夜のピクニック

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夜のピクニックの評価:

3.97/5点 レビュー 573件。 A ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全587件 461〜480 24/30ページ
No.127
(5pt)

高校時代

文章を読んでると
高校時代の
あの独特な雰囲気を思い出しました。
甘酸っぱいような
そんな言葉はちょっと違うような
そういうもどかしい感じの感情って
きっとある一定の時期だけしかもてないんだろうなー
懐かしいなぁ。。。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.126
(5pt)

学生時代の特別な夜を思い出しました

修学旅行や林間学校のときの夜。布団に入って「まだ起きてる?」とか、見回りの先生の目を盗んで、暗闇で友達と秘密暴露大会…好きな男の子かぶってないかとか、ドキドキしながら…でも知りたくて楽しくて。そんな思い出がよみがえりました。丸1日かけて友達と歩く。ゴールに向かって。高校生最後の特別なイベント。そんな夜だから誰にも言えなかった秘密も話せちゃう。歩行祭の名前すら知らなかった私は、本に書いてあった通り、読んでいくうちに修学旅行や林間学校の時の自分に戻って、歩行祭と重なりあって一緒に歩いている気がしました。昔に戻れる素敵なお話です。読み終わったら男女問わず大切な人と歩きたくなりました。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.125
(4pt)

経験。

爽やかな風が吹き続けている本。
読みやすかった。
蒼い青い高校生の話で・・・そこそこ。ね!
ただ、ラスト。
もっと、主人公の二人(で、いいのかな?)の進展?
ふかい?結びつきがあったら?よかったかな?欲しかったかな?って。
勝手に期待してたから。かも。
希望を持って読み進めてたから。ね。あたし。
こーいう風にあの頃歩きたかった。
って、思いました。
高校生活の思い出としてね。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.124
(5pt)

なにもおこらないなかではぐくまれるもの

学生達が夜にひたすらに歩くだけのお話です。
殺人も密室も飛脚も出てきません。
この作者の作品は、途中まで読むと壮大などきどきする物語のようであり、最後まで読むと何もおこらない、期待と違うものによくなりました。ある人は肩透かしと言い、ある人はそこにこそ愛着を覚えるといいます。評価が分かれている、と言えます。
このお話は最初から「大きな」ことはおこらないと決まっているようにも見えます。淡々とした中で進んで行く、それほど淡くもないですがハリウッド映画のようなスペクタクルはないのです。
でも、だからこそ肩透かしにおびえる必要もなく心から味わうことができるでしょう。一度読んでからもう一度最初から読んでみると、この人物はこんな行動も発言もしていたのだな、と驚かされます。長いドラマの総集編、その物語の最初を見て新鮮な再発見をするということに似てるかもしれません。
人物が生きている、のかもしれない。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.123
(5pt)

誰にでも訪れる「特別な瞬間」

主人公が高校生なので、夜のピクニックの間に好きな子に告白でもするのかな、と思いながら軽い気持ちで読み始めたのですが、いい意味で裏切られました。
「みんなで、夜歩く。ただそれだけのことがどうしてこんなに特別なんだろう」
という主人公の親友のセリフが何度か出てきますが、
理由はたくさんあるのでしょう。
高校生最後のイベントだから。
普段は見れない景色が見れるから。
一緒に歩く相手が大切な人だから。
自分の心と向き合うことができるから。
相手が、一生話すこともないと思っていた人だから。
など…
たった一晩の間に、主人公2人だけでなく、それを取り巻く人たちの
心にもいろいろな動きが見られ、それぞれの人物が「特別な瞬間」を迎えたことがわかります。
そして、読み進めるうちに心の中に広がってくる懐かしさ。
高校時代の様々な思い出がよみがえってきて、なんとなく優しい気持ちになります。
秋の夜長に虫の声を楽しみながら、読んでいただきたい一冊です。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.122
(5pt)

キャラクターの勝利

待ち望んだ文庫化。
恩田陸のストーリーテラーとしての才能が爆発している。
一歩間違えれば陳腐な青春譚になる設定を、
心のどこかに響く物語へと昇華している。
忍のクールに見せて熱いところや、
美和子の「女の子っぽさ」がキャラとしては好き。
恩田陸の描く高校生が好きなら間違いない。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.121
(5pt)

甘酸っぱい青春

奇をてらわないストレートな青春物語。高校時代の甘酸っぱいワンシーンを歩行祭というイベントを舞台に見事に書ききった秀作です。キャラクター描写もさることながら最後まで一気に読ませる文章はなかなか。映画化されますが今から楽しみです。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.120
(5pt)

懐かしい高校時代

読んでいて、自分の高校時代がな懐かしくなってきた。早く大学に入り、親の元を離れ、大人になりたいとおもっていた。だから文化祭とか、あほらしくて、あまり乗り気になれなかった。そんな自分が主人公にかさなって見えた。
今になって、高校の時に戻りたいとまでは思わない。でも、もっと違った楽しみ方ができたかもしれない、そんな郷愁がわいてきた。それは懐かしく、それでも気持ちいい感じものだった。それは幸福感にも近かった。このような読後感は久しぶりだ。
読んでよかった、そんな本だった。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.119
(5pt)

一緒に歩きましょう!

