ルームメイト

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評判

ルームメイトの評価:

3.34/5点 レビュー 70件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全51件 1〜20 1/3ページ
No.51
(3pt)

文章は良いが・・・

1997年8月初版の本なので、レビューにはネタバレが大量に含まれます。

ミステリー本としてミステリアスな雰囲気満載で物語が進んでいく。その意味では力量を持った作家だと思う。

地方から大学進学の為に東京に出てきた二人の女性が、不動産屋での出会いから部屋をシェアする事になる。
ところがある日突然、相方が部屋に帰ってこなくなってしまう。困った主人公、萩尾春海は失踪したルームメイト西村麗子の連絡先などに当たるが、そこで西村麗子のある事実に気付く。

結果、西村麗子とは大学進学の為に上京した萩尾春海と同世代の人物では無く、42歳の青柳麻美であり、その実の娘が西村麗子だった。
42歳の青柳麻美はそれ以外にも平田由紀、マリ、サミー、カオリと、複数の人格を持つ多重人格障害を持った人物だった。

これが発覚した時点で、この物語への興味は急降下していった。個人的には小説、特にミステリーでの多重人格はタブーだと思っている。「実は犯人はAと言う人格の時のBでした」、「俺がと言っていたのは多重人格の一人である男性人格の時で、実在の人物は女性だった」と、幾らでも後設定が可能だからだ。

本書は三部構成で、各部の最初にモノローグがある。だから多重人格だとわかった以降は、当然「俺、僕と言う言い方しても実は・・・」と勘ぐりながら読んでしまう。

しかし多重人格である青柳麻美が犯人と対峙しているシーンがあり、後には殺されているので、当然「俺、僕と言う言い方している人物は男性」となるはず。

ところが結末は、主人公である萩尾春海もまた多重人格者だったというオチ。

自分は騙されながら読みたいタイプなのだが、伏線回収やトリックを暴きながら読みたいタイプの人は、非常にネタバレし易い内容だと思う。自分でさえ「何故執拗に死んだ兄貴の話しが出てくるのだろう」と感じたくらいだから。

また、自分は読ませる力量のある作家だと感じたが、余計な事を盛る作家だとも感じた。主人公である萩尾春海が調査に乗り出す相棒として、密かに好意を抱いていた大学の先輩を選ぶが、その人物が神社好き、石好きとして神社や石に関する蘊蓄が結構出てくる。

それが全く生きていない。小説に出てくる蘊蓄は自分の好物で楽しみでもある。だからストーリーに関係の無い蘊蓄でも楽しめるのだが、この著者の蘊蓄には熱量が感じられない。取ってつけたかの様な蘊蓄で、著者自身は神社にも石にもさほど興味は無いのだろう事が丸わかり。

最後にモノローグ4。
これは蛇足と言うより順番がおかしい。小説は小説として完結した後に「あとがき」として著者の意見を述べるべき。
著者として自信が有るのなら、著者自身の見解としてモノローグ4まで読み進めさせるか、文庫化に当たってモノローグ4を削除するべきかを決定すべきだろう。

結果、多重人格者が多重人格者と偶然同居し、20歳以上の年の差を見抜けず、お互い都合の良い人格同士で付き合い、読者に多少の疑問を残させつつハッピーエンドで終えるか、あとがきで著者自身が後味悪いと公言した後にバッドエンドのモノローグ4を読む選択肢を与えると言う、ごちゃごちゃ感だけが残る内容だった。
ルームメイト (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (中公文庫)より
4122046793
No.50
(3pt)

文章は良いが・・・

1997年8月初版の本なので、レビューにはネタバレが大量に含まれます。

ミステリー本としてミステリアスな雰囲気満載で物語が進んでいく。その意味では力量を持った作家だと思う。

地方から大学進学の為に東京に出てきた二人の女性が、不動産屋での出会いから部屋をシェアする事になる。
ところがある日突然、相方が部屋に帰ってこなくなってしまう。困った主人公、萩尾春海は失踪したルームメイト西村麗子の連絡先などに当たるが、そこで西村麗子のある事実に気付く。

