麦の海に沈む果実

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評判

麦の海に沈む果実の評価:

4.09/5点 レビュー 99件。 B ランク

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平均点4.09pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全151件 81〜100 5/8ページ
No.71
(4pt)

麦の底に沈む果実。

理瀬シリーズ本作としては一作目。 「回転木馬」でプレ作品を読んだときから楽しみでした。まさかいまも続くシリーズになるとは思いませんでしたが。 あり得ない時期に湿原にやってきた不吉な転校生、理瀬。 美しい校長、お金持ちで訳ありの生徒が多い学園でおきる事件。 彼女が喪ったとき、全てを思い出します。 初期ならではの暗黒な雰囲気はゴシックロマンとでもいうのでしょうか。
麦の海に沈む果実 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)より
4062739275
No.70
(4pt)

一気に読める本

一気に読んでしまいました。恩田さんの魅力がたっぷりつまったいい本だと思います。 主人公の心理描写や、読者をぞくりとさせる恐怖を与える手法は見事だと思います。また、この物語の設定もなかなかおもしろい舞台であったし、ハッピーエンドとはいいきれない、すこし心に苦味のようなものを残す終わり方は個人的に結構好きです。 ただ、ちょっとクライマックスのあたりがわかりにくいのと、終わり方も同じ設定でももっといい書き方があるのでは?また、主要人物以外の描写があまりにもお粗末。まぁこれはあんまり書くとぐだぐだになるんでしょうけど… ほかの方も書いていましたが、恩田さんはラストがしっかり書けるようになったら、もっともっと化ける作家だと思います。
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)より
4062101696
No.69
(4pt)

一気に読める本

一気に読んでしまいました。恩田さんの魅力がたっぷりつまったいい本だと思います。 主人公の心理描写や、読者をぞくりとさせる恐怖を与える手法は見事だと思います。また、この物語の設定もなかなかおもしろい舞台であったし、ハッピーエンドとはいいきれない、すこし心に苦味のようなものを残す終わり方は個人的に結構好きです。 ただ、ちょっとクライマックスのあたりがわかりにくいのと、終わり方も同じ設定でももっといい書き方があるのでは?また、主要人物以外の描写があまりにもお粗末。まぁこれはあんまり書くとぐだぐだになるんでしょうけど… ほかの方も書いていましたが、恩田さんはラストがしっかり書けるようになったら、もっともっと化ける作家だと思います。
麦の海に沈む果実 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)より
4062739275
No.68
(4pt)

謎は謎のまま……

読後感を一言で表すならば『不思議』。
そもそもこの話の舞台はどこなのだろうとまず考え込んでしまいました。
どこまでも続く湿原に、めったに晴れることのない空、青い丘。
そして世間から隔絶された閉鎖的な学園。
そのなかで起きるミステリー。
舞台は遠い外国か、異世界かと思いながら読み進めれば、札幌や東京など身近な地名が登場したりする。
日本のどこかにあるのかなぁと感じさせながら、でも、学園に通ってくる生徒たちの素性を考えると、何ともいえなくなる。
不完全な異世界って感じでしょうか。
不思議です。
理瀬という少女が時期はずれに転入してくるところからお話は始まります。
幻想的な風景のなかで起こる事件の裏にはどんな真実が隠されているのだろうと一気に読まされてしまいました。
が、ラストはいまひとつ。
ただ、あえて謎を全部解明せず、
読者に想像の余地を残してくれているところで、この物語の不思議さがより印象深いものになって良かったんじゃないかと思います。
直接ストーリーには関係ないのですが、
主人公が自分を取り戻していく過程で『理瀬から私』と人称を変化して表記していたのは見事でした! 
恩田陸さんの文章力に思わずうなってしまいました。
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)より
4062101696
No.67
(4pt)

謎は謎のまま……

読後感を一言で表すならば『不思議』。
そもそもこの話の舞台はどこなのだろうとまず考え込んでしまいました。
どこまでも続く湿原に、めったに晴れることのない空、青い丘。
そして世間から隔絶された閉鎖的な学園。
そのなかで起きるミステリー。
舞台は遠い外国か、異世界かと思いながら読み進めれば、札幌や東京など身近な地名が登場したりする。
日本のどこかにあるのかなぁと感じさせながら、でも、学園に通ってくる生徒たちの素性を考えると、何ともいえなくなる。
不完全な異世界って感じでしょうか。
不思議です。
理瀬という少女が時期はずれに転入してくるところからお話は始まります。
幻想的な風景のなかで起こる事件の裏にはどんな真実が隠されているのだろうと一気に読まされてしまいました。
が、ラストはいまひとつ。
ただ、あえて謎を全部解明せず、
読者に想像の余地を残してくれているところで、この物語の不思議さがより印象深いものになって良かったんじゃないかと思います。
直接ストーリーには関係ないのですが、
主人公が自分を取り戻していく過程で『理瀬から私』と人称を変化して表記していたのは見事でした! 
恩田陸さんの文章力に思わずうなってしまいました。
麦の海に沈む果実 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)より
4062739275
No.66
(5pt)

大好き!

