を救うべく救世主として活躍する運命にあった。 SF少年だったと言う著者が初めて書いたSF小説は、SFプロパー作家の作品以上の傑作になっていました。 一般文芸の読者には口に合わない味かもしれませんが、中学生の頃からSFに浸っていた中年男の私には、最高のごちそうになりました。 ポスト9.11時代の傑作中の傑作であります。 ヘビー級のSF・ファンタジーファンの皆さんに強くお勧めいたします。 この作品に出逢えてよかった!傑作です。 | ||||
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SF小説は初めて読みました。石田衣良さんが書いたというので買ってみました。始めの三章ほどは、チマチマ読んでいたのですが、半分ちょい前からグーーーっと読むスピードが早くなり、想像もしやすく頭の中がSF映画がかかっている状態でした。最後もきちんと完結していて、満足な一冊でした。テロの衝撃を受け、書き上げたと言う石田さん。よくこんなリアルで、かつ、世間にあるようなテロではなく、未来を舞台にし、オリジナリティー溢れるSF小説で、石田さんのすごさを思い知らされました。 | ||||
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SFというジャンルを、ずっとなめてました。この本は面白い。読み始めてから夢中になって、気付けば日曜丸1日使って、読破していました。ありがちといえばありがちなストーリー。でもページをめくる手は止められない。軽快なテンポで物語は進行していき、納得のいく最後で、大満足です。ただ9・11の事件を意識しているのはいいんですが、物語中にその名前は出さないでほしかったです。「ブルータワー」という物語の中での完結性が少し薄れてしまったような。あとがきで書かれているのはいいんですが。別にここで指摘することでもないんですけどね。 | ||||
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正直石田衣良がSFを書いたとは聞いても舐めてましたここまできっちり書けるならもっと前から書いてくれたらいいのにと、憤慨するほど力量のあるSF作品です。43才の脳腫瘍末期の主人公周司が、精神だけ200年後の世界に飛ぶ2212年セノ・シューの体に入りこんだ周司が見た未来それは、黄魔という改良されたインフルエンザウィルスが一変させた世界だった2つの世界を交互に生きながら苦悩する周司平凡なサラリーマンだった周司は未来の世界で何が出来るのか!?2センメートルもある塔に暮らすテクノロジィーが進化した200年後ブレスレットの形をした三次元映像の情報をもたらすライブラリアン200年後の進化した世界と、黄魔に支配された未来の悲劇結末が気になりながらも、味わって読む楽しみもある貴重な一冊 | ||||
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おもしろかったー!!どきどきやわくわくが止まらない。やっぱり、石田衣良さんの作品にはずれはないです。そこそこ面白いっていうんじゃなくて、ものすごく面白くってはまるって意味で。SF、あまりなじみがなかったけれど、こんなに面白いならもっと読んでみたいって思います。やさしくて、せつない素敵なお話でした。 | ||||
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ごく平凡な男が、ひとつの夢を見続けてあきらめずに行動を続ける。そんなことは無理だと、彼を否定する人もいる。ただ、彼は夢に向かって努力し続けた。そして、夢を現実に変える。SFでありながら、現実に生きていくうえでも大切なことに気付かせてくれる。そんな一冊です。 | ||||
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氏の初のSF小説と言う事で期待して読んだのですが、正直、どごかSF!?と首を傾げてしまいました。個人的にはそういったジャンルを決め付けないで、空白の頭ですらっと読むのがいい作品に思えます。 文体、キャラクターはいつもどおり安定しており、ストーリーの展開も面白く、期待を裏切らない事は確かです。しかし、氏の作品にしては随所に若干の荒さが有り、展開もご都合なのも少し気になったところです。 この人の作品は圧倒的にハッピーエンドが多いので、こういったラストだとは予想してましたが、テーマ性の割にはファジーで楽観的な印象を受けます。たまにはもう少しシリアスな終わり方にしてみてもいいのではと感じましたが、希望を残す小説にしたかったと言う著者の言葉からすれば、妥当なラストなのかもしれませんね。 なにはともあれ、やはりこの作者は、現代を描くのが一番うまいのだなと、感じさせる、一作であることは確かなようです。 | ||||
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