カタコンベ

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評判

カタコンベの評価:

2.78/5点 レビュー 36件。 C ランク

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平均点2.78pt

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全21件 21〜21 2/2ページ
No.1
(2pt)

B級ハリウッドで面白いけど・・・

 物語の枠組みが真保先生の『ホワイトアウト』に似ているなと思ったのは私だけ? 乱歩賞の傾向と対策をそこそこ練って来た、若い応募者が第50回という節目につき、話題づくりのために受賞させられたというのが実情なんじゃないの・・・とイヂワルに勘繰ったりして。 一番面白かったのは巻末の選評。ホントに大爆笑! だってこの作品の受賞は「妥協中の妥協」ですって暴露してるようなものなんだから。みんな一応本作の美点を挙げておりますが、そのあとに作者の資質に関する注文が洪水のごとく押し寄せる(だったら、選考委員のプライドにかけて受賞作なしにすればいーのにさ)。 自然災害で出来た巨大な洞窟の密室がハナから「復讐相手を突き止める計画」に組み込まれてる気がするんだけど・・・気のせい? 犯人は天災が起きなかったら、大勢のケイバーの前でも復讐のドンパチするつもりだったの・・・(冷や汗)  まあ乱歩賞はあくまで新人賞。大抵のことには目をつぶりましょう。 でもね、この神山さんは小説以前の部分に問題ありますよ。絶対音感になぞらえて絶対文感なるものがあるとしたら、音痴ならぬ「文痴」なんですよ。 例えばP77なんか、「身体を鎖で縛られたような拘束感を覚えながら入洞の準備を整え、昼食のおにぎりを頬張る」とあるんですけど、ホントにええセンスしてます。前半はガチガチに緊張感のある描写をしといて、後半には一転、おにぎりを頬張るという、いと無邪気なる表現・・・並大抵の作家には真似できません。選考委員の井上夢人先生の「荒削りという以前のあまりに稚拙で無神経な文章」という選評でのお嘆きはごもっともだと思われます。 冗談抜きで「高校段階の現代国語」をおさらいされたほうがよろしいかと思われます。幸いにして神山先生はまだ24とお若いようなので。
カタコンベ Amazon書評・レビュー: カタコンベより
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