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少年計数機 - 池袋ウエストゲートパークII
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少年計数機 - 池袋ウエストゲートパークIIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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頼まれて買いましたがとても満足してました | ||||
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違和感なく登場人物がその背景の中で暴れてくれて、納得できるオチがついてる。早く次を読まなくちゃ。 | ||||
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図書館で、なぜか2が無かったので購入。テンポ良く、楽に読めます。 | ||||
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3巻あたりからまた面白くなるんですよね。ちょっとした中だるみかな? | ||||
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今さらと思っていたら、展開が早く、とても楽しく拝読しております。 | ||||
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前作の池袋ウエストゲートパークの続編。 池袋を舞台に若者たち(Gボーイズ)と主人公のマコトがもめ事を解決していく作品。 正直、私は前作はあまり好きではない。というより少し読みにくかった印象がある。 内容が池袋の若者の抗争であったり、文章がまとまっていない感じが合わなかった。 しかし、今作はとても面白く感じた。いや、とても面白かった。 若干過激な表現も入っているが、このくらいの小説を読む読者なら大丈夫だと思う。 私は池袋という町のことはあまり知らないため、詳しい池袋の描写が合っているのかは知らない。 ただ、池袋の若者の生態や街の雰囲気、息遣いまで文章を通して伝わってくるようだ。 さらに言えば私は、初めてこのシリーズを読むのであればこの2巻から読むことをおすすめしたいくらいである。 そのくらい2巻の内容は面白かった。 もちろんそんなことをしたら、登場人物の性格や人間関係などが分からなくなるため、おすすめはしないが…。 もし興味があるなら1巻から読んだ方が良いだろう。 | ||||
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1冊に4話。 最後の「水の中の目」くらいから、石田衣良さんの覚悟というか気概というかに圧倒されて、すっかりはまった記憶があります。 最初に読んだときは、言葉のごまかしのなさもすごいなと思いました。 慣れたせいか、再読時はいちいち驚かなくなりましたが、それでも鮮やか。 | ||||
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「水の中の目」に関しては相当に読むのが辛くもある。マコトと同じく「恐ろしい事なのに何が起こっていたのかやすやすと想像」できてしまうから。おぞましさと憤りと嫌悪と憐れみと切なさと…色んな感情が揺す振られるのが辛い。それなのに、読み始めると途中で目をそらす事ができなくなる。 | ||||
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安く早く良い品を買えました。次回もまずamazonで探します。 | ||||
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前巻から続けて読んで、主人公のマコトと同じで普段、活字慣れしてない自分が、読んでしまうストーリー展開と当時、等身大のキャラ達に親近感が沸いているこの頃。普通のヤツが、おかしくなるのが、一番怖いのだとね。 | ||||
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残酷な事件や、犯罪行為が次々に出るのは少し気になります。 40代男性として、若者の父親として、”若者の非社会的行為”を美化するような作品を楽しんで良いのか、と疑問に思ってしまいます。 しかし、その”非社会的行為”は事実なのかもしれない、とも思います。 だとすると、事実から目をそらしてはいけないんだとも思います。 そんなこんなを考えながら、読みました。 次の作品も読むつもりです。 | ||||
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石田衣良の人気シリーズ第2弾。前作に比べ、ややリアリティにかける作品が多い中、書き下ろしの「水の中の目」は実際にあった残虐な事件をモチーフにしている。犯人の多くが未成年で数年の少年院送致で野放しにされている。主犯格のAはまだ刑務所の中だったと思うが、こいつはまさに人の皮をかぶったモンスターであり、厳しく監視しなければ必ずまた犠牲者がでるだろう。本作は18禁ゲームの問題作「螺旋回廊」にも似通っている。興味のある方はこれらの作品、事件を検索されてみるといい。 | ||||
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最初の巻を読んで、とても面白かったので第2巻目を読み継いでしまいました。文体が、特徴的だと思います。かなり慣れてきましたが、それでもタドタドしさは残っています。それがここで描き出している普通でない若者たちの姿を語るのにふさわしいようでもあります。著者の現在の若者に対する視線がとても好ましく、共感できます。この時代を生きる若者は、多分、自分が同年代であった時よりずっと多くの重荷を背負っているように思われます。著者は、この視点で若者の、特にアウトサイダーとして生きる者たちに焦点を当てています。彼らの側に立った、論理が興味深いですし、犯罪と背中合わせの場所に住む人たちの生態を想像します。2巻目に入って、一段と冴えてきたと感じています。 | ||||
