人形館の殺人

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評判

人形館の殺人の評価:

3.36/5点 レビュー 119件。 D ランク

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平均点3.36pt

Amazonレビュー一覧

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全127件 121〜127 7/7ページ
No.7
(5pt)

小説家としての資質

「新本格」というカテゴリーにくくられたミステリー作家の中で綾辻行人は一番「小説家としての資質」を持っていると私は思う。それはこの作品を読めば判るはずだ。「単なる謎解き」では終わらないこの作品は明らかに「本格ミステリー」の枠をはみ出している。ミステリーの枠でしか考えられない人間からすれば評価は低いだろうが、純文学や他ジャンルの作品を含めて考えれば紛う事なき傑作である。俺って、こういう掟破りが大好きなんだよねぇ~。えっへっへ。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.6
(5pt)

たしかに、厳密に考えると・・・

・・・難しいです。まず、読み終わって、「・・・え、そうなの?これでいいの?」と思いました。とにかく言えるのは、いろいろな意味で「怖い話」ではあるということ。そして、この小説は、「誰が犯人であったのか、そして、何故その人物が犯人であったのか」という一点=犯人像において、二重のタブーを犯していると言えます。このことは恐らく最後まで読めばおわかり頂けると思います。従って、読み終わってから、「これは果たして「推理小説」なのだろうか?」と疑問に思う人もいると思います。私もそう思いました。確かに推理小説たるためには、やってはいけないことは色々あると思いますが、しかし、普通に読んでいれば、(鋭い人ならば途中でネタバレかもしれませんが)一応謎解きではあります。そして、急転直下全てが判明する瞬間を待つしかありません(ちなみに、私はかなり鈍いのか、犯人は最後までわかりませんでした)。話がわからなかったということではないので、カタルシスがなかったわけではない。少なくとも、わかってみると、島田潔は何だったのよ!と思います(こういう探偵の扱われ方もありなんでしょうか。是非はともかく、かなり変わっています!)。真相が明らかになってもなお、その行動が謎を残す人物がいるわけで・・・。なので、もし、真相が書かれた通りのものでないとすれば、この小説は完全犯罪の物語になります。)この小説の、普通の「推理」小説とはいえないかもしれないいくつかの要素について、その「是非」は判じないことにしますが、とにかく、普通の推理小説とは言えません。普通の推理小説のつもりで読んでも、(中には読み終わってから腹を立てる人がいるかもしれませんが)程度の差はあれ驚かされる事は確かです。また、怖さや異常さを期待して読んでも、満たされるとは思います。非常に抽象的になってしまいましたが、全てばらしてしまっては仕方ないので、ここまで。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163
No.5
(5pt)

たしかに、厳密に考えると・・・

・・・難しいです。まず、読み終わって、「・・・え、そうなの?これでいいの?」と思いました。とにかく言えるのは、いろいろな意味で「怖い話」ではあるということ。そして、この小説は、「誰が犯人であったのか、そして、何故その人物が犯人であったのか」という一点=犯人像において、二重のタブーを犯していると言えます。このことは恐らく最後まで読めばおわかり頂けると思います。従って、読み終わってから、「これは果たして「推理小説」なのだろうか?」と疑問に思う人もいると思います。私もそう思いました。確かに推理小説たるためには、やってはいけないことは色々あると思いますが、しかし、普通に読んでいれば、(鋭い人ならば途中でネタバレかもしれませんが)一応謎解きではあります。そして、急転直下全てが判明する瞬間を待つしかありません(ちなみに、私はかなり鈍いのか、犯人は最後までわかりませんでした)。話がわからなかったということではないので、カタルシスがなかったわけではない。少なくとも、わかってみると、島田潔は何だったのよ!と思います(こういう探偵の扱われ方もありなんでしょうか。是非はともかく、かなり変わっています!)。真相が明らかになってもなお、その行動が謎を残す人物がいるわけで・・・。なので、もし、真相が書かれた通りのものでないとすれば、この小説は完全犯罪の物語になります。)この小説の、普通の「推理」小説とはいえないかもしれないいくつかの要素について、その「是非」は判じないことにしますが、とにかく、普通の推理小説とは言えません。普通の推理小説のつもりで読んでも、(中には読み終わってから腹を立てる人がいるかもしれませんが)程度の差はあれ驚かされる事は確かです。また、怖さや異常さを期待して読んでも、満たされるとは思います。非常に抽象的になってしまいましたが、全てばらしてしまっては仕方ないので、ここまで。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.4
(4pt)

新本格の転回点

従来の館ものからあまりにも逸脱した本書は、名探偵島田潔すら狂言廻しと化すことにより、<私>=<他者>であるという分裂病を表現したものとなっている。本書が新本格におけるニューロティックを志向する一連の動きの一環或は源流であることは間違いなく、ここに綾辻のみならず様々なジャンルの可能性が胎動している。しかしその新本格における本書の位置付けとミステリとしての完成度はおのずと異なるものであり、本書はその重要性にもかかわらずやや物足りない。それは犯罪の状況が明確にある一点をさしており、興味があるとすれば島田潔がどのような形で登場するかであった。その意味でいえば及第なのだろうが、あまりに強固な<私>によって最初から半ばネタはばれているのである。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163
No.3
(4pt)

新本格の転回点

従来の館ものからあまりにも逸脱した本書は、名探偵島田潔すら狂言廻しと化すことにより、<私>=<他者>であるという分裂病を表現したものとなっている。本書が新本格におけるニューロティックを志向する一連の動きの一環或は源流であることは間違いなく、ここに綾辻のみならず様々なジャンルの可能性が胎動している。しかしその新本格における本書の位置付けとミステリとしての完成度はおのずと異なるものであり、本書はその重要性にもかかわらずやや物足りない。それは犯罪の状況が明確にある一点をさしており、興味があるとすれば島田潔がどのような形で登場するかであった。その意味でいえば及第なのだろうが、あまりに強固な<私>によって最初から半ばネタはばれているのである。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.2
(5pt)

衝撃的な本格推理小説!

緻密に組み立てられたプロットと、 その本格派で重厚な雰囲気は、正に綾辻行人の最高傑作です。斬新で新鮮なトリック・衝撃的な結末は圧巻です。 おすすめです。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163
No.1
(5pt)

衝撃的な本格推理小説!

緻密に組み立てられたプロットと、 その本格派で重厚な雰囲気は、正に綾辻行人の最高傑作です。斬新で新鮮なトリック・衝撃的な結末は圧巻です。 おすすめです。
人形館の殺人 (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206