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たびを
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たびをの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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最初は、長くて大変な小説だと思ったが、一気に読み抜けた。痛快。 事実と、真実は違う。多感な青春時代の鬱屈した心情がよく描かれている。 おすすめ! | ||||
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花村萬月の作品は、どれも感動できます | ||||
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丁寧な梱包で美品です。 | ||||
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たびを、続けられるといい。当方今だにたびを続けていたい満57歳です。 分厚い本の残りが薄くなってくると、たびの終わりが近づいてくる寂しさを感じました。 奇麗すぎて楽しすぎて切なすぎる、この物語に入り込めました。 | ||||
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花村さんのカブへの愛着がひしひしと伝わる。とんでもなく厚い本だが次のページをめくるのがもどかしいほど面白い。主人公がもてすぎるところが嘘くさいが、この本を持って日本一周に出かけたくなる。 | ||||
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主人公と共に、日本一周の旅をしていろかのよう。とうとう北海道まできたか〜などと一々感情移入してしまう。残りページが少なくなるにつれて、この長い旅もとうとう終わっしまうんだな、と感傷的になってしまった。読後感が爽やかなのは、萬月さんの小説のなかでは珍しく暴力が描かれていないからだろう。 | ||||
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皆さん仰るが、まず厚い。実質1000ページの辞書かと思われる装丁。1000ページきっちりというのも著者のこだわりか?タイトルのシンプルかつあえてひらがな3文字の「たびを」未完了形のimaginationをそそる(読後では深読みすればちょっとあざといかも)レアな試み、旅行記が初期の著作だったとされる花村氏の原点回帰プラス私小説プラス創作という新しい試みを感じさせる。しかし意気込んだ処はどこにも感じられるものでは無く、著者自身非常にrelaxし、dejavuを楽しみながら書かれたのではないのだろうか?私自身ライダーの聖地とされる北海道在住であり、連休の範囲内で虹児の走った作中の北海道の要所をほんの一部だがピックアップし走ってチェックしてみた。一部納得できる表現と自分なりの?の部分を確かめたかった。花村氏自身inspireを受けたとしている賀曽利氏の「50cc日本一周」は多分かなりnonfictionに近い素直な旅行記として読めたが花村versionでは前記の3点が巧妙に交錯しどの面からも楽しめるいわばマルチジャンルな仕上がりで非常に楽しめた。只今迄の花村作品とは少し趣が異なり花村文学のあくの強い特異なflavorに強い嗜好を持つファンにとっては反発,或は物足りなさを感じるかもしれない。私自身もその傾向はうすうす認識しているのだが。ともあれ旅行ガイドとして、小説として、花村flavorファンとしてマルチに楽しめる1冊。幅広い読者にお勧めしたい。 | ||||
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55年生まれの著者が、自らの体験をもとに書く小説の主人公を83年生まれとするのは、やはり無理があるし、その必要があるのだろうか。79年生まれの私としては、虹児を同年代とされることに、違和感を禁じえなかった。また、あまりに長いため、もはや物理的に本が厚すぎて読みづらく、「自由に至る旅」と重複する部分も多い。こうした点を除けば、「自由〜」と同じく、旅への憧れを掻き立てられる好著である。定期的に現れる性描写も、この長編を読みきるのを助けてくれる(助平ですみません) | ||||
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タイトルとタイトルのイラストに惹かれ読みました。 完成までに長い年月がかかっていることもあってか やや整合性のとれていない部分や 出会いについてご都合主義な点もある気がしますが、 最後までしっかりと楽しむことができました。 萬月氏の作品特有の理屈っぽい問答や 薀蓄が旅というジャンルに うまくはまっているように感じました。 特に自分の知らない土地については 勉強になり、旅をしたいなあと思わされます。 ただ、分厚いので読み終わるまでに根気は必要です。 | ||||
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花村萬月=オートバイによる旅、というイメージができている自分にとって、本書はまさに待望の著、といえるものです。 新書版の「自由に至る旅」が彼のツーリングエッセンスのダイジェスト版だとしたら、これはまさにディレクターズカット版といえるのでは?とにかくオートバイによる旅をした人ならだれもが「うんうん、あるある」という心情が見事に掬い取られている。 主人公はスーパーカブに乗っている、という設定も、本当に良い。これがメカオタクの喜ぶリッターバイクじゃない、ってところがポイント。 この本で、花村萬月は、初めて自らのオートバイによる日本徘徊の記録をつむぎ合わせ、小説、という形に昇華させた記念碑的作品。 自分は、忙しすぎてオートバイによるロングツーリングに出かけることができないときに読むことにします。また、オートバイに乗りたいなぁ〜とウジウジ悩んでいる方にもオススメ。でも、オートバイ=自由、というかっこいい言葉に躍らせられないためにも「自由に至る旅」をあわせて読むことをススメます。 | ||||
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年末書店店頭での圧倒的存在感。 その厚み、ブト(太)さかげんはなんだ! 弁当箱をはるかに越えている。 見たこと無いが曙の弁当箱があるとすれば、この位かも・・・。 ちょうど1000ページに『マンスケ』の心意気が。 そして各所に満月節が散りばめられ、 しっかり触覚を刺激する場面も次々と・・・。 「たびを」 余韻の残るタイトルは読者にそれぞれのたびを促がし、 そしてたびの途中を確認させる・・・。 虹児も私もまだまだ旅の途中。 まだまだ旅は続く。 曙の弁当箱もまだまだ 未完のごく一部ワンシーンに過ぎない。 『花村文学の旅立ち』 これが満月の全てではもちろん無い。 でもこんな満月が ・・・私は好きだ。 | ||||
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