結果、西村麗子とは大学進学の為に上京した萩尾春海と同世代の人物では無く、42歳の青柳麻美であり、その実の娘が西村麗子だった。
42歳の青柳麻美はそれ以外にも平田由紀、マリ、サミー、カオリと、複数の人格を持つ多重人格障害を持った人物だった。

これが発覚した時点で、この物語への興味は急降下していった。個人的には小説、特にミステリーでの多重人格はタブーだと思っている。「実は犯人はAと言う人格の時のBでした」、「俺がと言っていたのは多重人格の一人である男性人格の時で、実在の人物は女性だった」と、幾らでも後設定が可能だからだ。

本書は三部構成で、各部の最初にモノローグがある。だから多重人格だとわかった以降は、当然「俺、僕と言う言い方しても実は・・・」と勘ぐりながら読んでしまう。

しかし多重人格である青柳麻美が犯人と対峙しているシーンがあり、後には殺されているので、当然「俺、僕と言う言い方している人物は男性」となるはず。

ところが結末は、主人公である萩尾春海もまた多重人格者だったというオチ。

自分は騙されながら読みたいタイプなのだが、伏線回収やトリックを暴きながら読みたいタイプの人は、非常にネタバレし易い内容だと思う。自分でさえ「何故執拗に死んだ兄貴の話しが出てくるのだろう」と感じたくらいだから。

また、自分は読ませる力量のある作家だと感じたが、余計な事を盛る作家だとも感じた。主人公である萩尾春海が調査に乗り出す相棒として、密かに好意を抱いていた大学の先輩を選ぶが、その人物が神社好き、石好きとして神社や石に関する蘊蓄が結構出てくる。

それが全く生きていない。小説に出てくる蘊蓄は自分の好物で楽しみでもある。だからストーリーに関係の無い蘊蓄でも楽しめるのだが、この著者の蘊蓄には熱量が感じられない。取ってつけたかの様な蘊蓄で、著者自身は神社にも石にもさほど興味は無いのだろう事が丸わかり。

最後にモノローグ4。
これは蛇足と言うより順番がおかしい。小説は小説として完結した後に「あとがき」として著者の意見を述べるべき。
著者として自信が有るのなら、著者自身の見解としてモノローグ4まで読み進めさせるか、文庫化に当たってモノローグ4を削除するべきかを決定すべきだろう。

結果、多重人格者が多重人格者と偶然同居し、20歳以上の年の差を見抜けず、お互い都合の良い人格同士で付き合い、読者に多少の疑問を残させつつハッピーエンドで終えるか、あとがきで著者自身が後味悪いと公言した後にバッドエンドのモノローグ4を読む選択肢を与えると言う、ごちゃごちゃ感だけが残る内容だった。
ルームメイト (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (C・NOVELS)より
4125004870
No.49
(3pt)

中途半端な作品

大学に通うため東京に出てきた春海は、やはり大学に通うために京都から東京に出てきた
麗子から、ルームメイトにならないかと声をかけられる。共同生活はとても快適だった。
だが、ある日突然麗子が失踪する。麗子には、驚くべき秘密が隠されていた・・・。

麗子の二重三重の生活。そして驚くべき隠された秘密。殺人事件の真相は何となく読んで
いて見えてきたが、麗子の本当の姿には驚かされた。それと同時に、この設定は少々無理が
あるのではないかとも思った。いくらなんでも、そこまで人はだまされるものなのか?それと、
春海の人物設定も読んでいて不自然さを感じる。ストーリー展開もどこかぎこちない。
モノローグ4に関しては、多くの人が述べているように蛇足だと思う。いったい作者は何を
読者に訴えたいのか?ミステリーとして純粋に楽しむこともできず、読後感も全然よくなかった。
中途半端な印象の作品だった。
ルームメイト (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (中公文庫)より
4122046793
No.48
(3pt)

中途半端な作品

大学に通うため東京に出てきた春海は、やはり大学に通うために京都から東京に出てきた
麗子から、ルームメイトにならないかと声をかけられる。共同生活はとても快適だった。
だが、ある日突然麗子が失踪する。麗子には、驚くべき秘密が隠されていた・・・。

