(短編集)

写楽・ 考

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

写楽・ 考の評価:

4.20/5点 レビュー 20件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1〜9 1/1ページ
No.9
(3pt)

情けない気持ちになるなあ

憑代、鳥居が信仰の対象で奥の社殿は神の住処の具現化ということ、神を殺すことで食物を与えてもらう棄神、フェルメールのカメラ・オブスキュラが写楽に繋がっているかもしれないことーなど民俗学の事象・謎を殺人事件に絡めている。確かに民俗学の話は面白いのだが、ミステリーとしてはそう大したことはないように思えてしまう。民俗学者の蓮丈那智には、親しみは持てないし、助手の内藤三國の言動が情けなくて、涙ちょちょ切れてしまうよ。
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)より
4101207232
No.8
(3pt)

情けない気持ちになるなあ

憑代、鳥居が信仰の対象で奥の社殿は神の住処の具現化ということ、神を殺すことで食物を与えてもらう棄神、フェルメールのカメラ・オブスキュラが写楽に繋がっているかもしれないことーなど民俗学の事象・謎を殺人事件に絡めている。確かに民俗学の話は面白いのだが、ミステリーとしてはそう大したことはないように思えてしまう。民俗学者の蓮丈那智には、親しみは持てないし、助手の内藤三國の言動が情けなくて、涙ちょちょ切れてしまうよ。
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮エンターテインメント倶楽部) Amazon書評・レビュー: 写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮エンターテインメント倶楽部)より
4106026589
No.7
(3pt)

異端というよりは 変人かな〜

異端の民俗学者、、短編連作だと
この「異端」という紹介が度々と描かれているので ちょっと、、くどいとは思います。
異端というよりは 変人?
浮いているのに変わりはないですが。
狐目さんが タイトル作では 活躍したりと
賑やかでよかったです。
ミクニくんは、変わらず 受難で女難ですね(^^)しかし那智先生て何歳
20年くらい前の事件の 担当刑事にも
全然かわらない、、(容貌)と言われてるし。ミクニくん同様 「アンドロイド?」て思います。
「人間だよ。」と那智先生から 言われますね
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)より
4101207232
No.6
(3pt)

異端というよりは 変人かな〜

異端の民俗学者、、短編連作だと
この「異端」という紹介が度々と描かれているので ちょっと、、くどいとは思います。
異端というよりは 変人?
浮いているのに変わりはないですが。
狐目さんが タイトル作では 活躍したりと
賑やかでよかったです。
ミクニくんは、変わらず 受難で女難ですね(^^)しかし那智先生て何歳
20年くらい前の事件の 担当刑事にも
全然かわらない、、(容貌)と言われてるし。ミクニくん同様 「アンドロイド?」て思います。
「人間だよ。」と那智先生から 言われますね
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮エンターテインメント倶楽部) Amazon書評・レビュー: 写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮エンターテインメント倶楽部)より
4106026589
No.5
(2pt)

前二作に比べて・・・・・・

蓮杖那智シリーズ過去二作は、異端の民俗学者・蓮杖那智の魅力的なキャラクターと民俗学的な「大胆なアプローチ」によって読む者を楽しませてきた。この「大胆なアプローチ」というのが厄介な言葉で、今作では最もそれが表出したといって良い、ほど話がぶっ飛んでいる。
だが今作に限ってはそれが仇となっている、と私は感じた。
「憑代記」「湖底祀」「棄神祭」「写楽・考」全話において、過去二作に比べて「より発想を飛躍」した謎解きがある種のテーマであり、おそらく作者の目指した所であり、売りであると言える。
ただしミステリーの仕掛けとしては、三作通してパターンに徹しているためか既視感とスケールの小ささを感じざるを得ない。
にもかかわらず民俗学的な推察は広がる一方なので、そのアンバランスさに読者をたびたび置いてきぼりにしてしまう感があった。
特に「棄神祭」「写楽・考」のラストの落とし所はまさしくそれだった。
「理解はしたけどもさぁ・・・」となる。

あとここからは個人的な好みの問題だが、蓮杖先生がもっと精神的に切羽詰まればミステリーとしての深みが増すとも思った。最後までしれーっとしてるんだもの。内藤君の頑張りが空しく映るほどに(笑)
二作目の『触神仏』では蓮杖先生に命の危険が及ぶ事で、決死の推理が勢いづいて読み進めるのが楽しかったのだが(ああこの人にも人間らしい所があるんだなぁって具合に)。
今回は研究者としての立場が本格的に危うくなる。しかし蓮杖先生は動じない。したがって我々もドキドキしない。その厚顔さが異端の研究者という肩書きたる所以だが、ストーリーとしてはクールキャラを崩すことに面白さがある。内藤君はいつもドキドキしているから、読者はいつまでも彼の感情に釣られない。
「ああ、蓮杖先生がいつもの感じだから大丈夫だろうな」という読者の安心感をぶち壊す装置を用意していただきたかった。
次作『邪馬台』ではどうだろうか、とても期待している。