24時間で80kmを歩くという学校行事のお話です。
ただ歩くだけなのですが、その間、主人公である貴子と融は様々なことを話し、感じ、考えます。
ひたすら歩き、そして話、考えることにより、友情は深まっていきます。
「博士の愛した数式」同様に派手な展開ではありませんが、同じく、人の優しさを感じながら噛み締めて読みたい作品です。
一緒に80kmを歩いているかのような感覚になります。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.118
(5pt)

昔,学生だった人たちへ

独特の高揚感と静寂感,真夜中に歩くという非現実感.
たった一晩のひとつだけの夜が生み出すさまざまな雰囲気の中,
長くも短い時間のあいだで揺れ動き,成長していく学生たちの姿に,
ほろ苦さや甘酸っぱさを感じ,そして爽やかな気分になります.
どちらかといえば同世代よりそれを過ぎてしまった人たち,
物語のようにいい青春ばかりではなかったかもしれませんが,
だからこそわかる懐かしさや悔しさがこの作品にはあります.
心身ともに辛いはずなのに『ピクニック』とつけられたタイトル.
読み終えればきっとその意味がわかると思います.おすすめです.
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.117
(5pt)

素直にいい小説だと感じました

読後感爽やか。
たった一日の歩行祭での高校3年生の一断面が描かれているのだが、受験前、そして大人の入り口の時期の未来への希望や不安、焦燥感を胸にしつつ無償の友情や若さゆえのかたくなさなど、微笑ましく感じた。
昨今は過剰な暴力や性衝動に傾斜しすぎの小説も多いが、ここにはそれは皆無。登場人物みんな変な悪意がないのが良い。
時間が不可逆であることを真に実感する年令で読むと、この小説の貴重さが身にしみる。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.116
(5pt)

じんわり泣けて日常派ミステリとしても楽しめる、青春小説の白眉。

映画公開の前に読んでみた。これは凄い。
夜を徹してひたすら歩くという学校行事に主人公達は、高校生活最後のイベントとして参加する。80kmを歩きぬくという過酷な催しではあるものの、クラス単位から親しい友人とともに苦労を共にしながら、語り合う機会というものが、様々なドラマを紡ぎ出していく。
本作は構成が実に巧みである。時系列の変化に伴う思考の流れを、男女二人の主人公を立てて相互の視点で語っているのだが、これが実にリアリティがあって、良い。主人公二人は異母きょうだいで、相互に没交渉。周囲にもそれとは知られていないままクラスメートになってしまったのだ。その微妙な距離感を中心に、互いの友人関係と、年齢相応の恋愛感情のマトリクスを、叙情豊かに綴った青春小説の傑作なのだ。
ミステリ作家としても実力派の作者はごく自然な「秘密」と「謎」をさりげなく配置し、その緊迫感や解消されたときのカタルシスを最大限に描いてもいるのだ。そしてそれは、少年少女が大人になるイニシエーションにもなっている。まぁ小説として当然といえば当然なのだが、全ての解決となるゴールではなく、新たなスタートであることをさりげなくだがしっかりと強調している点が素晴らしい。
途中途中で挿入される、冷酷なまでの表現を用いたモノローグを効果的なアクセントとし、地方高校の学校行事をモチーフとしながら、当事者だけのドラマで完結させない、開かれた物語となっている。無理の無い非日常の設定が、読者個々が持つ「思い出の相似形」のノスタルジーに落としていない一方で、瑞々しい感情描写が絶妙の塩梅で年齢を超えた感情移入を読むものに即す。これが、青春小説の傑作の所以である。
夜のピクニック (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175
No.115
(5pt)

あのときのこと、覚えていますか。

印象に残った言葉がいっぱいあった。
主人公たちの心境に共感できたから。
その時々はいろんなことがあるのだけれど、
今となっては忘れてる。
そうして時間は過ぎていく。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.114
(4pt)

感じた郷愁も本の一部

この本は映画化されたこともあり、タイトルと簡単なあらすじは知っていたが、
どうにも読む気が起きなかった。なぜなら、二度と戻らない学生時代を思い出し、あの頃に戻れないことを再確認するのが嫌だったからだ。
とはいえ反響が気になり読んでみたが、案の定なんともいえない気持ちです。。。戻りたいなあ、あの頃に!
登場人物たちの心情は重なる部分もあるけど、私が高校の頃はここまで考えてなかった気がします。茫洋と過ごしてしまった自分と比較すると、ある決意をもって行事に望み、一生の思い出を作った貴子は幸せに見えます。丸一日という時間の流れが細かく描写されていますが、貴子と融の関係、更に周囲の人物の秘密はどうなるのかという好奇心で最後まで読めてしまいます。
好奇心の中には、メロドラマ的要素を期待してる部分も否めませんが。
私の母校もフルマラソン級の競歩があったため余計そう感じるのだと思いますが、
読んだ誰もが、自然と短くあっというまに過ぎたあの頃を思い浮べてしまうと思います。それも含めてこのお話の一部であり、魅力のひとつなのかななんて思ってしまいました。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.113
(5pt)

