クレオパトラの夢

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クレオパトラの夢の評価:

3.94/5点 レビュー 35件。 C ランク

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平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 1〜20 1/3ページ
No.42
(4pt)

1980年に絶滅した天然痘。感染症で初めて絶滅。それが蘇るのか?

恩田陸がこのような作品を書くのかと感心した。全く、違ったテイストだ。
 主人公の神原恵弥のキャラクターがユニークだ。医学部を卒業し、外資系製薬会社に勤め、事業のシーズハンターである。精悍でタフだが、姉三人と双子の一人で、もう一人は女。都合四人に囲まれて育ったので、お姉言葉を話す。記憶力抜群で、一度見たら覚えてしまい忘れない。映像記憶能力が高い。

 双子の一人、菅原和見は、東京の大手弁護士事務所の弁護士であるが、医学研究者の若槻慧と不倫をしていた。若槻が、北海道に移転することで、追いかけてH市に移転した。そんな和見を連れ戻すために、神原恵弥はH市にやってくる。

 恵弥がH市で、和見に会った時には、若槻は死んで葬式だった。そこから、和見、そして、若槻の妻、慶子、さらに国立感染症研究所の多田直樹と繋がりができていく。
 若槻慧の手帳には、クレオパトラという文字が書かれていた。そして、神原恵弥と会う約束もあった。そのクレオパトラとは、一体何なのか?が、この物語では追いかけられていく。

 和見は、医者に対して、惜しみない慈愛を持って接しているのはわかるが、どこか偽物くさい違和感がある。患者にこんなに慈愛を持っている私を愛してる医者がいる。エセ医者らしい雰囲気を若槻にも感じていた。

 天然痘は、1980年世界保健機関(WHO)によって、根絶が宣言されている。感染症で根絶が成功した唯一の例である。牛痘は、牛にかかるウイルスだが、人間にも感染する。しかし、牛痘は人間に感染しても、軽い発熱や水疱が出るだけで、軽い症状であり、天然痘に免疫もできる。そのため、牛痘を使って、天然痘の免疫を作ることができる。

 天然痘の歴史は古く、紀元前1100年代のエジプト王朝のラムセス五世が天然痘で亡くなった。ローマ帝国のアントニヌスの疫病も天然痘とされ、350万人が死んだ。アメリカインディアンの絶滅に天然痘が大きな役割を果たした。アステカとインカ帝国の滅亡の要因に天然痘が関与したという説もある。

 日本には、佐賀藩の藩主、鍋島直正が、最初に種痘を実施した。1849年だった。
 本書では、択捉島でロシア人に捕まって、シベリアに抑留され、その後種痘療法技術書を北海道に持ち帰り、翻訳されたのが1820年。幅広く種痘がなされた。北海道には種痘技術が受け継がれていた。

 その若槻慧の書いた「クレオパトラ」は、牛痘なのか?天然痘なのか?を神原恵弥は追いかけていく。制約会社にとっても、大きなビジネスチャンスでもある。
 H市には、小高い丘があり街が眺望でき、近くには五稜郭もある。ただし、H市は海岸に面して、山に囲まれていて、火事が起きやすい。海上からの風で火災が起こりやすい。そのことも、一つのミステリーともなる。気楽に読めて、神原恵弥の場面の切り替え方のうまさを堪能できる。
クレオパトラの夢 Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢より
4575234834
No.41
(4pt)

1980年に絶滅した天然痘。感染症で初めて絶滅。それが蘇るのか?

恩田陸がこのような作品を書くのかと感心した。全く、違ったテイストだ。
 主人公の神原恵弥のキャラクターがユニークだ。医学部を卒業し、外資系製薬会社に勤め、事業のシーズハンターである。精悍でタフだが、姉三人と双子の一人で、もう一人は女。都合四人に囲まれて育ったので、お姉言葉を話す。記憶力抜群で、一度見たら覚えてしまい忘れない。映像記憶能力が高い。

 双子の一人、菅原和見は、東京の大手弁護士事務所の弁護士であるが、医学研究者の若槻慧と不倫をしていた。若槻が、北海道に移転することで、追いかけてH市に移転した。そんな和見を連れ戻すために、神原恵弥はH市にやってくる。

 恵弥がH市で、和見に会った時には、若槻は死んで葬式だった。そこから、和見、そして、若槻の妻、慶子、さらに国立感染症研究所の多田直樹と繋がりができていく。
 若槻慧の手帳には、クレオパトラという文字が書かれていた。そして、神原恵弥と会う約束もあった。そのクレオパトラとは、一体何なのか?が、この物語では追いかけられていく。

