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サバイバー・ミッション



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【この小説が収録されている参考書籍】
サバイバー・ミッション
サバイバー・ミッション (文春文庫)

サバイバー・ミッションの評価: 3.86/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全14件 1~14 1/1ページ
No.14:
(1pt)

サバイバー・ミッション

2013年、スラム化進む東京で事件は起きた―首狩り殺人鬼vs.女性捜査官・麻生利津。警視庁の新人捜査官・麻生利津はおぞましき連続首狩り殺人事件の捜査を命じられた。彼女に授けられた史上最強のパートナーは、人工知能ドクター・キシモト―。
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No.13:
(4pt)

ドクターキシモトがいい!

ヘッドハンターと呼ばれる連続殺人鬼を追うべく密命を受けた主人公。そして、その相棒は天才学者の知識をAI化したドクターキシモト。
ということで、設定は面白いです。展開も中々良かったのですが、最後がちょっと駆け足で物足りずです。
続編もあるということなので、そちらも非常に気になってます。
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No.12:
(5pt)

『ドクターキシモト』ファンです。

もうちょっと推敲された文章にできたのではないかな?と思わなくもないですが、内容は非常に面白かったです。
早く続編が出て欲しい一冊です。
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No.11:
(4pt)

精神科医でもある著者が実名とは別にこの物語を書く事に意味があるのでは

20XX年、警視庁刑事部犯罪捜査支援室の女性捜査官・麻生利津は猟奇的な連続首狩り殺人の捜査を命じられる。犯人は、人間の衝動を分析する心理テストで使われるカードを現場に残す奇妙な行動をとっていた!彼女の捜査を助けるのは、史上最強の人工知能、ドクター・キシモト。サイコ・サスペンスの決定版登場。 上記の様な触れ込みであるが精神科医的な視点を少し掘り下げて取り入れてるが、このジャンルでは取り立てて珍しいものでは無い。この手のものが好きな方は同著者『タロットの迷宮』も合わせて読んでみて下さい。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)小笠原 慧1960年、香川県生まれ。本名・岡田尊司。東京大学文学部哲学科中退、京都大学医学部卒業。医学博士。現役の精神科医でもある。作品に、第20回横溝正史賞正賞を受賞した『DZ』など。また、本名での著書も多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 精神科医としての実名で書いた著書は賛否両論ですごく叩かれているレビューも多いですね。こういうやり方がやはり精神科医としては物議を醸し出すのだろう。
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No.10:
(4pt)

医学的な味付けを施したサイコサスペンスだが・・・

猟奇殺人を負う捜査官と,捜査を補助するAI.
脳をトレースして記憶や人格を写し取るという技術を中核として
目の前の連続殺人と,AIの元となったエリート犯罪学者の殺人事件という
2つの事件に迫っていく.
猟奇殺人というだけでなく,背後にある陰謀が見え隠れして
現在と過去の事件が絡み合っていく.
次第に誰も信じられなくなり,徐々に自分にも脅威が迫ってきて,
徐々に緊張感を高まりつつ,ラストのどんでん返しを迎える.
サイコサスペンスらしい張り詰めた雰囲気だけでなく,
ミステリー的な意外性も用意されていて,どちらも楽しめる作品になっている.
とはいえ,脳のトレーシングが,もっぱらAIの人格保存において強調されて
事件解決の突破口にはなっていないのが,ちょっともったいない.
設定を使い切っていないところに,不消化感が残る.
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No.9:
(3pt)

軽いなぁ。悪くはないけど。

近未来を舞台にしたミステリーというかサスペンス。帯には「羊たちの沈黙を超えるサスペンスとブレードランナー並みのサイバー感」とあるが、言い過ぎですかねw。
近未来の設定は良くできていると思います。主人公がちょっと薄いですね。もう少し濃いキャラクター設定だったらはまったかもしれません。ストーリーはまあ想像通りという感じ。
重たくないので読み飛ばすにはいいかも。
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No.8:
(5pt)

妙にリアリティがある

女性刑事が、人口知能と一緒に事件を解決するっていう小説。あまり期待していなかったんだけど、すごく面白い。
近未来の設定だけど、人間の記憶を、脳をスキャンして保存しておくことは、妙にリアリティがあった。きっと、そんなに遠くない未来にこういうことが行われるんだろうなぁ。
ただ、首切りのシーンは最近の高校生が母親の首を切った事件のせいもあって、気持ち悪かった。現実とフィクションがシンクロしてるような気がして。
ストーリーも最後まで飽きさせないし、ミステリーとしてもかなり面白い。続編も出るらしいから期待したい。ドクター・キシモトも出るのかな?
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No.7:
(4pt)

