人形館の殺人

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評判

人形館の殺人の評価:

3.36/5点 レビュー 119件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.36pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全127件 101〜120 6/7ページ
No.27
(5pt)

すごくが好き!

このシリーズで上位に入るほど好きなひとつ。
綾辻さんの中でも異色です。
私は最後まで犯人が分からず、すごく驚いた記憶があります。
読んだことない人は読んでみて下さい。好き嫌いは分かれると思いますが、私は勧め。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.26
(5pt)

すごくが好き!

このシリーズで上位に入るほど好きなひとつ。
綾辻さんの中でも異色です。
私は最後まで犯人が分からず、すごく驚いた記憶があります。
読んだことない人は読んでみて下さい。好き嫌いは分かれると思いますが、私は勧め。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163
No.25
(4pt)

サイコサスペンス色が濃厚な異色作

入院生活を経て、養母と共に亡父が残した京都
の屋敷〈人形館〉に移り住んだ画家の飛龍想一。
彫刻家だった亡父が遺した奇怪な女性のマネキン人形――のっぺらぼうで、
体の一部が欠損している――が所々に飾られているその屋敷には、管理人
の老夫婦と、三人の下宿人が住んでいた。
やがて、屋敷の近所で子どもを標的にした連続通り魔殺人が発生し、想一
の身の回りでは、何者かの明白な悪意にもとづく暴挙が立て続けに起きる。
それと並行して、封印されていた忌まわしい記憶を少しずつ思い出してきた
想一は、自分の過去の罪と、自分の命を狙う者の存在を自覚するようになり、
友人の島田潔に助けを求めようとするが……。
本格ミステリというよりは、サイコサスペンスと称すべき本作。
おそらく本作を読んだ大多数の読者は、メインのネタ
が××××であることには、すぐ気づいたと思います。
しかし、“○○=●●”まで見抜けた人は、ぐっと数が減るのではないでしょうか。
真相の八割を敢えて分かりやすくすることで、残り
の二割を隠蔽する――というのが作者の狙いです。
本作には〈館〉シリーズの設定――探偵役は島田潔、〈館〉には
中村青司の“からくり趣味”が反映されているなど――を逆手に
取った仕掛けが施されており、シリーズ読者ほど、そのトリック
にひっかかってしまいます(逆にいえば、非シリーズ読者には、
何の効力もないw)。そういった意味で本作は、シリーズの中に
位置づけられてはじめて意義のある作品なので、くれぐれも本作
から〈館〉シリーズを読まないでください。驚きが半減してしまいます。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163
No.24
(4pt)

サイコサスペンス色が濃厚な異色作

入院生活を経て、養母と共に亡父が残した京都
の屋敷〈人形館〉に移り住んだ画家の飛龍想一。
彫刻家だった亡父が遺した奇怪な女性のマネキン人形――のっぺらぼうで、
体の一部が欠損している――が所々に飾られているその屋敷には、管理人
の老夫婦と、三人の下宿人が住んでいた。
やがて、屋敷の近所で子どもを標的にした連続通り魔殺人が発生し、想一
の身の回りでは、何者かの明白な悪意にもとづく暴挙が立て続けに起きる。
それと並行して、封印されていた忌まわしい記憶を少しずつ思い出してきた
想一は、自分の過去の罪と、自分の命を狙う者の存在を自覚するようになり、
友人の島田潔に助けを求めようとするが……。
本格ミステリというよりは、サイコサスペンスと称すべき本作。
おそらく本作を読んだ大多数の読者は、メインのネタ
が××××であることには、すぐ気づいたと思います。
しかし、“○○=●●”まで見抜けた人は、ぐっと数が減るのではないでしょうか。
真相の八割を敢えて分かりやすくすることで、残り
の二割を隠蔽する――というのが作者の狙いです。
本作には〈館〉シリーズの設定――探偵役は島田潔、〈館〉には
中村青司の“からくり趣味”が反映されているなど――を逆手に
取った仕掛けが施されており、シリーズ読者ほど、そのトリック
にひっかかってしまいます(逆にいえば、非シリーズ読者には、
何の効力もないw)。そういった意味で本作は、シリーズの中に
位置づけられてはじめて意義のある作品なので、くれぐれも本作
から〈館〉シリーズを読まないでください。驚きが半減してしまいます。
人形館の殺人 (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206
No.23
(4pt)