麗子の二重三重の生活。そして驚くべき隠された秘密。殺人事件の真相は何となく読んで
いて見えてきたが、麗子の本当の姿には驚かされた。それと同時に、この設定は少々無理が
あるのではないかとも思った。いくらなんでも、そこまで人はだまされるものなのか?それと、
春海の人物設定も読んでいて不自然さを感じる。ストーリー展開もどこかぎこちない。
モノローグ4に関しては、多くの人が述べているように蛇足だと思う。いったい作者は何を
読者に訴えたいのか?ミステリーとして純粋に楽しむこともできず、読後感も全然よくなかった。
中途半端な印象の作品だった。
ルームメイト (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (C・NOVELS)より
4125004870
No.47
(3pt)

ミステリとしてはちょっと

ミステリとしては現代ではどうにも手垢のついたネタを扱っているので
楽しめるレベルではないが、まあ終盤はストーリーがどう終わるかという点もあり読めないこともない
ただ意外性を狙ったのかもしれないが、20近くもサバを読ませるというのはさすがにどうかと・・・
作者の本をコンプしようという人以外にはあまりお勧めできない作品かもしれない
ルームメイト (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (C・NOVELS)より
4125004870
No.46
(3pt)

ミステリとしてはちょっと

ミステリとしては現代ではどうにも手垢のついたネタを扱っているので
楽しめるレベルではないが、まあ終盤はストーリーがどう終わるかという点もあり読めないこともない
ただ意外性を狙ったのかもしれないが、20近くもサバを読ませるというのはさすがにどうかと・・・
作者の本をコンプしようという人以外にはあまりお勧めできない作品かもしれない
ルームメイト (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (中公文庫)より
4122046793
No.45
(3pt)

普通に面白かった☆

帯を見てなかったおかげか、まっさらな気持ちで読めたので、普通に面白かったです☆
単純な性格のおかげもあって、普通に騙されて、犯人にもビックリしました(笑)
ただ、多重人格の話なので、嫌いな人もいるかもしれないですね。
ルームメイト (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (C・NOVELS)より
4125004870
No.44
(3pt)

普通に面白かった☆

帯を見てなかったおかげか、まっさらな気持ちで読めたので、普通に面白かったです☆
単純な性格のおかげもあって、普通に騙されて、犯人にもビックリしました(笑)
ただ、多重人格の話なので、嫌いな人もいるかもしれないですね。
ルームメイト (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (中公文庫)より
4122046793
No.43
(3pt)

長編は……

今邑彩さんは短編、中編が素晴らしく面白くて、日本でも屈指の短中編の名手だと思っているのですが、長編は、うーん。これで2作読んでみましたが、どちらも人物造形に短編小説向けのような浅さがあり、物足りませんでした。この小説では視点がころころと移り変わることもあって、どうも登場人物に深みがないぶん、小説も薄味になってしまったような。ストーリー作りはうまいだけに残念な気がしました。
ルームメイト (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (C・NOVELS)より
4125004870
No.42
(3pt)

長編は……

今邑彩さんは短編、中編が素晴らしく面白くて、日本でも屈指の短中編の名手だと思っているのですが、長編は、うーん。これで2作読んでみましたが、どちらも人物造形に短編小説向けのような浅さがあり、物足りませんでした。この小説では視点がころころと移り変わることもあって、どうも登場人物に深みがないぶん、小説も薄味になってしまったような。ストーリー作りはうまいだけに残念な気がしました。
ルームメイト (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (中公文庫)より
4122046793
No.41
(3pt)

予想を下回って

他の方々のレビュー同様、帯に釣られ購入しました。 読み終えた後は正直、落胆の感が否めません。 犯人に関しては[第一部]で大体読めます。 [モノローグ2]に至っては確信を得るでしょう。 然し、[モノローグ4]は私には理解出来ませんでした。 いつ、どこで、なぜ生まれたのか分かりませんし、あの様なラストでは『ミステリー』と呼ぶより『世にも奇妙な〜』と位置付けした方が良いと思います。 また作中では、登場人物の台詞が異様に長く、読んでいる内にたるんできます。 もう少し上手な表現方法を用いた作風ならば、印象も変わっていたかもしれませんが…。 とは言え、つまらない作品よりは面白いと思いますので、「意外な結末」を想像せずに一読されたならば、楽しめるかと思います。
ルームメイト (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (C・NOVELS)より
4125004870
No.40
(3pt)

