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闇の貴族
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闇の貴族の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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一気に読みました。 ある程度予想できる展開ではありましたが、それを上回るラストでした。 救いのある話ではないけれど、理不尽ななかで取れる最善のラストだったように思います。 加賀は確かに汚い男ですが、幼少期の家庭環境がもう少し良ければこんなことにはならなかったのかもしれませんね。 何でもかんでも家庭環境に理由を求めるのはあまり好きではありませんが、一方的に親を恨む展開ではなかったのがうまいな、と思いました。 全体的にスリリングで、伏線もきちんと回収されて清々しいのでスッキリ読むことができました。 描写もグロさはあまり感じませんでした。 ストーリーは☆5つつけたいです。 ただ。 非常に細かいことなのですが、「映画館の扉並みの大きさだ」というように、「〜並みの…だ」という表現があまりに多すぎて引っ掛かります。 3ページに一度出てくるなんてことはザラです。 もっと表現の仕方はあると思うのですが…。 この傾向は他の作品でも顕著な(特に『カリスマ』では激しい)ため、どうにか工夫していただけたらなあ、と思っています。 細かいことを言いましたが、私はこれからも新堂作品を読み続けるでしょう。 | ||||
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初期新堂作を楽しめる内容の本作は、「忘れ雪」「僕の行く道」を読んで、本作をとると、違った意味で衝撃を受けるでしょう。 しかし、作家新堂氏の原点は本作と「血塗られた神話」にほとんど秘められています。意外とは思いますが、この2作には後の純愛路線の原点のような描写も多々あります。作家新堂氏の創作ワールドを知りたいならまずは原点のこの2作の読破をおすすめします。 | ||||
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講談社ノベルズで450ページもある本作と470ページ以上ある「ろくでなし」その半分ほどの「血塗られた神話」この3作品が本棚に並んでいるのを見てなつかしさを感じる。それほど今の新堂作品とは違いがある。「闇の貴族」はその後の「溝鼠」のリアルな汚さの布石になっているかもしれない。主人公加賀の冷静に事を進めていく面白みもさることながらリアルな裏社会の様にニヤリとしてしまう。微笑してしまう貴方、結構ワルですね・・。順調にみえる事の運び、それが、最後には・・・。 | ||||
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