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青い外套を着た女



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【この小説が収録されている参考書籍】
青い外套を着た女 (角川文庫 緑 304-60)

青い外套を着た女の評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

戦前の雑誌から発掘された短編

「白い恋人」「青い外套を着た女」「クリスマスの酒場」「木乃伊の花嫁」「花嫁富籤」「仮面舞踏会」「佝僂の樹」「飾窓の中の姫君」「覗機械倫敦綺譚」の9篇が収められている。
 いずれも昭和10年代に雑誌に発表されたもので、「覗機械倫敦綺譚」をのぞいては単行本に収録されたこともなかったという。編者が苦心して発掘してきたらしい。
 探偵小説あり、ロマンスあり、怪奇譚あり、異常心理ありと、いろいろなテイストの作品が集められている。他愛のないストーリーが多いが、「木乃伊の花嫁」や「佝僂の樹」は意外な犯人が設定されており、いまでも読む価値がある。。
 ちなみに「木乃伊の花嫁」には由利先生が登場する。
 「覗機械倫敦綺譚」はトム・ガロン作、蓼科三訳として発表されたもので、『鬼火』にも収録されている。もしかしたら翻案ものなのか?
青い外套を着た女 (角川文庫 緑 304-60)Amazon書評・レビュー:青い外套を着た女 (角川文庫 緑 304-60)より
4041304601

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