予想を下回って

他の方々のレビュー同様、帯に釣られ購入しました。 読み終えた後は正直、落胆の感が否めません。 犯人に関しては[第一部]で大体読めます。 [モノローグ2]に至っては確信を得るでしょう。 然し、[モノローグ4]は私には理解出来ませんでした。 いつ、どこで、なぜ生まれたのか分かりませんし、あの様なラストでは『ミステリー』と呼ぶより『世にも奇妙な〜』と位置付けした方が良いと思います。 また作中では、登場人物の台詞が異様に長く、読んでいる内にたるんできます。 もう少し上手な表現方法を用いた作風ならば、印象も変わっていたかもしれませんが…。 とは言え、つまらない作品よりは面白いと思いますので、「意外な結末」を想像せずに一読されたならば、楽しめるかと思います。
ルームメイト (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (中公文庫)より
4122046793
No.39
(3pt)

推理小説としては物足りないけど、ミステリーとしては面白い

まず、パズラー向けな推理小説ではないと思います。
謎ときも途中でそうだろうな、と解ってしまう形ですし。


ですが、ミステリー本としては十分面白いです。
内容も構成もさくっと読めて楽しめます。
だけど、帯の「意外な…」は無いです。(;'Д`)

モノローグ4は完全に蛇足。
後味がどうとかいう以前に、無理やり取ってつけたような内容なので、
理由づけが破綻してる気がして仕方ない。

ルームメイト (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (C・NOVELS)より
4125004870
No.38
(3pt)

推理小説としては物足りないけど、ミステリーとしては面白い

まず、パズラー向けな推理小説ではないと思います。
謎ときも途中でそうだろうな、と解ってしまう形ですし。


ですが、ミステリー本としては十分面白いです。
内容も構成もさくっと読めて楽しめます。
だけど、帯の「意外な…」は無いです。(;'Д`)

モノローグ4は完全に蛇足。
後味がどうとかいう以前に、無理やり取ってつけたような内容なので、
理由づけが破綻してる気がして仕方ない。

ルームメイト (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (中公文庫)より
4122046793
No.37
(3pt)

評価が難しい作品

この作品は読み手を選ぶ…というか、選り分けてしまう作品だと思います。 まず、いわゆるミステリ好き(特に、綾辻・有栖川作品が大好き)っていう人達には途中で結末が分かってしまうと思います。伏線が上手く隠れていない、登場人物の数が少ない、登場人物の言動が露骨、等の理由により、かなりの方は予測できてしまうのではないでしょうか? ということは、いわゆる『最後の一撃』系を好む方や、緻密な描写の中で上手く隠された伏線を探す、といったミステリを好む方には向かないかと考えます。 サスペンスが好きな方には悪くないかと思います。ただ、物語の中核をなしているある現象(というか病気)に関する扱いが、読者の大多数を納得させられるレベルには達していない(と私は感じた)ので、その点については言及しておきたいところです。有り体に言えば、スッキリと納得できません(笑) この手の話を書くには、圧倒的な文章力と構成力、微に入り細に渡るリサーチが必須かと思いますが、それらに甘さが見えます。 よって、この評価。
ルームメイト (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (C・NOVELS)より
4125004870
No.36
(3pt)

評価が難しい作品

この作品は読み手を選ぶ…というか、選り分けてしまう作品だと思います。 まず、いわゆるミステリ好き(特に、綾辻・有栖川作品が大好き)っていう人達には途中で結末が分かってしまうと思います。伏線が上手く隠れていない、登場人物の数が少ない、登場人物の言動が露骨、等の理由により、かなりの方は予測できてしまうのではないでしょうか? ということは、いわゆる『最後の一撃』系を好む方や、緻密な描写の中で上手く隠された伏線を探す、といったミステリを好む方には向かないかと考えます。 サスペンスが好きな方には悪くないかと思います。ただ、物語の中核をなしているある現象(というか病気)に関する扱いが、読者の大多数を納得させられるレベルには達していない(と私は感じた)ので、その点については言及しておきたいところです。有り体に言えば、スッキリと納得できません(笑) この手の話を書くには、圧倒的な文章力と構成力、微に入り細に渡るリサーチが必須かと思いますが、それらに甘さが見えます。 よって、この評価。
ルームメイト (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (中公文庫)より
4122046793
No.35
(3pt)