 和見は、医者に対して、惜しみない慈愛を持って接しているのはわかるが、どこか偽物くさい違和感がある。患者にこんなに慈愛を持っている私を愛してる医者がいる。エセ医者らしい雰囲気を若槻にも感じていた。

 天然痘は、1980年世界保健機関(WHO)によって、根絶が宣言されている。感染症で根絶が成功した唯一の例である。牛痘は、牛にかかるウイルスだが、人間にも感染する。しかし、牛痘は人間に感染しても、軽い発熱や水疱が出るだけで、軽い症状であり、天然痘に免疫もできる。そのため、牛痘を使って、天然痘の免疫を作ることができる。

 天然痘の歴史は古く、紀元前1100年代のエジプト王朝のラムセス五世が天然痘で亡くなった。ローマ帝国のアントニヌスの疫病も天然痘とされ、350万人が死んだ。アメリカインディアンの絶滅に天然痘が大きな役割を果たした。アステカとインカ帝国の滅亡の要因に天然痘が関与したという説もある。

 日本には、佐賀藩の藩主、鍋島直正が、最初に種痘を実施した。1849年だった。
 本書では、択捉島でロシア人に捕まって、シベリアに抑留され、その後種痘療法技術書を北海道に持ち帰り、翻訳されたのが1820年。幅広く種痘がなされた。北海道には種痘技術が受け継がれていた。

 その若槻慧の書いた「クレオパトラ」は、牛痘なのか?天然痘なのか?を神原恵弥は追いかけていく。制約会社にとっても、大きなビジネスチャンスでもある。
 H市には、小高い丘があり街が眺望でき、近くには五稜郭もある。ただし、H市は海岸に面して、山に囲まれていて、火事が起きやすい。海上からの風で火災が起こりやすい。そのことも、一つのミステリーともなる。気楽に読めて、神原恵弥の場面の切り替え方のうまさを堪能できる。
クレオパトラの夢 新装版 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢 新装版 (双葉文庫)より
4575517720
No.40
(4pt)

1980年に絶滅した天然痘。感染症で初めて絶滅。それが蘇るのか?

恩田陸がこのような作品を書くのかと感心した。全く、違ったテイストだ。
 主人公の神原恵弥のキャラクターがユニークだ。医学部を卒業し、外資系製薬会社に勤め、事業のシーズハンターである。精悍でタフだが、姉三人と双子の一人で、もう一人は女。都合四人に囲まれて育ったので、お姉言葉を話す。記憶力抜群で、一度見たら覚えてしまい忘れない。映像記憶能力が高い。

 双子の一人、菅原和見は、東京の大手弁護士事務所の弁護士であるが、医学研究者の若槻慧と不倫をしていた。若槻が、北海道に移転することで、追いかけてH市に移転した。そんな和見を連れ戻すために、神原恵弥はH市にやってくる。

 恵弥がH市で、和見に会った時には、若槻は死んで葬式だった。そこから、和見、そして、若槻の妻、慶子、さらに国立感染症研究所の多田直樹と繋がりができていく。
 若槻慧の手帳には、クレオパトラという文字が書かれていた。そして、神原恵弥と会う約束もあった。そのクレオパトラとは、一体何なのか?が、この物語では追いかけられていく。

 和見は、医者に対して、惜しみない慈愛を持って接しているのはわかるが、どこか偽物くさい違和感がある。患者にこんなに慈愛を持っている私を愛してる医者がいる。エセ医者らしい雰囲気を若槻にも感じていた。

 天然痘は、1980年世界保健機関(WHO)によって、根絶が宣言されている。感染症で根絶が成功した唯一の例である。牛痘は、牛にかかるウイルスだが、人間にも感染する。しかし、牛痘は人間に感染しても、軽い発熱や水疱が出るだけで、軽い症状であり、天然痘に免疫もできる。そのため、牛痘を使って、天然痘の免疫を作ることができる。

 天然痘の歴史は古く、紀元前1100年代のエジプト王朝のラムセス五世が天然痘で亡くなった。ローマ帝国のアントニヌスの疫病も天然痘とされ、350万人が死んだ。アメリカインディアンの絶滅に天然痘が大きな役割を果たした。アステカとインカ帝国の滅亡の要因に天然痘が関与したという説もある。