サイコサスペンス色が濃厚な異色作

入院生活を経て、養母と共に亡父が残した京都
の屋敷〈人形館〉に移り住んだ画家の飛龍想一。
彫刻家だった亡父が遺した奇怪な女性のマネキン人形――のっぺらぼうで、
体の一部が欠損している――が所々に飾られているその屋敷には、管理人
の老夫婦と、三人の下宿人が住んでいた。
やがて、屋敷の近所で子どもを標的にした連続通り魔殺人が発生し、想一
の身の回りでは、何者かの明白な悪意にもとづく暴挙が立て続けに起きる。
それと並行して、封印されていた忌まわしい記憶を少しずつ思い出してきた
想一は、自分の過去の罪と、自分の命を狙う者の存在を自覚するようになり、
友人の島田潔に助けを求めようとするが……。
本格ミステリというよりは、サイコサスペンスと称すべき本作。
おそらく本作を読んだ大多数の読者は、メインのネタ
が××××であることには、すぐ気づいたと思います。
しかし、“○○=●●”まで見抜けた人は、ぐっと数が減るのではないでしょうか。
真相の八割を敢えて分かりやすくすることで、残り
の二割を隠蔽する――というのが作者の狙いです。
本作には〈館〉シリーズの設定――探偵役は島田潔、〈館〉には
中村青司の“からくり趣味”が反映されているなど――を逆手に
取った仕掛けが施されており、シリーズ読者ほど、そのトリック
にひっかかってしまいます(逆にいえば、非シリーズ読者には、
何の効力もないw)。そういった意味で本作は、シリーズの中に
位置づけられてはじめて意義のある作品なので、くれぐれも本作
から〈館〉シリーズを読まないでください。驚きが半減してしまいます。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.22
(5pt)

綾辻行人が生み出した最も哀しい“犯人”

賛否両論分かれる作品ですが、私はこの『人形館の殺人』が一番好きです。
これほどまでに哀しい“犯人”がいたでしょうか?

話は、飛龍想一の身に降りかかる事件と連続児童殺害事件とが並行して進行していきます。
この二つの事件のそれぞれの“犯人”は作中で明らかにされ、いちおう話は終結するのですが……。
終末に前者の事件の“裏の犯人”(罪を犯してもいないのに犯人はおかしいですが)的なものを暗に仄めかす描写があるのです。
作中の文章は想一の一人称で語られていきます。これは想一の心情を仔細に描くため、そして、他の登場人物、殊に“裏の犯人”の心情を読者に汲み取って欲しいがためと思われます。
しかし、そこまでは語られていないため飽くまで私の感想まで。

最後に…
ドミノの一つを倒すと全部が倒れてしまうように、自殺の途への僅かな煽動をし、それを最期までただ眺めているだけの者はどんな気持ちなのだろうか?
唯、一つだけ言えることはその者の心中には確かな《悪意》が在り、裁かれることは無いということだ。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.21
(5pt)

綾辻行人が生み出した最も哀しい“犯人”

賛否両論分かれる作品ですが、私はこの『人形館の殺人』が一番好きです。
これほどまでに哀しい“犯人”がいたでしょうか?

