リピート

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リピートの評価:

3.61/5点 レビュー 108件。 A ランク

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平均点3.61pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全193件 161〜180 9/10ページ
No.33
(4pt)

緊迫のサバイバル・ゲームとミステリーの融合

SFチックな設定ながら、蓋を開けてみればそこは謎めいたミステリーの世界。
誰が?なぜ?何のために?と、とにかくページを捲る手が止まらなかった。
背表紙にある通り「そして誰もいなくなった」を連想させるストーリーだが、
そこにタイムトラベルが加わったところであっと驚きの仕掛けが誕生する。
謎が明かされてから「んんん?そう来たか!」と、もう一度自分の頭の中を整理し、再度理解する・・・そしてまた納得、
「イニシエーション・ラブ」同様にお見事!と手を叩きたくなった。
「そして・・・」のような本格ミステリーではないが、種明かしは十分面白い。
トリックそのものは決して難しいものではなく、むしろシンプル。
しかし、その「仕掛け方」の緻密さがこの作者の凄いところだと思う。
頭を使うミステリーは個人的に好きなので楽しませてもらった。
危険に身を晒されたとき、自分を守るために人はどういった行動をとるのか・・・
互いを疑い合い、騙し合い、出し抜こうと必死になる登場人物たちの心理が、
とてもリアルで作品全体に緊張感を与えているので、中だるみもない。
主人公の青年の中に徐々に芽生える黒い感情、自己愛、そのあたりの変化も面白いのだが、しかしまた恐ろしくも感じた。
リピート Amazon書評・レビュー: リピートより
4163233504
No.32
(4pt)

緊迫のサバイバル・ゲームとミステリーの融合

SFチックな設定ながら、蓋を開けてみればそこは謎めいたミステリーの世界。
誰が?なぜ?何のために?と、とにかくページを捲る手が止まらなかった。
背表紙にある通り「そして誰もいなくなった」を連想させるストーリーだが、
そこにタイムトラベルが加わったところであっと驚きの仕掛けが誕生する。
謎が明かされてから「んんん?そう来たか!」と、もう一度自分の頭の中を整理し、再度理解する・・・そしてまた納得、
「イニシエーション・ラブ」同様にお見事!と手を叩きたくなった。
「そして・・・」のような本格ミステリーではないが、種明かしは十分面白い。
トリックそのものは決して難しいものではなく、むしろシンプル。
しかし、その「仕掛け方」の緻密さがこの作者の凄いところだと思う。
頭を使うミステリーは個人的に好きなので楽しませてもらった。
危険に身を晒されたとき、自分を守るために人はどういった行動をとるのか・・・
互いを疑い合い、騙し合い、出し抜こうと必死になる登場人物たちの心理が、
とてもリアルで作品全体に緊張感を与えているので、中だるみもない。
主人公の青年の中に徐々に芽生える黒い感情、自己愛、そのあたりの変化も面白いのだが、しかしまた恐ろしくも感じた。
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.31
(3pt)

引き込まれて一気に

イニシエーション・ラブに続いて読んでみました。心だけがタイムトリップして,すでに経験したはずのことを再経験できるというアイデアは,肉体そのものがタイムトリップするよりも矛盾が少なくなるように思えますが,実際には明らかな矛盾が生じてしまいます。それをうまく生かしたストーリー展開です。さらにミステリーの要素を加え,最後にはこういうことになるのかという場面まで引き込まれて一気に読んでしまいました。ただし,イニシエーション・ラブの時も感じたのですが,乾くるみさんは,ストーリー展開は緻密なものの,描写力が浅くて軽いように思えます。これが一気に読めるところにもつながるのですが,後々まで残るような深さや重さがありません。また,これもイニシエーション・ラブの時も感じたのですが,反論されそうですが,女性からは反発されそうな男性中心的な女性の描き方が散見されるように思え,私にはマイナス要素だと思えました。
リピート Amazon書評・レビュー: リピートより
4163233504
No.30
(3pt)

