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鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~
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鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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亀山が抜けた後、右京の実質的な「相棒」役を務めている鑑識の米沢を主人公に据えたストーリー。米沢の別れた妻に瓜二つの女性の死亡事件を巡る物語で、米沢ファンには見逃せない所。 女性の死亡状況は、一見自殺に思えるが、米沢の鑑識としてのカンが不自然さを見抜く。死亡した女性の元夫の刑事相原と女性に別れた妻の幻影を見る米沢が「相棒」として、熱い気持ちで事件に立ち向かって行くというシャレた展開。事件の関係者が、警察・警察OBと狭いのはこの場合、致し方あるまい。「人は嘘をつくけど、ブツ(物証)は嘘を吐かない」。この信念の下、一歩々々犯人に近づく米沢の姿は実直そのもの。一方、物語の進行の中で、米沢の漫画・ゲームおたくぶり、筋金入りのマヨラーぶり、ものぐさぶり等が披露されるのは笑いを誘う。そして、最後の決め手に悩む米沢に対し、"ゲスト出演"する右京が「落語」のヒントを出すのも粋である。 米沢の別れた妻の行方は気になるが、まずは楽しめる出来栄えになったのではないか。 | ||||
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米沢の雰囲気を楽しむには、それなりに良くできた作品だと思います。 ただ、最後の詰めでは 物証にこだわる鑑識なのにそれでいいのか? と首をかしげました。 2時間もあれば読破できる厚み(本も内容も)なのでミステリーとしてはあまり期待されない方が良いかと思います。 時々『二つならんだ双子ぼくろ』とか『1時間は時間をおいた』とか 武士の侍、馬から落ちて落馬して、的な文章が出てきます。 それが気になると、しんどい一冊です。 | ||||
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業者に踊らされているな・・・と思いながら買ってしまった。 相棒好きな自分としては出来が心配であったがそれなりに楽しめる出来。おそらく作者が相棒好きなのであろうことが想像できる。 で、本編はというと、脇役でありながら強烈な個性を出している米沢鑑識官の話であるのだが、これが良くできている。相棒劇場版のサブストーリーということで作られたものではあるけれども、映画に頼ることなくひとつの物語として完結している。しかも、他のキャラクターが出てくることは出てくるのだけれどもあくまで顔出し程度。 だから、相棒を良く知らなくてもある程度楽しめるかも・・・ ただ、やっぱり元が映像作品であり、アクの強いキャラだけに小説で読むだけではなんだか物足りない。 おそらく劇場版をテレビで放映するだろうからその際にはトレイラーとしてぜひ映像化してほしいものです | ||||
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