■スポンサードリンク


イニシエーション・ラブ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

イニシエーション・ラブの評価: 3.14/5点 レビュー 786件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.14pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全143件 121~140 7/8ページ
No.23:
(3pt)

「あらすじ」が傑作

「最後の二行で云々」という表現がなければ途中で放り投げていた作品。
とにかくつまらない。
事件もなければ、ミステリアスな人物や奇怪な屋敷も一切出てこない、
ごくごく平凡な、はっきり言うならものすごくどうでもいい話がつらつらと展開されている。
いっそ最後の二行だけ読んでやろうかと何度思ったかわからない。
それでも我慢して、最後の二行を読んだとき、これまで読んだ物語が一変したかというと・・・
確かに読み返したくなるという気持ちはわからないでもない。
けれど、そこに至るまでにいくらでも「あれ?」となるシーンはあって、
おそらく最後の二行を待つまでもなくネタの割れる人もいたのではなかろうかと。
あらすじに期待を煽られすぎました。
しかし反芻することでうまみの増す作品ではあると思います。
とても巧みな作品であることも間違いないと思いました。
読後の達成感アリ。但し自己満足的な意味で。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.22:
(3pt)

やられた・・・。

これはやられた。最初なにがなんだかわからなかったが、読み返すとそういうことかと。
仕組みとしては素晴らしいとは思うが、ストーリーは女性不信になっちゃうよと。
なので個人的な評価として星3つにしたいと思います。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.21:
(3pt)

懐かしくはあったけど

帯に引かれて読んでみた。
2度読みたくなる、ではなく、ところどころ、読みかえさないと、いけない、だと思う。ものがたりが、特別に面白いからではなく、時間軸にそって、出来事を振りかえらないと、なるほどね とならない。Finishing Stroke であることは分かるのだが、確かめなければならないのは、どうも面倒。巻末の覚書が、作品の理解を助けるというのもいかがなものか。
同じ世代で、80年代後半を過ごしたものとして、社会的な背景を含め、確かにこんな時代だったかも、と個人的には懐かしくはあった。恋愛小説としての良し悪しわからないが、ミステリとしては、評価は甘くなってしまったかも。
2次会カラオケボックスで盛り上がりって、この頃からあったんだなぁ。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.20:
(3pt)

途中の不思議が最後に解ける

 合コンから始まって遠距離恋愛、そして・・。
読んでいくと、ただの若い男女の恋物語・・という感じなのだけれど。
ところが読んでいくうちに、???と不思議に思う部分が多々登場。
それでも、それ程気にもせずに読み続けていくけれど。
最後の解説を読んだ瞬間、やっぱり!って。
解説を読んで、もう一度読み返す人もいるそうだけれど、私はそこまではしませんでした。
へー!こんな子もいるんだ、たいしたものだ・・と、最終的な感想は、そんな感じでしょうか。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.19:
(3pt)

確かに二回読みたくはなりますが……

「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー
とまで紹介文に書いてあるくらいだから、
平凡な人間の平凡な恋愛、に見せかけた、非凡な人間の非凡な事件
という展開を予想していたのですが、悪い意味で「想定内」のストーリーになっていたのは残念でした。
小説自体は面白いのですが、「絶賛」や「傑作ミステリー」という宣伝文句には負けているような気がします。
そういう文句は、「十角館の殺人」や「ロートレック荘事件」のような作品に対して使われるものなのではないでしょうか。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.18:
(3pt)

物語としてどう評価するか?!

「ラスト2行で、物語がひっくり返る」というキャッチコピーに釣られて、手に取った一冊である。確かに、キャッチコピー通り、ラストの2行で、物語がひっくり返り、それなりの衝撃を味わうことができる作品である。
ただ、個人的には、高評価はできない作品であった。なぜならば、「ラスト2行で、物語がひっくり返る」という部分を抜きに考えた場合、本作品の面白さがどこにあるか全くわからないからである。私には、ラスト2行で、物語をひっくり返すためにだけに、物語が進んでいるようにすら思えてしまう。
純粋に物語として評価した場合、星二つ。それに「ラスト2行で、物語がひっくり返る」という創意工夫が加味されて、プラス星一つ。そんでもって、全体評価としては星三つ。これくらいの評価が妥当な作品だと思う。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.17:
(3pt)

確かに最後から2行目は読んじゃダメ

友人に勧められて読んでみました。ベッドインのシーンは、あまりにもリアルで驚きましたが、終わってみれば、リアルに書く必要があったと納得。最後から2行目を読みたくて読みたくて、うずうずしていましたが、確かにお見事な結末です。ネットでもいろいろな関連サイトを検索してしまいました。でも、2度読みたくはならないかな?
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.16:
(3pt)

