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(短編集)
臨場
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臨場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全87件 1~20 1/5ページ
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さすがの横山氏の作品でした。 楽しみました。 | ||||
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8つの短編からなっています。検視官の倉石は,誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」とくつがえしてきました。上司にも媚びへつらいすることなく,ため口で話します。倉石の見立ては,遺体の検分はもちろん現場の空間の臭いや室内にあるもののちょっとした不自然さに目を向けて結論を出しています。たとえば「この部屋には老人臭がしない。日頃から家族がていねいに世話をしている証拠だ。よって,家族が老人を疎ましく思い殺害するなどということは考えられない」う~ん。なるほどそうですよね。納得。読者もその一文ではっとさせられます。そういう見方は小説の中だけの話ではなく,わたしたちの普段の生活や仕事でも重要な示唆となります。「木を見て森を見ず」という諺もあります。常識にとらわれず,様々な視点から物事を考えたり,観察することの大切さを教えてくれます。そうすると人の気持ちも自ずと分かってくるでしょう。 | ||||
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もう他の小説は読めない、と思う程、感動した。それにしてもあのテレビドラマの方は酷い。あのドラマと原作では余りにも違う。脚本家の理解力を疑う。原作の素晴らしさを薄っぺらなはみ出しデカ物語にしてしまった。第三の時効は逆だった。ドラマが良くて思わず原作を読んだ。やはり原作の方が良かったけど臨場の様な酷い脚色は無かった。 | ||||
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とてもきれいに梱包されていた。勿論本自体もきれいだった | ||||
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こうも読者の興味や感動までも与えてくれるのだろうか。 一行一行に埋められた数々の一文字一文字。 時には当てはまる事が無いであろう私の過去をも引き出し記憶を呼び起こさせる巧みな表現。 感動しました。 | ||||
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一番面白いと思ったのは最初の「赤い名刺」でした。続く七編で倉石という人物が良くわかってくるが、このような桁外れな人物が本当にいるなら一度お会いしたいなあと思いました。 | ||||
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読んでいてとても面白かった。次は長編が読みたくなりました。 おそらくどの作品も面白いのだろうと想像します。 | ||||
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何度も何度も読み返している作品です。特に最後のお話は毎回ラストで流されています。 | ||||
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横山作品はほとんど読んでいます。実は私はミステリーは、長編‼︎と思い込んでいました。でも、横山秀夫さんは、知っているけど、短編だしと、手を出さなかったのですが、この作品の臨場というタイトルと、検死官という職業に惹かれて、読みました。それからは、横山作品全部を読破しましたが、どの作品がおススメと尋ねられたら、私は迷わず、臨場をオススメします。確かに他の作品も、さすがと思いますが、これほど、主人公の人間性に惹かれた作品はありません。 | ||||
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著者の警察モノは好きなのですが、これは一番。 あっと言う間に読んでしまいました。 ドラマとはイメージが違う(痩せたヤクザ顔)のですが、内野聖陽でも 合う様に思います。ドラマも観てみたくなりました。 | ||||
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短編小説は、おとしどころが難しい。少し 言葉が足りなくて、読み手に余韻を与えてくれるところが上手いと思う。そして、最後はかならず謎が解けて主人公に明日が見えるという書き方も好感がもてる。テレビドラマがきっかけで読んでみたが楽しく読めた。 | ||||
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映画を観た記憶はあるものの内容を全然、覚えていなかった為、原作を読みたくなりました。 思いもよらぬ展開でとてもたのしむ。また短編なので読み易かったです。 | ||||
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長編だとどうしても倉石の生い立ちがどうとかという話にもなってしまうでしょうが、連作短編なら宝石の輝きを一瞬光らせて次の話に移る。こういうの好きです。 続きを是非読みたいけどないでしょうね。 | ||||
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横山先生の作品は登場人物が生き生きとしていますが、中でも臨場はおすすめしたい作品です。 | ||||
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首吊り死体が出た時、それを自殺か殺しか判断を検視管に判断を委ねる。終身検視官を選んだ男がいる。その見習い中の男がいる。これは、かなりのめり込んで読んだ | ||||
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感情に訴えかけてくる何か。表現の巧みさ、緻密なストーリー構成。エンターテイメントとして完成度が高い作品郡です。 | ||||
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別の本を先に読もうか、迷った。 短編集なので、1編だけ読んでみるつもりが、止められなくなった。 倉石検視官のキャラクターが、この物語を高みへ誘っている。 細部まで練られたストーリーが描かれており、 誰もが見逃している些細なことから、真実を読み取っていく。 相手が死体のため、物的証拠のみが頼りで、そこがまた面白い。 どれも面白いが、中でも、 鉢植えの女 真夜中の調書 が最高だ。 「鉢植えの女」で高嶋を登場させることにより、倉石検視官が より際立った! B型とO型からA型が生まれる、 というのは、初耳だった。 調べてみたら、実際にあるらしい。 この事実を知り、「真夜中の調書」を構想したと思うが、見事なストーリーだ! TVドラマにもなり、見てみたが、 少し変えている所があり、原作程 面白くなかった。 | ||||
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警察組織の特異点ともいうべき終身検視官「倉石」という設定について、つくりすぎの懸念がありましたが、ただの懸念だったようです。 倉石が前面に出ることなく、事件の背景や他の登場人物の心情が丁寧に紐解かれていくので、違和感なく本書の世界観に馴染め、 とても読みごたえがありました。 途切れ途切れ読むのではなく、まとまった時間を確保して一気に読み切りたい本です。 | ||||
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今更ですが、横山秀夫にはまってます。 たぶん、この作家はドストエフスキーをオマージュしてるのではないでしょうか。人間の精神世界を見事に描いていて、読みごたえ抜群! 「一番堅いブツを疑え」はサラリーマンとしても大事にしようと思います。 | ||||
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表に出てこない職種に光を当てているところに引き込まれた。考え方・手法の違いでどんでん返しをする主人公に胸がスカッとした。 | ||||
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