 日本には、佐賀藩の藩主、鍋島直正が、最初に種痘を実施した。1849年だった。
 本書では、択捉島でロシア人に捕まって、シベリアに抑留され、その後種痘療法技術書を北海道に持ち帰り、翻訳されたのが1820年。幅広く種痘がなされた。北海道には種痘技術が受け継がれていた。

 その若槻慧の書いた「クレオパトラ」は、牛痘なのか?天然痘なのか?を神原恵弥は追いかけていく。制約会社にとっても、大きなビジネスチャンスでもある。
 H市には、小高い丘があり街が眺望でき、近くには五稜郭もある。ただし、H市は海岸に面して、山に囲まれていて、火事が起きやすい。海上からの風で火災が起こりやすい。そのことも、一つのミステリーともなる。気楽に読めて、神原恵弥の場面の切り替え方のうまさを堪能できる。
クレオパトラの夢 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢 (双葉文庫)より
4575511129
No.39
(4pt)

前作より遙かに読みやすい

前作があまり面白くなく、印象が悪かったので期待しないで読んだ。が、設定もしっかりしていて内容を理解しやすく、わりと面白かった。これを読むと前作は何だったんだと思うが、多分、前作を通して登場人物のキャラがまとまってきたからではないだろうか。
クレオパトラの夢 新装版 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢 新装版 (双葉文庫)より
4575517720
No.38
(4pt)

前作より遙かに読みやすい

前作があまり面白くなく、印象が悪かったので期待しないで読んだ。が、設定もしっかりしていて内容を理解しやすく、わりと面白かった。これを読むと前作は何だったんだと思うが、多分、前作を通して登場人物のキャラがまとまってきたからではないだろうか。
クレオパトラの夢 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢 (双葉文庫)より
4575511129
No.37
(4pt)

前作より遙かに読みやすい

前作があまり面白くなく、印象が悪かったので期待しないで読んだ。が、設定もしっかりしていて内容を理解しやすく、わりと面白かった。これを読むと前作は何だったんだと思うが、多分、前作を通して登場人物のキャラがまとまってきたからではないだろうか。
クレオパトラの夢 Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢より
4575234834
No.36
(5pt)

冬の函館が舞台、不穏でスリリングな物語

最近購入した「ブラック・ベルベット」を読もうとしたら、神原恵弥を主人公としたシリーズものの第3作目ということ。先の2作である「MAZE」と「クレオパトラの夢」の内容がまったく記憶になく、漠然とおぼえていたのは、美男でバイセクシュアル、語り口はオカマちゃんの主人公、恵弥の強烈な個性のみという情けなさ。もう一度、前作を再読してみようとまず1作目の「MAZE」から読み始めましたが、あまりにおもしろくて2作とも半日で一気読みしてしまいました。
恩田さんは雰囲気作りが大変うまく、特に得体の知れない不穏な雰囲気にいつも一気に引き込まれます。が、ラストでちょっと肩透かし・・というパターンが正直言って多く・・けれどこの「クレオパトラの夢」は最後まで星5つでした。

舞台H市は、明らかに北海道の函館市。夜景が見える山や修道院、港沿いに建つクラシックなホテル、市電など、すべて風景が頭に浮かぶものばかりで、行ったことがある方ならそれだけでも楽しめます。寒いのが大嫌いなのに、家族一同から妹を連れ戻すことを託され、いやいや冬にやってきた恵弥ですが、その裏にはしっかり別の目的があったのでした。ところが、いきなり問題の妹の不倫相手が死んでしまったと妹本人から告げられ、代わりに葬式に行くはめに。その後、不審な人物が次々に登場、あげくは妹の言動まで怪しくなってきて、2転3転する嘘ばかりついていたことがわかってきます。誰も信用できない状況の中、最後には防衛庁の人間にまでつけまわされるはめに・・・。
からんでいるのは、他殺か事故死かわからない妹の不倫相手が持っていた2枚の地図。そこから導き出されるのは、昭和9年に起きた市の3分の2を焼き尽くした大火。海からの強風に吹きさらしになる土地柄、過去何度も大火に焼かれてきたH市の歴史。そしてそこで密かに隠され守られていた”クレオパトラ”の正体とは・・・?

