(短編集)
杉下右京の多忙な休日
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中編2編。私は「天空の殺意」が面白かった。「殺意」という表題にも意味が込められているのだな。 | ||||
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鳥飼否宇氏の変名名義による相棒のオリジナル小説シリーズの5作目だ。 今回は2編収録。 一話目はアラスカが舞台のネイチャリストの鳥飼氏ならではの熊を題材にしたミステリーだ。熊が主役と言ってもちゃんと本格ミステリーになっているのが氏らしい。 2話目は北海道が舞台のちょっと奇妙な死亡事故を描いた作品。 テレビシリーズとのシンクロとかはあまり意識せず、普通の鳥飼氏の短編ミステリーとして読める作品である。 | ||||
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ちゃんとドラマの続きで一人で旅行中に遭遇する事件で、二話とも同じ動物が出てくるが全然違うストーリーに魅了されました。 | ||||
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甲斐亨さんが逮捕され上司である杉下右京さんも連帯責任として停職となり、杉下右京さんはアメリカ合衆国アラスカ州のジュノーへ。 そこから学んだ経験を糧に北海道の知床へ。 レンタカーでそこで偶然あった警察官に検察され、「僕も同類の者でして何かありましたか?」と杉下右京らしい行動にそこから杉下右京さんの活躍がすごかったですねぇ。 杉下右京には休暇として訪ねたとしてもどこでも事件化にして本当にビンゴに当たって私からみたら杉下右京さんの休暇は一滴もないと思えました。 これをドラマ化にしてseason14に続いた方がもっと面白いと思いますね。 | ||||
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今年で放映15周年を迎え、国民的人気シリーズとなった刑事ドラマ『相棒』! そしてこちらも密かに人気シリーズとなった『相棒』の主人公である杉下右京の事件簿シリーズ第5弾! 今回も相棒不在時の杉下右京が単独で事件に挑む二部構成によるオリジナル小説である。 ・ 休職中に訪れたアラスカの田舎町で出没した人食い熊による死亡事故が発生!これまで3件の死亡事故が出ており、今回も事故死と断定された被害者の死に右京が疑念を抱く――第1話『哀しきグリズリー』 ・ 世界遺産となった北海道の知床連山で行われたトレイルランのレース中に網走刑務所からの脱獄犯が侵入した事を知り、地元警察に協力する事となった右京だが――第2話『天空の殺意』 時系列としては三代目(劇中では9人目)の相棒であった甲斐亨が特命係を去って、右京も無期限停職処分となった『season13』(最終話「ダークナイト」)から復職した現在『Season14』に至るまでの空白期間を描いた物語となっている。 第1話では、もはや定番となった異国の地での捜査だが(登場人物も右京以外は全員外国人)、被害者の人物像を知るうちに遺体状況から右京が同じ人食い熊に襲われた過去の被害者たちの状況と比較して疑念を抱く展開につながるのも基本に忠実な作りでよかったと思います。 ただ結論からいうと、真犯人の意外性や事件の真相が明らかになってもそれほど驚きに至らず、本作も動機付けや犯行トリックに関して工夫してよく練られているのだが、どうしても読者の目が肥えてくるせいか、物足りなさを感じるところがミステリーの難しいところだろう(ミステリー作家が苦悩するのはそういうところだ!)。 第2話では、レース開催中に脱獄犯が侵入した事を知り、競技者及び関係者に不安が高まる展開となるが、これに関して前作のレビューで述べた「登場人物たちのそれぞれの思惑が重なることによって加害者も予想だにしなかった自体を引き起こし、その結果思わぬ事件(悲劇)を招いてしまうというような『相棒』らしい展開が読みたかったと思います」という意見が反映されたのか(もしそうだったらチョット嬉しい! o(≧▽≦)o )、確かにそういう話になっていて面白く読めたのだが、ただネタバレ前提で申し訳ないが、上記の意見を反映するのならキーマンである脱獄犯も絡んでこないと面白味にかけるというのが正直なところだ。もっというと脱獄犯という闖入者のせいで当初の思惑(もしくは犯行計画)よりも想定外の事が起こって、その結果思わぬ展開(悲劇)を招いてしまったという展開にならないと物語的に盛り上がりに欠け、事件の規模自体がこじんまりしていていささか地味な印象を受けた。 例えば、近年の『相棒』の例でいうと『season11』の第5話「ID」『season12』の第7話「目撃証言」第14話「顔」第17話「ヒーロー」などがそのような展開であったように思います。参考までに。 著者自身もその事は重々承知されていると思うので次回に期待したいと思います。 | ||||
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