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サバイバー・ミッション
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サバイバー・ミッションの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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ヘッドハンターと呼ばれる連続殺人鬼を追うべく密命を受けた主人公。そして、その相棒は天才学者の知識をAI化したドクターキシモト。 ということで、設定は面白いです。展開も中々良かったのですが、最後がちょっと駆け足で物足りずです。 続編もあるということなので、そちらも非常に気になってます。 | ||||
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もうちょっと推敲された文章にできたのではないかな?と思わなくもないですが、内容は非常に面白かったです。 早く続編が出て欲しい一冊です。 | ||||
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20XX年、警視庁刑事部犯罪捜査支援室の女性捜査官・麻生利津は猟奇的な連続首狩り殺人の捜査を命じられる。犯人は、人間の衝動を分析する心理テストで使われるカードを現場に残す奇妙な行動をとっていた!彼女の捜査を助けるのは、史上最強の人工知能、ドクター・キシモト。サイコ・サスペンスの決定版登場。 上記の様な触れ込みであるが精神科医的な視点を少し掘り下げて取り入れてるが、このジャンルでは取り立てて珍しいものでは無い。この手のものが好きな方は同著者『タロットの迷宮』も合わせて読んでみて下さい。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)小笠原 慧1960年、香川県生まれ。本名・岡田尊司。東京大学文学部哲学科中退、京都大学医学部卒業。医学博士。現役の精神科医でもある。作品に、第20回横溝正史賞正賞を受賞した『DZ』など。また、本名での著書も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 精神科医としての実名で書いた著書は賛否両論ですごく叩かれているレビューも多いですね。こういうやり方がやはり精神科医としては物議を醸し出すのだろう。 | ||||
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猟奇殺人を負う捜査官と,捜査を補助するAI. 脳をトレースして記憶や人格を写し取るという技術を中核として 目の前の連続殺人と,AIの元となったエリート犯罪学者の殺人事件という 2つの事件に迫っていく. 猟奇殺人というだけでなく,背後にある陰謀が見え隠れして 現在と過去の事件が絡み合っていく. 次第に誰も信じられなくなり,徐々に自分にも脅威が迫ってきて, 徐々に緊張感を高まりつつ,ラストのどんでん返しを迎える. サイコサスペンスらしい張り詰めた雰囲気だけでなく, ミステリー的な意外性も用意されていて,どちらも楽しめる作品になっている. とはいえ,脳のトレーシングが,もっぱらAIの人格保存において強調されて 事件解決の突破口にはなっていないのが,ちょっともったいない. 設定を使い切っていないところに,不消化感が残る. | ||||
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女性刑事が、人口知能と一緒に事件を解決するっていう小説。あまり期待していなかったんだけど、すごく面白い。 近未来の設定だけど、人間の記憶を、脳をスキャンして保存しておくことは、妙にリアリティがあった。きっと、そんなに遠くない未来にこういうことが行われるんだろうなぁ。 ただ、首切りのシーンは最近の高校生が母親の首を切った事件のせいもあって、気持ち悪かった。現実とフィクションがシンクロしてるような気がして。 ストーリーも最後まで飽きさせないし、ミステリーとしてもかなり面白い。続編も出るらしいから期待したい。ドクター・キシモトも出るのかな? | ||||
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近未来、金融危機のあと、貧困と犯罪がうずまく都市へと変貌した東京が舞台です。 女性捜査官、麻生利津は、連続首狩り殺人事件の捜査を命じられ、ドクターキシモトと呼ばれる人工知能のパートナーを与えられる。 最後の犠牲者となった先輩捜査官の捜査の跡を追ううちに、予想外の真相が次第に明らかになり、最後には大どんでん返しが。 医師である作者だけに、筋弛緩剤を投与され、意識だけははっきりしたままで、首を切り取られる犠牲者の描写などはリアルです。 死体の脳から、記憶を再現できるとか、ヒトの記憶をすべて電子情報に移してコンピューターで人格を再現するといったアイデアはこれまでにもあったように思いますが、その描写はなかなか細かく、専門的で、フィクションながら納得させられるものです。 非常に展開が激しくて、飽きさせない内容になっています。 難点をあげれば、全体にどこかで観たような感じが否定できず、個人的には、舞台からは「攻殻機動隊」を連想させられましたし、猟奇殺人や、犯罪者の心理に注目した点などは、一連のハリウッド映画など枚挙にいとまがないでしょう。 オリジナリティという点で、少し物足りなさが残りますが、それに目をつぶれば、よくできた作品でおすすめできると思います。 | ||||
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この作品の雰囲気を表わすのには「SFチックな『羊たちの沈黙』」と言えば、一番分かりやすいかと思います。 ミステリーは好きでよく読むのですが、SF要素が入ってくるとその部分だけ浮いていたりしてリアリティがなくなるものが多いのに、 この作品は逆にリアリティが増しているのがすごい! 後半のたたみかけるような展開の速さも良かったし、文章もテンポがよく読みやすかったです。 続きがありそうな終わり方だったので、続編が出るのを期待したいです。ぜひ、読みたい! | ||||
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異形のモノとコンビを組まされるという点で「鋼鉄都市」+「ボーン・コレクター」+ちょっぴり「羊たちの沈黙」+アガサ・クリスティのアノ有名な「×××…」ほんでもってウルトラQの「悪魔っ子」も加算して最後に主役のひとりが平面ということで「ど根性ガエル」もおまけしちゃえぃ! もってけドロボー!! | ||||
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新米の女性捜査官の律津(りつ)は、先輩捜査官を殺され、その事件の単独捜査を命じられます。与えられたパートナーは、なんと、人工知能の探偵ドクター・キシモト。謎は謎を呼び、次第に深みにはまっていくというストーリーです。ちょっと怖かったけど、読み出したら、衝撃のラストまで一気でした。面白かった! 残されたソンディ・テストのカードや古い写真から過去をたぐるうちに、予想もしない形でパズルをうずめられていくのですが、単なるミステリーを超えた、人間の心や意識、記憶という、深遠な部分にも、読み手の想像が広がる不思議な体験でした。 サイコな雰囲気と、近未来のサイバー感が作る世界にもしびれたけど、ヒロインとこの人工知能の探偵のカップルが、またいいんです。文章も読みやすいし。またキシモトに会いたい。是非シリーズ化して! | ||||
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