函館の冬の、静謐でひっそりとした空気が伝わってくるようです。ストーリーも、最後まで緊張感の持続する出来でとてもよかったです(既読なのに、まったくおぼえていなかった自分が情けないですが・・2度楽しめたので、まあいいか(笑))。本格好きのミステリ・ファンにも楽しめると思います。これから「ブラック・ベルベット」を読みますが、このシリーズ、ぜひ続けていっていただきたいです。
クレオパトラの夢 新装版 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢 新装版 (双葉文庫)より
4575517720
No.35
(5pt)

冬の函館が舞台、不穏でスリリングな物語

最近購入した「ブラック・ベルベット」を読もうとしたら、神原恵弥を主人公としたシリーズものの第3作目ということ。先の2作である「MAZE」と「クレオパトラの夢」の内容がまったく記憶になく、漠然とおぼえていたのは、美男でバイセクシュアル、語り口はオカマちゃんの主人公、恵弥の強烈な個性のみという情けなさ。もう一度、前作を再読してみようとまず1作目の「MAZE」から読み始めましたが、あまりにおもしろくて2作とも半日で一気読みしてしまいました。
恩田さんは雰囲気作りが大変うまく、特に得体の知れない不穏な雰囲気にいつも一気に引き込まれます。が、ラストでちょっと肩透かし・・というパターンが正直言って多く・・けれどこの「クレオパトラの夢」は最後まで星5つでした。

舞台H市は、明らかに北海道の函館市。夜景が見える山や修道院、港沿いに建つクラシックなホテル、市電など、すべて風景が頭に浮かぶものばかりで、行ったことがある方ならそれだけでも楽しめます。寒いのが大嫌いなのに、家族一同から妹を連れ戻すことを託され、いやいや冬にやってきた恵弥ですが、その裏にはしっかり別の目的があったのでした。ところが、いきなり問題の妹の不倫相手が死んでしまったと妹本人から告げられ、代わりに葬式に行くはめに。その後、不審な人物が次々に登場、あげくは妹の言動まで怪しくなってきて、2転3転する嘘ばかりついていたことがわかってきます。誰も信用できない状況の中、最後には防衛庁の人間にまでつけまわされるはめに・・・。
からんでいるのは、他殺か事故死かわからない妹の不倫相手が持っていた2枚の地図。そこから導き出されるのは、昭和9年に起きた市の3分の2を焼き尽くした大火。海からの強風に吹きさらしになる土地柄、過去何度も大火に焼かれてきたH市の歴史。そしてそこで密かに隠され守られていた”クレオパトラ”の正体とは・・・?

函館の冬の、静謐でひっそりとした空気が伝わってくるようです。ストーリーも、最後まで緊張感の持続する出来でとてもよかったです(既読なのに、まったくおぼえていなかった自分が情けないですが・・2度楽しめたので、まあいいか(笑))。本格好きのミステリ・ファンにも楽しめると思います。これから「ブラック・ベルベット」を読みますが、このシリーズ、ぜひ続けていっていただきたいです。
クレオパトラの夢 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢 (双葉文庫)より
4575511129
No.34
(5pt)

冬の函館が舞台、不穏でスリリングな物語

最近購入した「ブラック・ベルベット」を読もうとしたら、神原恵弥を主人公としたシリーズものの第3作目ということ。先の2作である「MAZE」と「クレオパトラの夢」の内容がまったく記憶になく、漠然とおぼえていたのは、美男でバイセクシュアル、語り口はオカマちゃんの主人公、恵弥の強烈な個性のみという情けなさ。もう一度、前作を再読してみようとまず1作目の「MAZE」から読み始めましたが、あまりにおもしろくて2作とも半日で一気読みしてしまいました。
恩田さんは雰囲気作りが大変うまく、特に得体の知れない不穏な雰囲気にいつも一気に引き込まれます。が、ラストでちょっと肩透かし・・というパターンが正直言って多く・・けれどこの「クレオパトラの夢」は最後まで星5つでした。

舞台H市は、明らかに北海道の函館市。夜景が見える山や修道院、港沿いに建つクラシックなホテル、市電など、すべて風景が頭に浮かぶものばかりで、行ったことがある方ならそれだけでも楽しめます。寒いのが大嫌いなのに、家族一同から妹を連れ戻すことを託され、いやいや冬にやってきた恵弥ですが、その裏にはしっかり別の目的があったのでした。ところが、いきなり問題の妹の不倫相手が死んでしまったと妹本人から告げられ、代わりに葬式に行くはめに。その後、不審な人物が次々に登場、あげくは妹の言動まで怪しくなってきて、2転3転する嘘ばかりついていたことがわかってきます。誰も信用できない状況の中、最後には防衛庁の人間にまでつけまわされるはめに・・・。
からんでいるのは、他殺か事故死かわからない妹の不倫相手が持っていた2枚の地図。そこから導き出されるのは、昭和9年に起きた市の3分の2を焼き尽くした大火。海からの強風に吹きさらしになる土地柄、過去何度も大火に焼かれてきたH市の歴史。そしてそこで密かに隠され守られていた”クレオパトラ”の正体とは・・・?