引き込まれて一気に

イニシエーション・ラブに続いて読んでみました。心だけがタイムトリップして,すでに経験したはずのことを再経験できるというアイデアは,肉体そのものがタイムトリップするよりも矛盾が少なくなるように思えますが,実際には明らかな矛盾が生じてしまいます。それをうまく生かしたストーリー展開です。さらにミステリーの要素を加え,最後にはこういうことになるのかという場面まで引き込まれて一気に読んでしまいました。ただし,イニシエーション・ラブの時も感じたのですが,乾くるみさんは,ストーリー展開は緻密なものの,描写力が浅くて軽いように思えます。これが一気に読めるところにもつながるのですが,後々まで残るような深さや重さがありません。また,これもイニシエーション・ラブの時も感じたのですが,反論されそうですが,女性からは反発されそうな男性中心的な女性の描き方が散見されるように思え,私にはマイナス要素だと思えました。
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.29
(4pt)

気楽に楽しめる

タイムトラベル物だが、SFっぽくないところが面白い。話のテンポがよく、登場人物のキャラクターもはっきりしていて漫画のように気楽に読めます。
でも後半はドキドキはらはら・・
イニシエーション・ラブで知った作家ですが、こちらもとても面白いです。
リピート Amazon書評・レビュー: リピートより
4163233504
No.28
(4pt)

気楽に楽しめる

タイムトラベル物だが、SFっぽくないところが面白い。話のテンポがよく、登場人物のキャラクターもはっきりしていて漫画のように気楽に読めます。
でも後半はドキドキはらはら・・
イニシエーション・ラブで知った作家ですが、こちらもとても面白いです。
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.27
(5pt)

ファンタジー的な要素だけでなく、ミステリ的な展開がおもしろい

現在の記憶をもったまま過去のある時点から人生をやり直すという常識では考えられない現象に対して、自分だったらこのような可能性を疑うとか、過去に戻ったらこうするということが本当にリアルに描かれていたため、とても楽しめた。
また、過去に戻った世界で自分が思うがままに過ごすというファンタジー的な要素だけではなく、過去に戻った人間が狙われる事件が次々と発生するミステリ的な展開もおもしろくて、最後まで飽きずに読むことができた。
リピート Amazon書評・レビュー: リピートより
4163233504
No.26
(5pt)

SF設定ゆえに成立する《ミッシング・リンク》

著者がグリムウッド『リプレイ』+クリスティ『そして誰もいなくなった』に挑んだSFミステリ。
〈リピート〉というタイムトラベル現象により、九ヵ月半前の過去に戻った九人の男女。
彼らは、そこで次々と変死したり、殺害されていきます。
彼らが〈リピート〉した人間であることは、彼ら以外知らないため、
彼らのなかに犯人がいると考えられますが、では何のために?
というのが、本作のミステリとしてのキモ。
著者は、逆転の発想により、タイムトラベルを前提とした《ミッシング・リンク》
という斬新なアイディアを、うまく作品のなかに落とし込んでいます。
ただ、その分、事件を支配している黒幕の動機は、いかにもゲーム的というか、
チープなものなので、眉をひそめたり、納得できない人もいるかとは思います。
本作は、一種の思考実験で、登場人物に感情移入するタイプの小説ではない――。
そう割り切れるかどうかが分水嶺でしょうね。
ともあれ、文字通り『そして誰もいなくなった』へと着地させる結末はお見事。
サプライズやツイストを求める人には、物足りないのかもしれませんが、
物語を破綻なく締め括れる著者の手腕は、評価されていいと思います。
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.25
(5pt)

鮮やかな着地をみせる結末

著者がグリムウッド『リプレイ』+クリスティ『そして誰もいなくなった』に挑んだSFミステリ。
〈リピート〉というタイムトラベル現象により、九ヵ月半前の過去に戻った九人の男女。
彼らは、そこで次々と変死したり、殺害されていきます。
彼らが〈リピート〉した人間であることは、彼ら以外知らないため、
彼らのなかに犯人がいると考えられますが、では何のために?
というのが、本作のミステリとしてのキモ。
著者は、逆転の発想により、タイムトラベルを前提とした《ミッシング・リンク》
という斬新なアイディアを、うまく作品のなかに落とし込んでいます。
ただ、その分、事件を支配している黒幕の動機は、いかにもゲーム的というか、
チープなものなので、眉をひそめたり、納得できない人もいるかとは思います。
本作は、一種の思考実験で、登場人物に感情移入するタイプの小説ではない――。
そう割り切れるかどうかが分水嶺でしょうね。
ともあれ、文字通り『そして誰もいなくなった』へと着地させる結末はお見事。
サプライズやツイストを求める人には、物足りないのかもしれませんが、
物語を破綻なく締め括れる著者の手腕は、評価されていいと思います。
リピート Amazon書評・レビュー: リピートより
4163233504
No.24
(3pt)