イニシエーションラブとは

この小説の正当な評価が自分の中で星いくつに値するものなのか正直分からないでいます。「必ず二回読みたくなる」「最後の二行で全く別の物語に変貌する」という紹介に興味をそそられて購入しました合コンで出会ったマユコとたっくんの物語。サイドAサイドBと分かれているので、最初のAはたっくん視点から、Bはマユコ視点からに変わるのかな?と思っていたのですが、どうやらサイドBも話はたっくん視点で進みます最後の二行、仰天とか言うより自分は???って感じで意味がよくわかりませんでしたそしてネットで解説など読んでやっと理解という感じでした確かに意味を全て理解すると、最初に読んだ時とは違った話になりますそして本当に二回目読んでみたくなりましたでも残念なのは、二回読みたくさせる要素というのが話の面白いさやキャラクター、文自体の魅力などではなかったということですこの発想やトリック。自分は凄いなぁと思いましたが人によっては、そういうことねだから?って感じかもしれません(笑)
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.15:
(3pt)

帯文で買い、帯文をうらむ

みなさんおっしゃるように、
帯文はミステリーファンを挑発するような内容だったため、
いろいろ”予想”しながら読もうと読み始めました。
目次もじっくりチェックしてから読み始めたし。
そしたら、2部にはいったところでわかってしまいました。
物語り自体は、80年代の情景満載の話ですがのめり込んで読みました。
ただ、どうしてもこの浮かれ放題の80年代ってすきになれないです。
(すみません、個人的に)
また、この作家さんは名前だけで若い女性だと思っていたので
ずいぶん、男視点なラブシーン多い。。。と思っていましたが
実際は男性で40代だかってきいて、ああやっぱりと思いました。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.14:
(3pt)

全く気づきませんでした

読後、皆さんのレビューを見ても、なかなかトリックがわからず、ネタばれブログをチェックしてようやく意味がわかってきました。
物語自体は、この年代の恋愛を丁寧に描いてあって、はじめての交際、つらい遠距離恋愛等「うんうん、わかるわかる」という気持ちで、熱中して楽しみました。
著者は男性と聞き、納得した人物描写で、どちらかというと、男性側からの気持ちがよく表現してあります。
トリックについては、わかってからは、なんだ、そういうことか・・・という感じで、帯にかいてあるほど「仰天」はしなかったものの、比較的穏やかな気持ちで楽しめる恋愛ミステリーという感じで、面白かったです。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.13:
(3pt)

後味の悪い恋愛小説

最後のどんでん返しがとにかく有名。会社の後輩が先に読んで、本当に普通の遠距離恋愛話だったのに、最後の2行ですごいどんでん返しにやられた、と聞いて、2行で全てが変わるなんてどんな話だろう、と思って、読む前に、実は、相手は女性じゃなくて男性同士だった、という仮説を立てたが、出会いからして合コンで、あっさり外れた。
けど、真ん中あたりから、つじつまのあわなさを感じてたし、答えが出ても、ああ、そうね、だからつじつまがあわなかったのね、という感じだったかな。二度読み返す小説、と言われるが、ヒロインの繭が最初から彼を改造しようとするところも嫌いだし、登場人物が魅力が無い、恋愛小説としても後味が悪い、ということで、まあ読みたくないな。
でも、乾くるみはもっと何冊も読んでみたい作家です。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.12:
(3pt)

宣伝されてる割には

普通ってところ。話自体はあんまり面白くない。ヒントのちりばめ方はうまいけど、途中から「あれ?」と違和感を感じラストの2行で「ははーん、そういうことね」、解説を読んで「ああやっぱりそうだったか」で終わった……。なんかちょっと残念'`私は二度読み返す必要はなかったです。ストーリーの内容がもう少し面白かったらなあ……、何度も読み返すのに。ヒントのちりばめ方がうまいだけにすっげえ悔しい感じ。読むのであれば恋愛小説としてではなく軽めのミステリー小説として読むのがオススメ!
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.11:
(3pt)

途中で気付きます。。。

2回読みたくなる本!と銘打ってあったので、ものすごいどんでん返しを期待していたのですが中盤には仕掛けに気付いてしまいました。
なにかあるんだろうな〜と意識して探ってしまったからだと思いますが、気付いてしまうと後はかなり普通の本ですね。。
最初から何も知らずに読んで、最後に事実に気付いたらそれなりに楽しめる作品にはなると思うのですが「ラスト2行ですべてが変わる」なんて銘打たれてしまうと楽しみが半減するのではないでしょうか。
なんとなく読後感も良いものではありませんでしたし、ミステリーと呼べるものではないと思います。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.10:
(3pt)

確かに「二回読みたくなる」小説ですが…

本の裏表紙の「最後から二行目で、本書は全く違った物語に変貌する」という言葉に惹かれて読んでみました。
最初、終盤から「何かがヘン」と思っていましたし、最後の二行目で「全く違った物語に変貌した」(つまり「自分がそれまで思っていたのとは全く違う何かが隠されている」ということ)のはわかりましたが、読み終わった時点では著者が施した「仕掛け」の全貌はよくわかりませんでした。
そこで巻末の大矢博子氏の解説と、「『イニシエーション・ラブ』を理解するための用語辞典」を読み、所々にある太字部分を読み、該当部分を中心に再読してようやく理解できました。
この「用語辞典」は、一見、単なる「本書の舞台であるバブル期に青春を送っていない方々のための用語解説」に見えるため、特に私のようにバブル期に青春を送った世代の場合、「わかっているから」と読み飛ばしがちですが、本文を読み終わった後(絶対に「前」ではなく「後」)に、説明文中に太字が入っている項目だけでも読むと、その「仕掛け」がより理解しやすくなると思います。
この「仕掛け」に関し、私は他の本では見たことがなかったため素直に感心しましたが、その「仕掛け」がわかった後でも、「恋愛小説」としては、あまりに普通すぎる恋愛模様しか描かれていないと感じました。
「二回読みたくなる」は、私にとっては「(「仕掛け」を確認するために)二回読みたくなる」であって「二回読みたくなる(ほどおもしろい)」ではありませんでした。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.9:
(3pt)