函館の冬の、静謐でひっそりとした空気が伝わってくるようです。ストーリーも、最後まで緊張感の持続する出来でとてもよかったです(既読なのに、まったくおぼえていなかった自分が情けないですが・・2度楽しめたので、まあいいか(笑))。本格好きのミステリ・ファンにも楽しめると思います。これから「ブラック・ベルベット」を読みますが、このシリーズ、ぜひ続けていっていただきたいです。
クレオパトラの夢 Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢より
4575234834
No.33
(5pt)

予想外の展開に、読まずにいられません。

予想外の展開に、先を知りたくていつも時間を忘れて読みふけってしまいます。「こう来たか!」と言う思わぬストーリーにはまっています。
クレオパトラの夢 新装版 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢 新装版 (双葉文庫)より
4575517720
No.32
(5pt)

予想外の展開に、読まずにいられません。

予想外の展開に、先を知りたくていつも時間を忘れて読みふけってしまいます。「こう来たか!」と言う思わぬストーリーにはまっています。
クレオパトラの夢 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢 (双葉文庫)より
4575511129
No.31
(5pt)

予想外の展開に、読まずにいられません。

予想外の展開に、先を知りたくていつも時間を忘れて読みふけってしまいます。「こう来たか!」と言う思わぬストーリーにはまっています。
クレオパトラの夢 Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢より
4575234834
No.30
(4pt)

MAZE

『MAZE』で初登場した頭脳明晰にして容姿端麗のオカマ「神原恵弥」が主人公のミステリィ。不倫相手を追いかけて北海道で暮らす双子の妹を連れ戻すため、「恵弥」は北海道へ飛ぶ。しかし本当の目的は「クレオパトラ」を探すため。ところが妹の不倫相手は突然死に、「クレオパトラ」を巡って様々な人物が暗躍を始め、妹まで行方不明になってしまう。「クレオパトラ」の正体とは?なぜ皆が捜し求めるのか?妹は見つかるのか?最後まで飽きさせないストーリー展開で、一気に読ませてしまう良質のエンターテイメント。
シリーズ前作『MAZE』ほどスケールが大きいわけではないが、北海道の歴史を踏まえた謎を核に、「神原恵弥」という魅力的なキャラクターをフルに活用した「キャラもの」でもある。
 それにしてもイロイロなところで言われているように、明らかに函館のことを「H市」、五稜郭のことを「G稜郭」という表現は酷い。恩田陸の小説にはよくこのような表現が出てくるのだが、これだけはカンベンしてもらいたい。町並みの様子がやたらリアルに書き込んであるので、余計に目立ってしまう。
 なにはともあれ、多作の恩田陸の小説群の中では、幻想的な雰囲気は無いのだが、スリリングな展開と魅力的な謎を楽しめる、お薦め作品なのである。もっとこのシリーズを読みたいものだ。
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4575517720
No.29
(4pt)

MAZE

『MAZE』で初登場した頭脳明晰にして容姿端麗のオカマ「神原恵弥」が主人公のミステリィ。不倫相手を追いかけて北海道で暮らす双子の妹を連れ戻すため、「恵弥」は北海道へ飛ぶ。しかし本当の目的は「クレオパトラ」を探すため。ところが妹の不倫相手は突然死に、「クレオパトラ」を巡って様々な人物が暗躍を始め、妹まで行方不明になってしまう。「クレオパトラ」の正体とは?なぜ皆が捜し求めるのか?妹は見つかるのか?最後まで飽きさせないストーリー展開で、一気に読ませてしまう良質のエンターテイメント。
シリーズ前作『MAZE』ほどスケールが大きいわけではないが、北海道の歴史を踏まえた謎を核に、「神原恵弥」という魅力的なキャラクターをフルに活用した「キャラもの」でもある。
 それにしてもイロイロなところで言われているように、明らかに函館のことを「H市」、五稜郭のことを「G稜郭」という表現は酷い。恩田陸の小説にはよくこのような表現が出てくるのだが、これだけはカンベンしてもらいたい。町並みの様子がやたらリアルに書き込んであるので、余計に目立ってしまう。
 なにはともあれ、多作の恩田陸の小説群の中では、幻想的な雰囲気は無いのだが、スリリングな展開と魅力的な謎を楽しめる、お薦め作品なのである。もっとこのシリーズを読みたいものだ。
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4575511129
No.28
(4pt)