話は、飛龍想一の身に降りかかる事件と連続児童殺害事件とが並行して進行していきます。
この二つの事件のそれぞれの“犯人”は作中で明らかにされ、いちおう話は終結するのですが……。
終末に前者の事件の“裏の犯人”(罪を犯してもいないのに犯人はおかしいですが)的なものを暗に仄めかす描写があるのです。
作中の文章は想一の一人称で語られていきます。これは想一の心情を仔細に描くため、そして、他の登場人物、殊に“裏の犯人”の心情を読者に汲み取って欲しいがためと思われます。
しかし、そこまでは語られていないため飽くまで私の感想まで。

最後に…
ドミノの一つを倒すと全部が倒れてしまうように、自殺の途への僅かな煽動をし、それを最期までただ眺めているだけの者はどんな気持ちなのだろうか?
唯、一つだけ言えることはその者の心中には確かな《悪意》が在り、裁かれることは無いということだ。
人形館の殺人 (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206
No.20
(5pt)

綾辻行人が生み出した最も哀しい“犯人”

賛否両論分かれる作品ですが、私はこの『人形館の殺人』が一番好きです。
これほどまでに哀しい“犯人”がいたでしょうか?
話は、飛龍想一の身に降りかかる事件と連続児童殺害事件とが並行して進行していきます。
この二つの事件のそれぞれの“犯人”は作中で明らかにされ、いちおう話は終結するのですが……。
終末に前者の事件の“裏の犯人”(罪を犯してもいないのに犯人はおかしいですが)的なものを暗に仄めかす描写があるのです。
作中の文章は想一の一人称で語られていきます。これは想一の心情を仔細に描くため、そして、他の登場人物、殊に“裏の犯人”の心情を読者に汲み取って欲しいがためと思われます。
しかし、そこまでは語られていないため飽くまで私の感想まで。
最後に…
ドミノの一つを倒すと全部が倒れてしまうように、自殺の途への僅かな煽動をし、それを最期までただ眺めているだけの者はどんな気持ちなのだろうか?
唯、一つだけ言えることはその者の心中には確かな《悪意》が在り、裁かれることは無いということだ。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163
No.19
(4pt)

正統な「館」シリーズ

犯人を当てて楽しむ本ではない気がする、この手に慣れ始めた人ならすぐオチが読めるだろうし。
推理小説という大前提に構えて、シリーズを通して読んできた読者の、
心の中にある「ちょっとした油断」を上手く翻弄した、これぞ正統な「館」シリーズに思う。
ぜひ、発行順に読んで頂きたい。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.18
(4pt)

正統な「館」シリーズ

犯人を当てて楽しむ本ではない気がする、この手に慣れ始めた人ならすぐオチが読めるだろうし。
推理小説という大前提に構えて、シリーズを通して読んできた読者の、
心の中にある「ちょっとした油断」を上手く翻弄した、これぞ正統な「館」シリーズに思う。
ぜひ、発行順に読んで頂きたい。
人形館の殺人 (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206
No.17
(4pt)

正統な「館」シリーズ

犯人を当てて楽しむ本ではない気がする、この手に慣れ始めた人ならすぐオチが読めるだろうし。
推理小説という大前提に構えて、シリーズを通して読んできた読者の、
心の中にある「ちょっとした油断」を上手く翻弄した、これぞ正統な「館」シリーズに思う。
ぜひ、発行順に読んで頂きたい。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163
No.16
(4pt)

確かに『館』シリーズの異作かも・・・・・・

綾辻行人さんの『館』シリーズの第四弾。

京都の風情豊かな古風な町並みの一つに建てられた『緑影荘』と言う名のアパート、そしてそれに連接した飛竜家。

その中には主人公『飛竜想一』の今は亡き父親『飛竜高洋』の遺したマネキン、『人形』達が集まっていた。それ故その館は『人形館』と呼ばれていた。その人形館を中心にして主人公の周りで起こる不可解な謎。

謎の放火や、鍵を持った自分以外が出入りすることの出来ないアトリエ内への悪戯、周辺の子供の連続殺人、そして主人公『飛竜想一』自身を苦しませる封印されし黒い思い出。

それらが結び付けられる一つの真実、結末とは一体何なのか?

一応、『館』シリーズなのですが、他の皆さんが申しておられるとおりこの作品は、一種の番外編なのではないでしょうか?

その理由はネタバレになるのでここでは言えませんが、それでも綾辻行人の持つ『幻想性』を味わうには充分なのではないでしょうか?

