氷菓

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評判

氷菓の評価:

3.57/5点 レビュー 190件。 B ランク

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平均点3.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全194件 161〜180 9/10ページ
No.34
(4pt)

無難な出来だが

一応古典部シリーズなので、日常の謎だけでなく、33年前の古典部文集をヒントに過去の謎も追う展開になっている。このシリーズは初体験だったので、最初に出てきた謎にはちょっと首をひねってしまったが、大小さまざまな謎が出てくるにつれ面白くなっていった。

 省エネをモットーとする主人公は、高校生らしからず、やらなくて済むことはやらないという”灰色”の高校生生活を送ろうとしているところに、海外放浪中の姉から手紙が来る。古典部に入るべし。部員がおらず廃部寸前の古典部に入ってどうするのか疑問に思いながらも、入部届けを出し部室に向かう・・・。

 青春ミステリーというほどの華々しさはないのだけれど、33年前の謎を追う過程は面白く、限られた資料だけで頭をフル回転させてあれこれ議論する4人はなかなかいいキャラクターだ。そして最後に明らかになる文集「氷菓」の意味。これには途中で気がついたけれど、なかなかひねりのある作品で面白かったな。次も読んでみたい。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.33
(3pt)

説明が丁寧な作品

今まで何に対してもやる気を見せなかった少年が、
古典部の仲間と33年前に起きた事件を推理することを通して、
少し成長するという内容です。

非常に読みやすく、推理の説明がとても丁寧で
ミステリを読まない人でも気軽に手を出せる作品だと思います。
また、登場人物のキャラクターも個人的には好みです。

ただ、ミステリの部分は無難で、良く言えば高校生が解いているという意味で現実味はありますが、
やはりミステリをよく読む人には物足りないかと思いました。



氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.32
(4pt)

「古典部」シリーズ第1弾。ライトのベルとして秀逸なのに、タイトル、装丁で損をした作品

米澤穂信氏のデビュー作にして、「古典部」シリーズ第1弾。省エネをポリシーとする折木奉太郎が、アグレッシブな姉に脅されて入部した「古典部」。何をするのか全くわからない部活でであった千反田えるの「私は気になります」に引きずられて日常の謎を解決してゆく。本作では千反田の叔父、関谷の謎を解明してゆく訳だが、最終的には関係者から事の顛末が明かされること、氷菓の意味がだじゃれなことなどミステリとしては貧弱だ。ただ、「小市民」シリーズにしてもそうだが、キャラ設定と文章がまさにライトノベルであり、読んでいて楽しい。角川スニーカーから出されているのだから、もっとラノベらしいタイトル、装丁で出版すればうれたのにと思う。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.31
(4pt)

普通なところがいい

古典部シリーズ第一弾。
主人公ホータローの古典部入部から文集作成までが描かれています。

省エネ主義者の主人公のモットーは、

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは、手短に」

ですが、古典部に入部して出会ったヒロインの好奇心の爆発に巻き込まれていくなかで、主人公の心にも変化が現われていきます。
そんな青春活劇がこの古典部シリーズです。

殺人事件の起こらないかるーいミステリーなので、気楽に読めます。
トリックとかアリバイとかそういうのはいっさいありません。
ミステリーというよりかは、学園モノです。ライトノベル的です。

――――――――――――――――――――――――

「ホータローは、薔薇色が羨ましかったのかい?」

「かもな」
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.30
(3pt)

普通の高校生

謎が大きいわけでもなく、特に文章が好みでもない。
シリーズものらしいけれど、気が向いたら読むかな、程度。
だけど、読んでいる間、もう10年以上前の高校生時代を思い出して身悶えた。
高校生って、なんて恥ずかしいんだろう…。
あの時の気持ちを思い出せただけでも、本書を読んで良かったと思った。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.29
(5pt)

主人公にもその相棒の男性にも

感情移入できました。

学園の中での「謎」を解きますが、わたしにもその昔、学生時分に似たような経験があります。

謎は解かねばならないし、解けないものは謎ではない。

そうも思います。

この作品を推薦いたします。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.28
(4pt)

誰も死なない学園ミステリー

語り口調が昭和な感じなのがダメな人は入り込めないかも知れないが、古き良き学園ミステリーを彷彿とさせて僕は好きだった。このレビューを読んでくれた方が知っているか知らないが、ファミコンのディスクシステムの『ファミコン探偵倶楽部』的な雰囲気が僕をワクワクさせた。本当にありそうな話だなと読みすすめたが、あとがきを読んで4割は実話だと知ってなるほどと思った。気がつけば十数年前に戻って高校生の気分で楽しく読めた。今から続編を注文します!
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.27
(4pt)