まずまず楽しめました。

近未来、金融危機のあと、貧困と犯罪がうずまく都市へと変貌した東京が舞台です。
女性捜査官、麻生利津は、連続首狩り殺人事件の捜査を命じられ、ドクターキシモトと呼ばれる人工知能のパートナーを与えられる。
最後の犠牲者となった先輩捜査官の捜査の跡を追ううちに、予想外の真相が次第に明らかになり、最後には大どんでん返しが。
医師である作者だけに、筋弛緩剤を投与され、意識だけははっきりしたままで、首を切り取られる犠牲者の描写などはリアルです。
死体の脳から、記憶を再現できるとか、ヒトの記憶をすべて電子情報に移してコンピューターで人格を再現するといったアイデアはこれまでにもあったように思いますが、その描写はなかなか細かく、専門的で、フィクションながら納得させられるものです。
非常に展開が激しくて、飽きさせない内容になっています。
難点をあげれば、全体にどこかで観たような感じが否定できず、個人的には、舞台からは「攻殻機動隊」を連想させられましたし、猟奇殺人や、犯罪者の心理に注目した点などは、一連のハリウッド映画など枚挙にいとまがないでしょう。
オリジナリティという点で、少し物足りなさが残りますが、それに目をつぶれば、よくできた作品でおすすめできると思います。
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No.6:
(3pt)

途中まではおもしろかったが…

利津が人工知能ドクター・キシモトと事件の真相に迫っていく過程はおもしろかったが、事件の真相が思っていたものと違いすぎていてびっくりした。このびっくりは悪い意味でのびっくりでこの真相に対する布石も全然なく、あれ?という結末で、途中までおもしろかっただけにがっかりだった。
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No.5:
(5pt)

おもしろい!

この作品の雰囲気を表わすのには「SFチックな『羊たちの沈黙』」と言えば、一番分かりやすいかと思います。
ミステリーは好きでよく読むのですが、SF要素が入ってくるとその部分だけ浮いていたりしてリアリティがなくなるものが多いのに、
この作品は逆にリアリティが増しているのがすごい!
後半のたたみかけるような展開の速さも良かったし、文章もテンポがよく読みやすかったです。
続きがありそうな終わり方だったので、続編が出るのを期待したいです。ぜひ、読みたい!
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No.4:
(3pt)

設定は面白いが、それが欠点のようにも感じる

テンポの良さが素晴らしい。脳の記憶をトレースすることができる、という設定も面白いし、それによって作り上げられた人工知能・キシモトと利津のやりとりなんかも面白かった。事件そのものもなかなか全体像が見えてこず、そういう意味で、一気に引っ張られたのは確かだ。
ただ、どうしても、そのまとめ方が強引というのは感じる。多くの被害者たちが結局、非常に簡単な言葉ひとつで片付けられてしまうのはいかがなものだろう。ちょっとね。と、もう一つ。近未来という設定。スラム化する…なんていう設定がある割に、それが殆ど生きていない。さらに、である。この「脳の記憶トレース」という話をしたかったのだと思うのだが、これが出来るのであれば、本作で「猟奇事件」と扱われている「首狩り」そのものがそれほど猟奇的にならないと思う。記憶をトレースできるのならば、脳というのは重大な「証拠物品」になるのだから、持ち去るというのは理性的な判断となるのだ。つまり、設定そのものに矛盾が生じる結果となっているわけだ。どうも、それが気になって仕方が無かった。
全体を通して見れば十分に楽しめたのだが、欠点も色々と気になった。
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No.3:
(3pt)

道具立ては面白いが

近未来、震災後の日本が舞台。連続殺人事件の捜査を行うのは若い女性捜査官とPCの中の人工知能。基本設定や展開は面白いが、正直、途中で結末が分かってしまいました。その結末(事件の真相)もやや強引で、少し残念。登場人物(殺される人物やその周辺の人物)が多く、最終的に整理し切れていないようで、読んでいて少し混乱した。舞台として震災により荒廃した都市、という状況があるが、生かされていないし、必要ないと思う。殺された人間の脳から死の直前までの記憶をトレースし、犯人を捜すというアイディアは面白いし、脳に関する描写も説得力がある。また主人公の相棒が人工知能であることも斬新で、雰囲気もなかなか良いのでシリーズ化されれば面白いとは思う。
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No.2:
(5pt)

恐れ入りやした

異形のモノとコンビを組まされるという点で「鋼鉄都市」+「ボーン・コレクター」+ちょっぴり「羊たちの沈黙」+アガサ・クリスティのアノ有名な「×××…」ほんでもってウルトラQの「悪魔っ子」も加算して最後に主役のひとりが平面ということで「ど根性ガエル」もおまけしちゃえぃ! もってけドロボー!!
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No.1:
(5pt)

これは、面白い! ぜひ、シリーズにして。

 新米の女性捜査官の律津(りつ)は、先輩捜査官を殺され、その事件の単独捜査を命じられます。与えられたパートナーは、なんと、人工知能の探偵ドクター・キシモト。謎は謎を呼び、次第に深みにはまっていくというストーリーです。ちょっと怖かったけど、読み出したら、衝撃のラストまで一気でした。面白かった! 残されたソンディ・テストのカードや古い写真から過去をたぐるうちに、予想もしない形でパズルをうずめられていくのですが、単なるミステリーを超えた、人間の心や意識、記憶という、深遠な部分にも、読み手の想像が広がる不思議な体験でした。 サイコな雰囲気と、近未来のサイバー感が作る世界にもしびれたけど、ヒロインとこの人工知能の探偵のカップルが、またいいんです。文章も読みやすいし。またキシモトに会いたい。是非シリーズ化して!
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