人形館を中心とした謎の数々、そして『飛竜想一』の精神的に追い詰められていく様子は、正に自分がその場に居合わせている、と言った錯覚さえ呼び起こします。

確かに異質であることは否めません。本格推理小説としてどうなのだ、と言った声が聴かれるのも最もかもしれません。

それでも、本格かどうか?推理小説としてどうか?と言った言葉はその人によって感じ方は全く変わってきます。自分の中ではこれも広義的に本格推理の一つであると確信しています。

ミステリを楽しむ、そして自分の中の『ミステリ』を見つめなおすと言う意味も込めて、ぜひ一読を。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.15
(4pt)

確かに『館』シリーズの異作かも・・・・・・

綾辻行人さんの『館』シリーズの第四弾。

京都の風情豊かな古風な町並みの一つに建てられた『緑影荘』と言う名のアパート、そしてそれに連接した飛竜家。

その中には主人公『飛竜想一』の今は亡き父親『飛竜高洋』の遺したマネキン、『人形』達が集まっていた。それ故その館は『人形館』と呼ばれていた。その人形館を中心にして主人公の周りで起こる不可解な謎。

謎の放火や、鍵を持った自分以外が出入りすることの出来ないアトリエ内への悪戯、周辺の子供の連続殺人、そして主人公『飛竜想一』自身を苦しませる封印されし黒い思い出。

それらが結び付けられる一つの真実、結末とは一体何なのか?

一応、『館』シリーズなのですが、他の皆さんが申しておられるとおりこの作品は、一種の番外編なのではないでしょうか?

その理由はネタバレになるのでここでは言えませんが、それでも綾辻行人の持つ『幻想性』を味わうには充分なのではないでしょうか?

人形館を中心とした謎の数々、そして『飛竜想一』の精神的に追い詰められていく様子は、正に自分がその場に居合わせている、と言った錯覚さえ呼び起こします。

確かに異質であることは否めません。本格推理小説としてどうなのだ、と言った声が聴かれるのも最もかもしれません。

それでも、本格かどうか?推理小説としてどうか?と言った言葉はその人によって感じ方は全く変わってきます。自分の中ではこれも広義的に本格推理の一つであると確信しています。

ミステリを楽しむ、そして自分の中の『ミステリ』を見つめなおすと言う意味も込めて、ぜひ一読を。
人形館の殺人 (講談社ノベルズ) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社ノベルズ)より
4061814206
No.14
(4pt)

確かに『館』シリーズの異作かも・・・・・・

綾辻行人さんの『館』シリーズの第四弾。
京都の風情豊かな古風な町並みの一つに建てられた『緑影荘』と言う名のアパート、そしてそれに連接した飛竜家。
その中には主人公『飛竜想一』の今は亡き父親『飛竜高洋』の遺したマネキン、『人形』達が集まっていた。それ故その館は『人形館』と呼ばれていた。その人形館を中心にして主人公の周りで起こる不可解な謎。
謎の放火や、鍵を持った自分以外が出入りすることの出来ないアトリエ内への悪戯、周辺の子供の連続殺人、そして主人公『飛竜想一』自身を苦しませる封印されし黒い思い出。
それらが結び付けられる一つの真実、結末とは一体何なのか?
一応、『館』シリーズなのですが、他の皆さんが申しておられるとおりこの作品は、一種の番外編なのではないでしょうか?
その理由はネタバレになるのでここでは言えませんが、それでも綾辻行人の持つ『幻想性』を味わうには充分なのではないでしょうか?
人形館を中心とした謎の数々、そして『飛竜想一』の精神的に追い詰められていく様子は、正に自分がその場に居合わせている、と言った錯覚さえ呼び起こします。
確かに異質であることは否めません。本格推理小説としてどうなのだ、と言った声が聴かれるのも最もかもしれません。
それでも、本格かどうか?推理小説としてどうか?と言った言葉はその人によって感じ方は全く変わってきます。自分の中ではこれも広義的に本格推理の一つであると確信しています。
ミステリを楽しむ、そして自分の中の『ミステリ』を見つめなおすと言う意味も込めて、ぜひ一読を。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163
No.13
(5pt)