また・・・

“イニシエーション・ラブ”の時も思ったけど、
なんで最初に力入れてて最後てきとーなんだろう。
前半に関しては文章の取捨選択ができないのか、作者の文章力がないのか、
やたら設定や説明がウダウダ長くて本当に読むのが辛かった。
後半はアガサ・クリスティの“そして誰もいなくなった”が基盤となっていて、
それなりにおもしろく読めた。
でもその作品を読んでいない人には“刑殺官”のところは理解できないんじゃ?
また、“そして誰もいなくなった”では“十人のインディアンの童話”があったから殺人が起きて盛り上がったのに、
この作品では誰が殺されても衝撃性も薄く響かない。
そして終盤は、盛り上がっていたのがこのまま一気にいくのかと思いきや・・・
終わり方はまぁいいとしても、そこまでの過程が
よく言えばアッサリ。悪く言えばいまいち。でした。
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.23
(4pt)

すんごい

結構分厚めの本で、こりゃ時間かかるなって思って買ったたら…とんでもない!!すぐに読み終えてしまいました。。登場人物たちもすごいキャラクターが出てて、その一人一人のキャラクターにのめり込んで行った感じ☆そして読み進めていき、ラストの方は驚きの連続でした!私…結構騙されてたなって感じで。。若干恐かったし!!笑でも面白かった☆またリピートして読みたいもんです!
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.22
(3pt)

微妙・・・

初めてこの作家さんの本を読みました。
本屋で平積みになっていて
かなり面白いような宣伝がうってあったので
じゃあ読んでみようか、と思い。
途中まで面白く読みました。
ただリピーターの一人一人が死んでいっても
あまり感情移入できなかったし、
最後の方で池田が風間の仲間だったと言われても
「えー、ああそうなの」ぐらいにしか思えませんでした。
あまり入り込めない本でした。
終わり方も「こういう話の場合大体こうなるな」という
予想範囲を超えない本でした。
またこの作家さんの本を買って読みたいかといえば
いえ、別に。というのが私の感想です。
でも比較的早く読み終わったので
それなりに読者をひっぱる力はあるんだと思います。
なので☆は3つ。
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.21
(3pt)

最後までわかりませんでした

こういう自分の意識だけ過去など異空間に戻ってしまう(いってしまう)話、すきです。
よくあるテーマだけどこの著者ならではの切り口でハラハラしながら読みました。
なぜリピートした10人が次々死んでいくか・・・
最後まで私はまったくわかりませんでした。
こういうどんでん返し系ミステリーとしてはすばらしいです。
ただ、イニシエーションラブのときも思ったけど、
最近書かれたものなのに、設定、昔なんですね。
ケータイがない時代の話です。
ケータイがあるといろいろ状況が変わってきますよね。
最近書かれたものなのに、ケータイがあれば解決するこまごまのことを
ケータイがないために登場人物の行動がまどろっこしくなっているのは
個人的にあまり好きではないのと、
少し後味はよくなかったので☆3つとさせていただきました。
ただ、ミステリーとしては☆5つかな。
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.20
(3pt)

過去に戻って,さて何をしようか

過去に戻って人生をやり直せたらどんな人生になるのだろうかというのは興味津々で,自分ならどうするかなと物語にどんどん引き込まれていきます.
ただし,ネタが分かってからの展開はちょっと重いです.やり直したからと言って必ずしもよい方向に変わるわけではありませんし,競馬で儲けるくらいしかやることがないというのもちょっと寂しい話です. 本当にやり直しがきくのが幸せなのかどうかと考えさせられます.
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.19
(4pt)