恩田陸さんの本はほとんど全部読みましたが、
これが一番好きです!
この本の舞台となる学校の雰囲気に凄く惹かれました。
登場人物も一人一人凄く魅力的です。
終わり方は、納得いかないところもありましたけど、
恩田陸さんらしいなーという感じです。
それよりもとにかく面白いので是非読んでみてください
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)より
4062101696
No.65
(5pt)

大好き!

恩田陸さんの本はほとんど全部読みましたが、
これが一番好きです!
この本の舞台となる学校の雰囲気に凄く惹かれました。
登場人物も一人一人凄く魅力的です。
終わり方は、納得いかないところもありましたけど、
恩田陸さんらしいなーという感じです。
それよりもとにかく面白いので是非読んでみてください
麦の海に沈む果実 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)より
4062739275
No.64
(4pt)

不完全な世界。 それでも

単純にミステリーに謎解きやトリックなどを求めている人、
完全な世界の構築とそれに打ち立てられた謎を求めている人、
には向かないと思う作品だと感じる。
それだけ、この作品の世界観やトリックなどには
幼さや不完全さが残っている。
ただし。
個人的にはそれすらも作者の意図であるように感じる。
「六番目の小夜子」「夜のピクニック」などに代表されるように、
作者はまだ大人になりきれていない年頃の少女の深層を描くのが、
非常に上手く、また得意とする分野だと思う。
だからこそ、その少女が存在するこの本の世界も、
なぜか危うく幼い不完全さで構築されていることが自然だと感じてしまった。
そしてその世界が完全でない理由は、
社会からの隔離された世界にありながら、
結局は向いている先は社会や世間にあるという、
少年少女の(または大人の)矛盾した欲望で構築されているからなのだろう。
物語は、
立地的にも社会的にも世間から隔てられた元修道院の中に立てられた、
様々な理由から集まる生徒たちで構成された学校の中で展開される。
もちろん人は死ぬ。
そして物語を進めるごとに、
各登場人物の思いや悩みが少しずつ解き開かれて、
最後は主人公の記憶へと物語が収縮していく。
ラストは。。もちろん自分の目で確かめて欲しい。
そしてこの危うい少年少女たちで構成された不完全な世界を感じて欲しいと思う。
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)より
4062101696
No.63
(4pt)

不完全な世界。 それでも

単純にミステリーに謎解きやトリックなどを求めている人、
完全な世界の構築とそれに打ち立てられた謎を求めている人、
には向かないと思う作品だと感じる。
それだけ、この作品の世界観やトリックなどには
幼さや不完全さが残っている。
ただし。
個人的にはそれすらも作者の意図であるように感じる。
「六番目の小夜子」「夜のピクニック」などに代表されるように、
作者はまだ大人になりきれていない年頃の少女の深層を描くのが、
非常に上手く、また得意とする分野だと思う。
だからこそ、その少女が存在するこの本の世界も、
なぜか危うく幼い不完全さで構築されていることが自然だと感じてしまった。
そしてその世界が完全でない理由は、
社会からの隔離された世界にありながら、
結局は向いている先は社会や世間にあるという、
少年少女の(または大人の)矛盾した欲望で構築されているからなのだろう。
物語は、
立地的にも社会的にも世間から隔てられた元修道院の中に立てられた、
様々な理由から集まる生徒たちで構成された学校の中で展開される。
もちろん人は死ぬ。
そして物語を進めるごとに、
各登場人物の思いや悩みが少しずつ解き開かれて、
最後は主人公の記憶へと物語が収縮していく。
ラストは。。もちろん自分の目で確かめて欲しい。
そしてこの危うい少年少女たちで構成された不完全な世界を感じて欲しいと思う。
麦の海に沈む果実 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)より
4062739275
No.62
(5pt)

凄すぎます!!!!