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短編と中編が合わせて4編収録されています。人間ドラマよりのミステリーって感じです。どれも、一人としてキャラの被らない個性的な登場人物、前作に匹敵する疾走感とストリート感で面白いです。中でも私が一番ワクワクして読んだのが、最後の書き下ろし、「水のなかの目」。過去に起きた女子高生監禁事件を記事にしようと追うマコトは、違法な風俗営業の店ばかり狙う強盗団の調査を、以前から顔見知りの暴力団関係者に頼まれるが…という話。後ろ3分1くらいは、ずっとクライマックスみたいな展開です。一場面一場面を活写して読ませる作者の手法が非常に活きていてどんどん読み進めてしまいました。オチも、終わりかと思ったらもう一段あったりして、最後まで先読み出来ませんでした。前作を読んで気になった方、ドラマを観て気になった方、オススメです。 | ||||
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おもしろいです。 ほんとよくできている。 軽いノリで読めて、でもどこかスパイスがちゃんとちりばめられているっていう、 そのバランス感覚がいい。 浅はかすぎないけど軽く読める娯楽小説として、 完成されたシリーズ。 読む本がない方はぜひおすすめします。 | ||||
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立て続けに読んじゃいました。 もうスピード感が最高。 病み付きです。 ドラマ化されなかった、ハードな内容が多いので もしかしたら嫌な人も居るかもしれませんが、 私は良くも悪くも楽しめました。 最後の話は、すこし切なくなりましたが 自分ならどうしただろうかと、考えさせられる話の1つにもなりました。 | ||||
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1に引き続き面白かったです。やはり石田氏は心理描写がうまい。独特の歯切れの良いリズムを刻みながら、現実を舞台にして進んでいく本シリーズは文章から読者を離しません。登場人物の「善」と「悪」の部分をきっちりと描きわけ、詳細に書くところと書かないところに明確な境界線を引くことによって、感情移入をしやすくしていると思います。 しかし1と比較すると、「悪」の部分が多かったような気がします。読んでいても落ち込んだような後読感を持つことが少なくなかった。確かに面白い事は面白く、ページを繰る手は止まることはありませんでしたが、そのような感想をもつことは否定できません。 何を良書として、何を悪書とするかは個人の価値観次第ですが、私は単純に面白いだけでは良い評価を下してはならないような気がしてなりません。(そういった意味で☆4つにしておきます) | ||||
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表題の少年計数機が一番好きです(≧∇≦) これでもうちょっと死人が少なかったら言うことないんだけどなぁ… 捜索の最中に知り合った人をどんどん懐に入れていくマコトの才能は、凄いです。 そして適材適所で協力を頼み、相手は快く引き受ける。 灰色の街が色付いていきます。 ドラマも見てみたくなりましたv | ||||
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今に至るまで発表されているIWGPシリーズの中でも、一番好きなのがこの「少年計数機」。本書4編の中でも、最も好きな一作がタイトル作の「少年計数機」だ。 もうこのシリーズの話の面白さは誰もがわかっているから、プロットがどうだのと、そんなことは毛頭述べる気はない。 なんでも「数」という“絶対的”なものに置き換えることでしか、生きる支えがないヒロキの心。あまりにも哀しいとしか言いようがないが、例え頼る物が「数」でなくとも、こういった哀しみを抱え持つ人間は今、数え切れないほどいるのが現状だ。石田氏は、そういった、「病める時代」故の哀しみから、決して目をそらすことがない。小説を通して、少しでも救いになればという思いのもとに、作品を綴っている人だ。 クリスマスイブの日、ヒロキが言った言葉。「マコトはぼくを好きになっちゃいけないよ。いじめなくちゃだめだよ。ぼくが好きになる人は、みんなぼくにひどいことをする。(中略)マコトがぼくを好きになるのをやめなきゃ、ぼくはおかしくなるよ」。 それに対し、マコトは返す。《十歳の少年を抱き締めた。(中略)いっしょにすこしだけ泣いた。それ以外になにができる。》 このシーンに、私はただ涙させられる。そうだ、それ以外に何ができる?傷ついた人間の心に、乗り込んでいってなんとかしてあげようなんて、人として対等の関係にある以上、できっこないのだ。それでも、マコトは愛を忘れない。抱き締めるだけで、それだけで救われることだって充分にあるのだ。 こういう話…ひいてはシーン…会話、行為は、実際にこういった哀しみを経験した人にしかわからないと思う。石田氏は、本来人間にあるべき愛の姿を、今必死に取り戻そうとしている一人の「人間」なのだ。 | ||||
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今回もマコトは池袋を縦横無尽に駈け抜けトラブルシューターとして活躍する第2巻。 図式は相変わらずですが、それでもマンネリ化を感じないのは、毎回様々なキャラクターが登場するからでしょうか。また少しずつ変化していくマコトも魅力の一つになってます。 結構重い話が多いのですが、読後はスッキリです。 | ||||
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