(短編集)

蝶々殺人事件

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

蝶々殺人事件の評価:

4.04/5点 レビュー 26件。 B ランク

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平均点4.04pt

Amazonレビュー一覧

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全43件 41〜43 3/3ページ
No.3
(5pt)

「本陣殺人事件」――純日本家屋で起きた密室殺人

名家の婚礼初夜、離れで寝ていた新郎新婦が殺害された。
離れの建物にはしっかりと戸締りがなされ、しかも、
周囲は雪で覆われており、いわば二重の密室状態だった。
にもかかわらず、犯人が立ち去った足跡は見当たらず、
凶器の日本刀のみが離れの外に残されていた……
大掛かりで複雑な機械トリックが特徴の本作。
普段ミステリを読まない人が、本作を読めば、犯人のあまりに旧弊な犯行動機も含め、
「なんでわざわざ、そんなことすんの?」と思うんじゃないでしょうか(w
しかし、ミステリ的にみれば、純日本家屋の中で、あくまで「和」の道具立て(琴、
日本刀、鎌など)によって密室を構成してみせた本作の歴史的意義は大きいです。
そして、そうした日本的なモノがそれぞれに帯びる象徴性が捨象され、単純な機能に
解体されることによってトリックとして再構成されるメカニズムこそ、ミステリの勘所です。
我々は、横溝作品といえばつい、おどろおどろしさや猟奇性ばかりをイメージしますが、
あくまでそれは演出の一面にすぎず、伝統的な和の意匠が、ことごとく抽象的なロジック
へと還元されていく、ギャップや異化効果にこそ、その真骨頂があるといえます。
横溝正史自選集〈1〉本陣殺人事件/蝶々殺人事件 Amazon書評・レビュー: 横溝正史自選集〈1〉本陣殺人事件/蝶々殺人事件より
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No.2
(4pt)

トランクと砂

 「蝶々殺人事件」「蜘蛛と百合」「薔薇と鬱金香」の3編が収められている。
 いずれも由利先生と三津木記者が活躍する。
 「蝶々殺人事件」は戦後まもなく横溝が再起をかけて執筆したもの。、『本陣殺人事件』と同時期に書かれた長編。
 なかなか良く出来たトリックで、プロットとも完全に融合しているし、細かな工夫も素晴らしい。横溝の傑作のひとつと言えるだろう。
 「蜘蛛と百合」と「薔薇と鬱金香」は、戦前の作。ロマンスにスリリングな味付けをしたような味わいで、出来はいまひとつ。
蝶々殺人事件 (角川文庫 緑 304-9) Amazon書評・レビュー: 蝶々殺人事件 (角川文庫 緑 304-9)より
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No.1
(3pt)

楽器の……

テレビ横溝正史シリーズ獄門島では金田一耕助が解決したことになっているが、それは大嘘で実は白髪の由利探偵が解決している。 先日他の作家の作品でバラバラ死体をピアノに隠すというものがあったが××××××のケースね。よく考えたものだ。
蝶々殺人事件 (角川文庫 緑 304-9) Amazon書評・レビュー: 蝶々殺人事件 (角川文庫 緑 304-9)より
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