ものすごく面白いという訳ではないが読みやすい小説

値段からわかるようにそんなに太い文庫本ではないので電車の中で暇をつぶすのにはもってこいの小説。ほかの方のレビューにもあるようにこの本には殺人事件も命の危険に晒されるような危険なことは一切起きません。日常の中に起きた軽い事件、軽い疑問を主人公が推理していくというもの、子供の夏休みの読書感想文にもお勧めな本かもしれません。物語は無駄な浪費をしたがらない、物事に消極力姿勢の省エネ少年の主人公と、好奇心旺盛なお嬢様と、雑学豊富な主人公の悪友(好敵手)とその好敵手の事が好きな、毒舌家図書委員、この4人を中心に進められます。この氷菓の作品の中で起こった事件は3つ、私は初めの二つは30分最後の1つが1時間くらいで読みました(私の読書スピードは遅いです)まさに電車での暇つぶしーという感じです。本の内容は、ものすごく面白い訳でもなく、事件の内容からし、手に汗握る展開もないですが日常に起きうる事件ということもあり、難しい表現はあんまりないです。だからあまり頭を使わずスラスラーと読めます。ちょっと残念だったのが登場人物たちの心情というか内面のような物の描写が少ないためかあんまり登場人物に感情移入ができない所ですね。数年経ったら小説の内容を忘れそうなくらい印象派薄いかも。続編も出ているので、これから読み進めていく上で変わっていくかもしませんが。でもこういう人が死なない推理物というのは読みやすくて私は好きです。続きもぜひ読みたいと思います。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.26
(2pt)

合う合わないの落差が大きいのでは

中1の子供が読んで面白いというので、読んでみた。私にはまったく合わない。こんな大人びた15歳はいないだろという感じ。わが子が高1でキリマンジャロの酸味だとか、有線を流さない喫茶店とか口にしたら、私は「誰の金で生活しとんねん」と殴りつけることだろう。正直、四 事情ある古典部の末裔 の書き出しでやめようと思ったが、ここは我慢と読み続けたが、徒労に終わった。子供に、あの主人公って大人びてると思わなかったかと聞いたところ、ちょっと調子に乗ってると思うとのこと。またどこが面白かったのかという問いには、「雰囲気」と答えた。中学生が思う「高校生」とおっさんが経験した「高校生」との落差やろね。私自身はかなり大人びた高校生だったが、奉太郎ほどではない。ストーリーもなんだかなぁだし。題名にいたってはなんのひねりもなく子供だましかいとも。そもそも「スニーカー文庫」なのだから、45を超えたおっさんには無理があったのだろう。こどもは、このあとの古典部シリーズをすぐに買いに行ったが、もう私は読まない。ちなみに、私は「ボトルネック」のレビューも半年前に書いたが、酷評した覚えはないのにまだ掲載されていない。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.25
(4pt)

マンガ的でもあり,ゲーム的でもある

高校を舞台にした学園ミステリー.何とか少年みたいに学校内で殺伐とした殺人事件が起きたりするわけではなく日常の謎を積み重ねて,学校の過去の事件に迫っていくというストーリー.キャラ設定もストーリーもコミカルな雰囲気で終始一貫してほのぼのとしたムードである.最後の謎に到達するために小さな謎を1つ1つクリアしていくプロセスがどことなくRPG的にも見える.ヒリヒリするような緊張感とは無縁だが肩肘張らずリラックスして読める佳作.
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.24
(4pt)

マンガ的でもあり,ゲーム的でもある

高校を舞台にした学園ミステリー.
何とか少年みたいに学校内で殺伐とした殺人事件が起きたりするわけではなく
日常の謎を積み重ねて,学校の過去の事件に迫っていくというストーリー.
キャラ設定もストーリーもコミカルな雰囲気で
終始一貫してほのぼのとしたムードである.
最後の謎に到達するために
小さな謎を1つ1つクリアしていくプロセスが
どことなくRPG的にも見える.
ヒリヒリするような緊張感とは無縁だが
肩肘張らずリラックスして読める佳作.
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.23
(4pt)

ストーリーテリングの妙で一気に読ませます

「不必要にニヒルな態度を取る主人公にどうも感情移入できない」
「他のキャラクターもいまいちリアリティがない」
「謎解きが、どうも肩透かし」
「最後のオチ、どうなの?」
・・・と、欠点をあげつらえばきりがない。
でも私が本書を、寝る間も惜しんで一晩で一気に読んでしまったことは事実。
そのストーリーテリングと舞台設定の妙には、素直に脱帽です。
さすがに「今が旬」という作家さんの作品だけあって、勢いのいい一冊でした。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.22
(4pt)

気軽に読めるミステリー主体のラノベ

駅の本屋でちょっと立ち読みして興味を惹かれました。
ミステリー小説というより学園もののライトノベルといった軽い気持ちで読める作品です
難しい用語も、その本独自の設定も無く、”普通”という世界観
ですが、登場キャラクターも各々個性があり、ストーリーも無駄な展開が無くスムーズに読んでいける
「持っている本も読み飽きたし何か新しいものを読んでみようかな?」
というひとにお勧めしたいものです。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.21
(3pt)

ふつうの学園もの

「古典部」という古めかしさに気押されて今まで敬遠していましたが、ふつうの学園ものでした。
古典部は、文芸部に近い感じでしょうか。
正直な感想は、可もなく不可もなく。
日常のちょっとした出来事を、ミステリー仕立てで解決する。
伏線の張り方もうまいし、最後にちょっとした仕掛けあり。
それを通じて、変わっていく主人公。
ただ、登場人物に感情移入できなかった。
あまり物語に没頭できなかった。
残念です。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.20
(4pt)

氷菓とは?