永遠のテーマ

だいぶ昔に著者の「Jの神話」を読んで、なんともいえない
しょっぱい気持ちになった記憶があったので、なかなか二冊目
を取る勇気がなかったのだけど、この本がエンタメの永遠の
テーマともいえる「タイムトラベル」ものだと知り、読んで
みました。
結果、読んでよかったです。素直に面白かったです。
というか、読んでいて常に知的好奇心を刺激される展開で、
久しぶりにワクワクしながら小説を読むことができました。
九ヶ月だけ過去に戻れる。しかも意識だけ。
という設定が、なんとも絶妙です。自分だったら何をするだろう
と、まるで自分のことのように思いながら読めたのがよかったの
かもしれませんね。
「そして誰もいなくなった」を意識したラストはあんまりだった
けど、あれはあれで話の決着としては仕方ないのでしょう・・・。
主人公の彼の、また違った生き方を見てみたい気もしていますが。
とにかく著者の作品への「ためらい」はなくなったので、次は
「イニシエーション・ラブ」を読んでみたいと思います。
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.18
(5pt)

この作者の作品は飽きないです

純粋に楽しませてもらいました。作者の仕掛けの多様さには脱帽です。
内容は帯にある通り<リプレイ>+<そして誰もいなくなった>という言い方が一番かな、と思います。
この帯の文句にはすごくセンスを感じました。
ただ実際、この文句に偽りはないと思うのですが、
上記の作品のような本格ミステリーといった類のものを期待されてる方はちょっとガッカリするかもしれないです。
所々、展開や場面に歯がゆさや無理やりかな、と感じさせる場面がありますし。
しかし、引き込まれるものは十分にあります。
個人的には著者の作り上げる人物像や青春小説っぽい雰囲気が大好きです。
他の作品にもあるような、なるほどなぁとうなずける作者独特の世界観の描写も顕在です。
この作者の最も素晴らしい所は、他の小説とはひと味違った話が楽しめるというところにあると思います。
そういった本をお探しの方にはお勧めの一冊です。
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.17
(4pt)

よく出来た小説

久しぶりに乾さんの本を読みましたが、
うーむ、よく出来たプロットだな感心してしまいました。
他の方が書かれているように、
文章は、修飾が恋愛小説のようで、
男の私は、少々まどろっこしいですが。
それをマイナスしても、よく出来た本です。
なお、P436の「ほぐっ−」は、
ホッグ・・・・ですかね。
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.16
(4pt)

面白いよ・・けど

この人の作品は
ストーリーテラーとしての才能あるけど
文章がまどろっこしいというか歯切れ悪い
(なんだろう句点の多さなのか文章の長さなのか・・)
イニシエーション・ラブと同じくらいおもしろいんだけどね
リピート (文春文庫) Amazon書評・レビュー: リピート (文春文庫)より
4167732025
No.15
(4pt)

面白いけれども、コピー負けといった感じもぬぐえない。

乾くるみさんは、今では代名詞のように「イニシエーションラブ」が代表作のようですが、本当は「Jの神話」から始まった作家さんなのだから、このような作風のもののほうが得意ではないかと思います。タイムトラベルあり、そして誰もいなくなったありで、作品としてはかなりハイレベルで面白かったけれども、「イニシエーションラブを超える結末」かといえば、うーんわからない・・・・・・・・
  
リピート Amazon書評・レビュー: リピートより
4163233504
No.14
(3pt)

消化不良・・・

ケン・グリムウッドの「リプレイ」とアガサ・クリスティ−の
「そして誰もいなくなった」をあわせたような作品ということで
期待して読んだが、正直どっちつかずの作品だと思った。
この作品でも、リプレイした人間が次々に命を落としていくという
衝撃的なことが起こるが、その真相は「こんなものか」と思った
程度だった。タイトルは「リピート」だが、その意味「繰り返し」が
作品の中であまり生かされていないような気がする。リピートした
人たちのその後の描写も、特定の人物だけに限られていて物足りない。
「リプレイ」、「そして誰もいなくなった」では、得られたこと感じた
ことも多々あったのだが・・・。読後、満足感がなかったのは残念!
リピート Amazon書評・レビュー: リピートより
4163233504