帯買いでしたが・・・

帯買いでしたが、ミステリーが好きな方ならもう一工夫ほしいところだと。
中盤ぐらいまでは「まあまあ読ませるなぁ。」という展開。
後半、そして「後味が悪い」といわれる最後も、なぜ『彼』が彼女の中に
存在してしまったのか釈然としません。
私が読みきれなかったのでしょうか・・・その理由がわかれば
もっと「後味が悪い」のを楽しめたのかなぁ。
ルームメイト (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (C・NOVELS)より
4125004870
No.34
(3pt)

帯買いでしたが・・・

帯買いでしたが、ミステリーが好きな方ならもう一工夫ほしいところだと。
中盤ぐらいまでは「まあまあ読ませるなぁ。」という展開。
後半、そして「後味が悪い」といわれる最後も、なぜ『彼』が彼女の中に
存在してしまったのか釈然としません。
私が読みきれなかったのでしょうか・・・その理由がわかれば
もっと「後味が悪い」のを楽しめたのかなぁ。
ルームメイト (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (中公文庫)より
4122046793
No.33
(3pt)

色々文句はあっても、そこそこ面白い作品

短編集の「よもつ…」が、凄く面白かったので
本屋で見つけた時は、迷わず購入しました。

単行本から、文庫化に時差がかなりあるようで
今読むと、やはり古さは否めません。
ミステリーに少々スレてしまっている読者には
途中から、先が見えてしまいます。

サイコ小説が出尽くした現在になって、レビューを書くのは
ちょっと正当では無いかとも思いますが
当時であれば、今よりは間違いなく楽しめたし、驚くことも出来たと思います。

多重人格が絡む推理小説は、ある意味 読者にとってはフェアではないと
私達も十分にわかっていても、騙される。
その騙され方が、いっそ気持ち良いくらいであれば
「面白かった」と素直に思えます。

色々文句を言いましたが、多少の古さはあっても、先が予測できたとしても
一刀両断に「面白くない」とは言えない作品です。

いや、それなりに面白く楽しめました。

少なくとも、ミステリーにスレてない知人に薦めたい本ではあります。

この作品に足りなかったモノと思うのは、登場人物の魅力。
長編は、この部分がかなり大きいと思います。
好きにしろ、嫌いにしろ登場人物に有る程度の感情移入が出来ないと
読み続けるのがしんどくなりますから。

今邑さんは、短編での力はかなりある方だと思いますので
個人的には、色々読み続けてみたい作家さんです。
ルームメイト (C・NOVELS) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (C・NOVELS)より
4125004870
No.32
(3pt)

色々文句はあっても、そこそこ面白い作品

短編集の「よもつ…」が、凄く面白かったので
本屋で見つけた時は、迷わず購入しました。

単行本から、文庫化に時差がかなりあるようで
今読むと、やはり古さは否めません。
ミステリーに少々スレてしまっている読者には
途中から、先が見えてしまいます。

サイコ小説が出尽くした現在になって、レビューを書くのは
ちょっと正当では無いかとも思いますが
当時であれば、今よりは間違いなく楽しめたし、驚くことも出来たと思います。

多重人格が絡む推理小説は、ある意味 読者にとってはフェアではないと
私達も十分にわかっていても、騙される。
その騙され方が、いっそ気持ち良いくらいであれば
「面白かった」と素直に思えます。

色々文句を言いましたが、多少の古さはあっても、先が予測できたとしても
一刀両断に「面白くない」とは言えない作品です。

いや、それなりに面白く楽しめました。

少なくとも、ミステリーにスレてない知人に薦めたい本ではあります。

この作品に足りなかったモノと思うのは、登場人物の魅力。
長編は、この部分がかなり大きいと思います。
好きにしろ、嫌いにしろ登場人物に有る程度の感情移入が出来ないと
読み続けるのがしんどくなりますから。

今邑さんは、短編での力はかなりある方だと思いますので
個人的には、色々読み続けてみたい作家さんです。
ルームメイト (中公文庫) Amazon書評・レビュー: ルームメイト (中公文庫)より
4122046793