 最近すごく気に入っている米澤作品。三作目にして初・噂の「古典部シリーズ」を読みました。
 これがデビュー作とのことですが、登場人物の造形、周囲の人物像、この世界観はやはり米澤作品の原点と言えるのでしょうか。謎解きはもちろん、この高校生活の雰囲気も。(「さよなら妖精」もこんな世界でしたね…)
 「省エネ少年」ホータローくんの信条そのままに、無理なく無駄なく破綻なく(?)話が進み、謎解きも突飛ではなく、少しばかりの苦さもある。この氷菓、いい味出てます。
 
 
 
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.19
(5pt)

日常の謎

いわゆる日常の謎系統のミステリとしても良い出来ですが、青春小説としても好感が持てます。
多少ミステリとしては地味な部分もありますが、青春、学校といった誰もが知る日常との調和という点では好いバランスだと思います。
主人公と仲間とのやりとりは各々の個性が活きていて楽しく、なんとも高校生してる感じです。
ミステリとしては破綻がなく、作者のミステリへの造詣の深さが随所で垣間見れます。
続編が気になります。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.18
(4pt)

大人向けの学園もの。

高校生が主人公のお話ですので、軽いタッチの作品を想像していたのですが。
これが大間違い。
かなりの読み応えでした。
設定としては現代で、特に進学校でもない普通の高校が舞台とのことでしたが、
それはちょっと信憑性がなかったです。
言葉遣いは昭和ひとケタの感じで、イマドキこんな高校生はいないです。
ただ、やる気のない主人公が、ちいさな謎を次々と鮮やかに解いていく様は、
実に痛快でした。
北村薫さんの「空飛ぶ馬」を読んだ時の感覚と似ているなと思ったのですが、
著者がやはり北村さんの「六の宮の姫君」に触発されて本作を書いたと知り、
納得でした。
現高校生というよりは、昔高校生だった人たちにお勧めしたい作品です。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.17
(2pt)

私には合わなかった

典型的な“傍観主義”の主人公。どっかで見たことのある“僕”な親友。最後はデスマス口調のお嬢様。可愛い顔して変わり者、強情で主人公を振り回す。最初読んで、あ、キャラは無理だと分かったのでミステリーの方を期待していたのですかそっちも微妙。やっぱりこういうシリーズで一人称ものはキャラを好きになれなきゃ無理だと思った。特に主人公は好きになれない。話し方はハルヒのキョンに似てるけど全然違う。キョンにはムカつかないけどこの主人公にはムカついた。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.16
(5pt)

久々に心残る作品

物語の主題の33年前のメッセージを探るというのは面白かった。
(その前の2つの事件はちょっと苦しいというか
 展開の必要条件とはなりえなかったと思うが)
後々の解決の糸口になりそうなところをマーキングしたのですが、
(中にはp57大手尚人死亡なんてのも…全く関係ないけど・・)
解決のヒントとなる文も特にひねくれてなく、
心に引っかかったところはマーキングしてみるのがオススメ
ヒントの素材を自分で用意できれば、主人公達よりも少しだけ速く謎が解ける。
祭りの名前の由来・執筆者の正体も過度な飛躍なく、
国語の問題を解いているような感じだった。
だからこの作品に限ってはじっくり読んでほしい。
解決そのものにならなくても過程は十分楽しめるはずだから。
日常範囲内の話・文中の中で解決の根拠の飛躍が無い。
ある種自分が理想とする作品であった。
欲を言えば、祭りの由来と氷菓の意味は説明しなくても良かったきがするけど(説明してほしくなかった)、まぁそれはやりすぎか。
面白かった。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011
No.15
(4pt)

氷菓を評価、なんちゃって…

あらすじは省きますがいわゆる「日常ミステリ」の良作。つまり密室トリックとか無人島が舞台とかでなく、そもそも殺す殺されるとかいうものではありません。作風も明るくテンポよく読めます。面白味のあるキャラ設定も違和感なく受け入れられますし、ミステリー&ライトノベルといった感じで万人受けするでしょう。あえて不満をのべるならば短いということでしょうか。スラスラ読めてしまう故に、もの足りない、もっと彼らの日常が知りたいと感じてしまう。知らない人はとりあえず読んでみて欲しい、おすすめの一冊です。
氷菓 (角川スニーカー文庫) Amazon書評・レビュー: 氷菓 (角川スニーカー文庫)より
4044271011