食わず嫌いしないで、早く読めばよかった

あまりに話題になった本なので、ちょっと敬遠していたのですが・・・
なんせ、「せかちゅう」で笑っちゃうようなどす黒い腹をしているので(笑
読んでみて、びっくり。
すっきり爽やかな読後感。
といっても、よくある、「青春時代の美化」とも違い、
登場人物みんなが、ひねくれていたり、ゆがんでいたり、自己中だったり、
でも、それがまた可愛らしい(笑
食わず嫌いしないで、早く読めばよかったです。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.112
(5pt)

非日常的な出来事がなぜか臨場感をもって味わえる

高校を卒業したのは遠い昔のこと。
卒業した高校には夜の歩行祭なんて行事はなかった。
ましてクラスの中に異母兄弟がいることもない。
こうして並べてみると非日常的なことだらけの空想物語である。
しかしなぜだか彼らが長い道のりを一歩一歩進むときには、
自分も同じように歩いているようなそんな気分になる。
歩行祭の道のりと同じく文章そのものもとても長い小説だが、
ゴールに近づくにつれ達成感ともになぜか寂しい気持ちになっていくのは
読み手も同じこと。
なんだかせつなくてさわやかな物語だった。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.111
(4pt)

買いです。

とある進学校の「歩行祭」なる行事を舞台に「貴子」と「融」の異母兄弟のドラマを軸に話が進む(というほどの展開はありませんが、良い意味で)、ほぼ高校生たちをのみ登場人物にした物語です。解説にもありますが、そんな行事を体験したことがないにもかかわらず、読み進めていくうちにまるでかつて自分も同様の行事に参加したことがあって、その経験を本書を読みながら思い返しているかのような錯覚に陥ってしまいます。まさに「最初から名作」とは言いえて妙だと思います。個人的に話や舞台が目まぐるしく変わる小説よりも、こういったしっかりした器にしっかりしたエピソードを注ぎ込むような物語のほうが好きなので、最後まで楽しく読めました。しかし、p260くらいの「祐一」の台詞を、思わず「貴子」を口説いているように勘ぐってしまう自分に気付いたのは、「思えば遠くに来たもんだ」という切ない感慨にふけさせられたひとコマでした。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.110
(5pt)

微笑ましい青春(^^)♪

すごくおもしろかった。普段あまり本を読まないし、読みきることの少ない私が、2日間真剣に読み込んでしまった。その人になったかのようなの細かい心理描写、頭の中に風景があふれるような風景描写、読んでいくうちに自分も生徒の一人として、歩行祭に参加しているような気分になった。貴子と同じ高校3年生、考えていることも感じることも近くて、親近感が沸いた。大恋愛、大事件はないけれど、最後まで「どうなんねやろ〜!」とドキドキして、読み終わった時は心がスーっとして何か言葉じゃ表せないような満足感でいっぱいになった。誰でも楽しめるけど、同じ高校生にぜひ読んでほしい。私の人生の一冊になりました。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.109
(5pt)

良いです

小説の世界に入り込める。
貴子が歩く世界に自分がいるような感覚を感じることが出来、貴子の感情を容易に想像できる。
貴子の周りにいる美和子や杏奈たちの心の動きやその情景に心引き込まれ、つい本を手に取り何度も読み返してしまいます。
映画版もありますが、断然小説で読んだ方が自分の頭の中で創造しながら楽しいと思います。
ぜひ、読んでみてください。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053
No.108
(5pt)

学校の格好

 この本の中で、印象に残った言葉が2つある。
  「惰性」と「不条理」
 青春時代は、その後の人生を惰性力で歩んでいけるのに十分な助走期間である。 学校には、不条理がつきものである、というか、学校の存在自体が不条理だ。もともとは高度経済成長期に西洋に追いつけ追い越せで、効率よく動く人材をつくるためにできた箱だ。それが今もなお同じような形で生き残っている。もしや、学校自体、惰性で生きてきたんじゃないだろうか。
 この本は、青春を後悔するものたちに送られた本だ。…読み終えてそんな気がした。中学生のとき読んでまだ読むの早かったなーと言っている人がいた。あまりに美しすぎる登場人物たちに自己を投影する。そうすると、後悔は青春によく似合う、という気がしてきた。
夜のピクニック Amazon書評・レビュー: 夜のピクニックより
4103971053