あっという間に読み終わってしまいましたよー!!!
最後は・・・ビックリしました(-_-;)
「えっ!!??」ですよ・・・
でもよく分かりませんでした・・・
生きてるの?死んでるの?どっち?・・・みたいな・・・
そこで4つ星になりました・・・
がo
私、この物語を読んでくうちに、登場人物に惚れました!!!
聖です!!!めちゃくちゃタイプ!!!
後はァー・・・黎二も格好いいかも・・・
あo↑は参考になりませんね(^_^;)
でも居て欲しいです!!!
つーか最後の黎二の所で泣きました!!!
あー・・・もっと恩田サンの本が読みたい・・・
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)より
4062101696
No.61
(5pt)

凄すぎます!!!!

あっという間に読み終わってしまいましたよー!!!
最後は・・・ビックリしました(-_-;)
「えっ!!??」ですよ・・・
でもよく分かりませんでした・・・
生きてるの?死んでるの?どっち?・・・みたいな・・・
そこで4つ星になりました・・・
がo
私、この物語を読んでくうちに、登場人物に惚れました!!!
聖です!!!めちゃくちゃタイプ!!!
後はァー・・・黎二も格好いいかも・・・
あo↑は参考になりませんね(^_^;)
でも居て欲しいです!!!
つーか最後の黎二の所で泣きました!!!
あー・・・もっと恩田サンの本が読みたい・・・
麦の海に沈む果実 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)より
4062739275
No.60
(4pt)

一晩で読破してしまった。

寝る前にほんのちょっとだけ読むつもりだったのに。誰かページをめくるこの手を止めて~!これはもう絶対五つ星だ!!と心の中で叫びながら読んでいたのだが、最後の最後すべてが明らかになった時に星がひとつ減った…。主人公の理瀬に肩入れして読んでた人はみんなそうではないでしょうか。でもこの物語は作者の頭の中にあるとてつもなく壮大な世界の、ある一部分だけを切り取ったものだと思うんですよ。だから『麦の海』以前と『麦の海』以後があるはず。(実際あるみたいですね)それならこのラストもうなずけるかなと思いました。その代わり、作者の方にはすべて出し尽くすまで絶対に筆を置いて下さるな!と言いたいです。…まんまと北の果ての湿原に片足突っ込んでしまった私です。。。
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)より
4062101696
No.59
(4pt)

一晩で読破してしまった。

寝る前にほんのちょっとだけ読むつもりだったのに。誰かページをめくるこの手を止めて~!これはもう絶対五つ星だ!!と心の中で叫びながら読んでいたのだが、最後の最後すべてが明らかになった時に星がひとつ減った…。主人公の理瀬に肩入れして読んでた人はみんなそうではないでしょうか。でもこの物語は作者の頭の中にあるとてつもなく壮大な世界の、ある一部分だけを切り取ったものだと思うんですよ。だから『麦の海』以前と『麦の海』以後があるはず。(実際あるみたいですね)それならこのラストもうなずけるかなと思いました。その代わり、作者の方にはすべて出し尽くすまで絶対に筆を置いて下さるな!と言いたいです。…まんまと北の果ての湿原に片足突っ込んでしまった私です。。。
麦の海に沈む果実 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)より
4062739275
No.58
(5pt)

物語に吸い込まれていく・・・

『三月の王国』・・そこは学校という閉ざされた場所に築かれた一つのゆがんだ世界です。 圧倒的な存在感と魅力を持つ校長と個性豊かで素晴らしい能力と複雑な家庭環境(もしくは過去)を持つ生徒達。そして次々と起こる不可解な事件(事故)と謎・・。息つく暇もないほどの物語の展開・・。閉ざされた世界の中で混乱し誰の言葉を信じればいいのか、自分すら信用出来ない主人公の少女「理瀬」。彼女に隠された秘密とは・・。本当に面白い本です。読み終わるまで気になって寝不足が続いたほど・・。ぜひ一度読んでみてください。 
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)より
4062101696
No.57
(5pt)

物語に吸い込まれていく・・・

『三月の王国』・・そこは学校という閉ざされた場所に築かれた一つのゆがんだ世界です。 圧倒的な存在感と魅力を持つ校長と個性豊かで素晴らしい能力と複雑な家庭環境(もしくは過去)を持つ生徒達。そして次々と起こる不可解な事件(事故)と謎・・。息つく暇もないほどの物語の展開・・。閉ざされた世界の中で混乱し誰の言葉を信じればいいのか、自分すら信用出来ない主人公の少女「理瀬」。彼女に隠された秘密とは・・。本当に面白い本です。読み終わるまで気になって寝不足が続いたほど・・。ぜひ一度読んでみてください。 
麦の海に沈む果実 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)より
4062739275
No.56
(4pt)

まさに恩田ワールド!!!不思議だらけ!