前作から一転

館シリーズを初めて離れた『緋色の囁き』を挟んでのシリーズ4作目は、その『緋色』の影響を色濃く受けており、それまでの館シリーズの謎解きゲーム的感覚とは大きく離れた、暗い叙情を感じさせる作品となっています。『緋色』同様、不安感や焦燥感の描写が前面に出ており、全体を暗い雰囲気が支配しています。病弱な主人公の弱気な姿勢からは、なんとなく横溝正史の『蔵の中』を思い出しました。
それにしても、トリックのてんこ盛りだった『迷路館の殺人』から一転して、この作品ではトリックがたったひとつしか用意されていません。前作を気に入って本作に臨んだ私のような読者は、その違いに大いに驚かされることになります。賛否両論があることは理解できますが、私はその作者の勇気に感銘を受けました。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163
No.12
(5pt)

前作から一転

館シリーズを初めて離れた『緋色の囁き』を挟んでのシリーズ4作目は、その『緋色』の影響を色濃く受けており、それまでの館シリーズの謎解きゲーム的感覚とは大きく離れた、暗い叙情を感じさせる作品となっています。『緋色』同様、不安感や焦燥感の描写が前面に出ており、全体を暗い雰囲気が支配しています。病弱な主人公の弱気な姿勢からは、なんとなく横溝正史の『蔵の中』を思い出しました。
それにしても、トリックのてんこ盛りだった『迷路館の殺人』から一転して、この作品ではトリックがたったひとつしか用意されていません。前作を気に入って本作に臨んだ私のような読者は、その違いに大いに驚かされることになります。賛否両論があることは理解できますが、私はその作者の勇気に感銘を受けました。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.11
(5pt)

悲しい

綾辻の館シリーズは全部読みましたが、やはりこの『人形館』が一番好きです。この『犯人』は、あまりにも悲しい。そこはかとない、目に見えない程の人間の悪意というものは、怖い。『犯人』の周りの人間との繋がりはあまりにも不器用で、そして切実だ。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.10
(4pt)

結末に疑問を感じるが・・・

新書の方でも出ていますが内容は一緒です。綾辻行人の”館”シリーズの一つ、中村青司の設計した館を舞台に殺人が起き、名探偵、島田潔が活躍(活躍かな?)するシリーズですが、今作は今までの”館”シリーズとは異なる結末を迎えます・・・若干、こじ付けのような感もありますが、中々面白いです。他にも”十角館の殺人””水車館の殺人””迷路館の殺人””時計館の殺人””黒猫館の殺人”など、どれも面白いので是非、お読み下さい。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163
No.9
(4pt)

結末に疑問を感じるが・・・

新書の方でも出ていますが内容は一緒です。綾辻行人の”館”シリーズの一つ、中村青司の設計した館を舞台に殺人が起き、名探偵、島田潔が活躍(活躍かな?)するシリーズですが、今作は今までの”館”シリーズとは異なる結末を迎えます・・・若干、こじ付けのような感もありますが、中々面白いです。他にも”十角館の殺人””水車館の殺人””迷路館の殺人””時計館の殺人””黒猫館の殺人”など、どれも面白いので是非、お読み下さい。
人形館の殺人 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 (講談社文庫)より
4061853880
No.8
(5pt)

小説家としての資質

「新本格」というカテゴリーにくくられたミステリー作家の中で綾辻行人は一番「小説家としての資質」を持っていると私は思う。それはこの作品を読めば判るはずだ。「単なる謎解き」では終わらないこの作品は明らかに「本格ミステリー」の枠をはみ出している。ミステリーの枠でしか考えられない人間からすれば評価は低いだろうが、純文学や他ジャンルの作品を含めて考えれば紛う事なき傑作である。俺って、こういう掟破りが大好きなんだよねぇ~。えっへっへ。
人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21) Amazon書評・レビュー: 人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)より
4062767163