MAZE

『MAZE』で初登場した頭脳明晰にして容姿端麗のオカマ「神原恵弥」が主人公のミステリィ。不倫相手を追いかけて北海道で暮らす双子の妹を連れ戻すため、「恵弥」は北海道へ飛ぶ。しかし本当の目的は「クレオパトラ」を探すため。ところが妹の不倫相手は突然死に、「クレオパトラ」を巡って様々な人物が暗躍を始め、妹まで行方不明になってしまう。「クレオパトラ」の正体とは?なぜ皆が捜し求めるのか?妹は見つかるのか?最後まで飽きさせないストーリー展開で、一気に読ませてしまう良質のエンターテイメント。
シリーズ前作『MAZE』ほどスケールが大きいわけではないが、北海道の歴史を踏まえた謎を核に、「神原恵弥」という魅力的なキャラクターをフルに活用した「キャラもの」でもある。
 それにしてもイロイロなところで言われているように、明らかに函館のことを「H市」、五稜郭のことを「G稜郭」という表現は酷い。恩田陸の小説にはよくこのような表現が出てくるのだが、これだけはカンベンしてもらいたい。町並みの様子がやたらリアルに書き込んであるので、余計に目立ってしまう。
 なにはともあれ、多作の恩田陸の小説群の中では、幻想的な雰囲気は無いのだが、スリリングな展開と魅力的な謎を楽しめる、お薦め作品なのである。もっとこのシリーズを読みたいものだ。
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4575234834
No.27
(4pt)

さすが恩田陸さん

さすがに恩田陸さん読んでいて、小気味よいストーリー展開、最後も良い。
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4575517720
No.26
(4pt)

さすが恩田陸さん

さすがに恩田陸さん読んでいて、小気味よいストーリー展開、最後も良い。
クレオパトラの夢 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢 (双葉文庫)より
4575511129
No.25
(4pt)

さすが恩田陸さん

さすがに恩田陸さん読んでいて、小気味よいストーリー展開、最後も良い。
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4575234834
No.24
(4pt)

恩田作品では比較的、わけのわかる方かな

恩田氏の作品は幾つかの系統に分類できるが、私は「わけのわからない雰囲気のある」作品のファンである。例えば「三月」とかが大好きだ。
 本書は、どちらかといえば「わけのわかる雰囲気のある」作品。ネタばれはもうされているようなので構わないと思うが、北方のある都市が何度も大火に見舞われるのはなぜかという謎を追う物語。確かにスケールは帚木氏の「アフリカの蹄」ほど大きくはないが、天然痘絡みの話はやっぱり怖い。今はやったら、すぐには対処できないんだよね、多分。新しい病気も怖いけど、撲滅したと思い込んでいる病気の方が怖い気がする。
 これはちゃんと答えの出る作品なので「三月」系が苦手な方も読めると思う。雰囲気を味わう価値は大きいと思うので、ぜひどうぞ。
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4575517720
No.23
(4pt)

恩田作品では比較的、わけのわかる方かな

 恩田氏の作品は幾つかの系統に分類できるが、私は「わけのわからない雰囲気のある」作品のファンである。例えば「三月」とかが大好きだ。
 本書は、どちらかといえば「わけのわかる雰囲気のある」作品。ネタばれはもうされているようなので構わないと思うが、北方のある都市が何度も大火に見舞われるのはなぜかという謎を追う物語。確かにスケールは帚木氏の「アフリカの蹄」ほど大きくはないが、天然痘絡みの話はやっぱり怖い。今はやったら、すぐには対処できないんだよね、多分。新しい病気も怖いけど、撲滅したと思い込んでいる病気の方が怖い気がする。
 これはちゃんと答えの出る作品なので「三月」系が苦手な方も読めると思う。雰囲気を味わう価値は大きいと思うので、ぜひどうぞ。
クレオパトラの夢 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: クレオパトラの夢 (双葉文庫)より
4575511129