この話は主人公・水野理瀬がある学校に転校してくるところから話は始まります。恩田さんの小説って物語の冒頭からもう全てが始まってる感があるんだけど、この物語もそうです。最後まで読み通してみると、「あ~、だからあの時・・・」みたいな感覚がすごいある小説です。私としてはぜひとも「三月は深き紅の淵を」から読むことをオススメします。私も「三月~」→「麦の海~」で読んだんですが、妙なデジャ・ヴみたいなものを感じられて自分までその場にいるような臨場感が感じられます。とにかく面白い作品です。恩田ファンならぜひぜひ読んでください!!
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)より
4062101696
No.55
(4pt)

まさに恩田ワールド!!!不思議だらけ!

この話は主人公・水野理瀬がある学校に転校してくるところから話は始まります。恩田さんの小説って物語の冒頭からもう全てが始まってる感があるんだけど、この物語もそうです。最後まで読み通してみると、「あ~、だからあの時・・・」みたいな感覚がすごいある小説です。私としてはぜひとも「三月は深き紅の淵を」から読むことをオススメします。私も「三月~」→「麦の海~」で読んだんですが、妙なデジャ・ヴみたいなものを感じられて自分までその場にいるような臨場感が感じられます。とにかく面白い作品です。恩田ファンならぜひぜひ読んでください!!
麦の海に沈む果実 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)より
4062739275
No.54
(4pt)

マジカル学園ミステリーダァー

北海道の某所。そこは地平線まで一面湿地帯が広がっていて、陸の孤島のように「青い丘」がそびえている。ハリー・ポッターが通う学校のような不思議な雰囲気濃厚な学園に転入するヒロイン。中高一環教育校で私物の持ち込みは厳禁、囚われの城のように一度門をくぐったものは2度と外の世界に出られない(かも知れない)という徹底した外界との接触を遮断された密室環境で、いろんな事件がヒロインの周りで起こる。ミステリアスなものであったり、オカルティックなものであったり。さらにヒロイン自身にも何やら秘密がありそうな気配・・・。一風変わった学園ドラマをお楽しみください。
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)より
4062101696
No.53
(4pt)

マジカル学園ミステリーダァー

北海道の某所。そこは地平線まで一面湿地帯が広がっていて、陸の孤島のように「青い丘」がそびえている。ハリー・ポッターが通う学校のような不思議な雰囲気濃厚な学園に転入するヒロイン。中高一環教育校で私物の持ち込みは厳禁、囚われの城のように一度門をくぐったものは2度と外の世界に出られない(かも知れない)という徹底した外界との接触を遮断された密室環境で、いろんな事件がヒロインの周りで起こる。ミステリアスなものであったり、オカルティックなものであったり。さらにヒロイン自身にも何やら秘密がありそうな気配・・・。一風変わった学園ドラマをお楽しみください。
麦の海に沈む果実 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (講談社文庫)より
4062739275
No.52
(5pt)

ずっと読みたかった本

 恩田陸の作品を初めて読んだのは『三月は深き紅の淵を』でした。なんとも不思議な連作(?)短編集で、タイトルと同じ「三月は深き紅の淵を」という謎めいた本を巡るお話なのですが、ひとつひとつの話は独立しています。そのうちの一つが元になっている小説がこの『麦の海に沈む果実』です。 この学園はどこにあるんだろう?なんだか日本のなかにあるようで、でも日本じゃないような。どこから来たのか、素性もわからない生徒達(ただし、事情があってのことで、けっこうお金持ちの子供ばかりのよう)。そこに放り込まれた理瀬。彼女のまわりで起こるいろいろな事件。もう不思議のオンパレードです。 学園内で起こる殺人。誰が犯人なのか。こんな閉ざされた場所で起こる事件だもの、内部の人間が犯人としか思えないわけだから、だいたい見当が付きそうなもの。でもそこはさすが恩田陸。そんな簡単に犯人をわからせてはくれません。 ラストはもうびっくり。ほっほ~、そうきたか。不思議の連続で、一気に読みすすめてしまいました。
麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ) Amazon書評・レビュー: 麦の海に沈む果実 (メフィスト・クラブ)より
4062101696