レビューしずらい

本作はレビューしずらい作品です。レビューを書くとネタバレします。そんな作品ではありますが、SIDE Aの部分は共感して読み薦めることができました。確かにそんな感じだよな。判るよーと。しかしSIDE Bの部分では共感が持てない。そんなことないよなーとの感じです。
これはあくまで、恋愛物語の部分だけ抽出した感想であり、トリックの部分の感想ではありません。
いかんせん、こういうミステリは「後だしジャンケン」のようであり、個人的にはあんまり共感できません。
しかし、夕樹君はぼくの先輩なのでしょか?
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.8:
(3pt)

読後感は今ひとつでした。

緻密な伏線と綿密なミスリードによる、構成力の高い作品です。
ですが、この表記では『最後の二行』を読んだ直後でも、物語の全貌を把握できない方が
多いのではないでしょうか。
読後、考察サイトの閲覧が必要なものを本当に秀作と呼べるのか、私的には疑問です。
ミステリを読み込んでいる方には今更の仕掛けのようですが、「解る人には解る」では、
少なくとも万人に愛される書とは言えないと思います。
楽しめる方とそうでない方が分かれる作品という印象です。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.7:
(3pt)

恋愛小説としては平凡

「木綿のハンカチーフ」みたいな話かと思って読んでいたら、ラスト2行でどんでん返しが来ますが、この技は既出ですね。驚きはそれほどありませんでした。
イニシエーション・ラブ (文春文庫)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.6:
(3pt)

おもしろくはないけれど驚けるか?

話としては、単純なラヴストーリで、どうってことはないんです。
ま、正直言えば、ミステリ作家の書いた恋愛話しですからね、というレベル。
最後の最後で、驚きが!!
というのが最大のうりなのはもちろんわかりますが。
その点だけに、評価が集中、というのも私にはやっぱり苦しかった。
本格ミステリのマニア系じゃない人には、おそらく、え?
で終わる人も多いのではないだろうか、そういう印象。
読む人選びます、心してかかってください。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.5:
(3pt)

ミステリーじゃないミステリー

ミステリーと言えばミステリーになるのかな。でも、世間一般にいわれているミステリー小説とは、ちょっと違うんじゃなかろうか。最後の4行ぐらいで、女性というものが、何を考えているのか、よく分かります。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.4:
(3pt)

恋愛小説とミステリー小説との融合作品としては成功しているとは言い難い

 静岡の大学の4年生である「僕」は合コンで繭子と知り合う。彼女とはマユ、たっくんと呼び合う相思相愛の仲だ。 マユのために静岡の会社に就職したたっくんは東京勤務を命じられ、遠距離恋愛を強いられる。そのたっくんに同僚の石丸さんが思いを寄せ始め、彼の心は二人の女性の間で揺れ動く…。 恋愛小説としては凡作。文章に深みはないし、登場人物の中には誰一人として私が感情移入できるような人がいません。手前勝手な言い分で自らの不明を正当化するような言動に、げんなりしてしまいます。「イニシエーション・ラブ」という言葉にしたところで、236頁に書かれている説明に私はしっくりしませんでした。この言葉は、失った初恋を自分に納得させるための方便でしかない気がします。 「誰でも、この愛は絶対だって思い込む。(中略)でもこの世の中には、絶対なんてことはないんだよって、いつかわかるときがくる。それがわかるようになって初めて大人になるっていうのかな」(236頁)。 石丸さんのこの言葉にしても老成感が強すぎて、私の心に添うところがありません。皆が皆、恋愛にどことなく疲れを感じているようで、読んでいて気分が乗らないのです。 それもこれも、これがミステリー小説であって、純然たる恋愛小説ではないからでしょう。20代の男女の心の機微をじっくりと描きこむことに、十分な手間が割かれていないという印象を持ちます。 そしてミステリーとしての出来はといえば、確かに最後の2行が登場するに至って驚かされはしますが、こういう仕掛けもあるのね、というぐらいなものです。騙されたという思いはしても、この驚きを味わうためにえんえんと失恋日記ブログ風の文章を我慢して読み続けるのは楽しいことではありませんでした。 恋愛小説とミステリー小説との融合作品としては、北村薫の「円紫さんと私」シリーズや佐藤正午の「ジャンプ」の方がお薦めです。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)Amazon書評・レビュー:イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!