ついでに民俗学的・西洋絵画史的にも言いたい事はあるのだがネタバレになるので控える。
ここまで辛辣に言いながらも、展開はやはりとても良く練られていて、豊富な知識や面白いキャラクターと相まって良質なエンターテイメントに仕上げられていることは間違いない。
ただ過去二作と比べて・・・・・・ということで☆二つ。
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮エンターテインメント倶楽部) Amazon書評・レビュー: 写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮エンターテインメント倶楽部)より
4106026589
No.4
(2pt)

前二作に比べて・・・・・・

蓮杖那智シリーズ過去二作は、異端の民俗学者・蓮杖那智の魅力的なキャラクターと民俗学的な「大胆なアプローチ」によって読む者を楽しませてきた。この「大胆なアプローチ」というのが厄介な言葉で、今作では最もそれが表出したといって良い、ほど話がぶっ飛んでいる。
だが今作に限ってはそれが仇となっている、と私は感じた。
「憑代記」「湖底祀」「棄神祭」「写楽・考」全話において、過去二作に比べて「より発想を飛躍」した謎解きがある種のテーマであり、おそらく作者の目指した所であり、売りであると言える。
ただしミステリーの仕掛けとしては、三作通してパターンに徹しているためか既視感とスケールの小ささを感じざるを得ない。
にもかかわらず民俗学的な推察は広がる一方なので、そのアンバランスさに読者をたびたび置いてきぼりにしてしまう感があった。
特に「棄神祭」「写楽・考」のラストの落とし所はまさしくそれだった。
「理解はしたけどもさぁ・・・」となる。

あとここからは個人的な好みの問題だが、蓮杖先生がもっと精神的に切羽詰まればミステリーとしての深みが増すとも思った。最後までしれーっとしてるんだもの。内藤君の頑張りが空しく映るほどに(笑)
二作目の『触神仏』では蓮杖先生に命の危険が及ぶ事で、決死の推理が勢いづいて読み進めるのが楽しかったのだが(ああこの人にも人間らしい所があるんだなぁって具合に)。
今回は研究者としての立場が本格的に危うくなる。しかし蓮杖先生は動じない。したがって我々もドキドキしない。その厚顔さが異端の研究者という肩書きたる所以だが、ストーリーとしてはクールキャラを崩すことに面白さがある。内藤君はいつもドキドキしているから、読者はいつまでも彼の感情に釣られない。
「ああ、蓮杖先生がいつもの感じだから大丈夫だろうな」という読者の安心感をぶち壊す装置を用意していただきたかった。
次作『邪馬台』ではどうだろうか、とても期待している。

ついでに民俗学的・西洋絵画史的にも言いたい事はあるのだがネタバレになるので控える。
ここまで辛辣に言いながらも、展開はやはりとても良く練られていて、豊富な知識や面白いキャラクターと相まって良質なエンターテイメントに仕上げられていることは間違いない。
ただ過去二作と比べて・・・・・・ということで☆二つ。
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)より
4101207232
No.3
(3pt)

ちょっとミステリーとしては微妙

クセありの登場人物に
翻弄させられる助手たち…
本当に恐ろしいぐらいに翻弄されつくしております。
こう言う人の下につく助手がかわいそうに思えるぐらい。

古代の謎が絡むミステリーです。
ただし、そのミステリー部分がいささか残念なのです。
確かにそういうものに絡めて事件を解決していく
姿勢は評価が出来るのでありますが
どうもミステリーとしては弱いといわざるを得ません。

しかしながら表題作のみは例外で
これの真相は本当に深いものがあります。
ただし、犯人に関しては一人は
どうしても怪しく映るので判ってしまいますがね。
那智が果敢に立ち向かっていく場面は
まさに見ものであります。

ただし、他の作品が
あまりにも弱すぎるのが実に惜しいところです。
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮エンターテインメント倶楽部) Amazon書評・レビュー: 写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮エンターテインメント倶楽部)より
4106026589
No.2
(3pt)

ちょっとミステリーとしては微妙

クセありの登場人物に
翻弄させられる助手たち…
本当に恐ろしいぐらいに翻弄されつくしております。
こう言う人の下につく助手がかわいそうに思えるぐらい。

古代の謎が絡むミステリーです。
ただし、そのミステリー部分がいささか残念なのです。
確かにそういうものに絡めて事件を解決していく
姿勢は評価が出来るのでありますが
どうもミステリーとしては弱いといわざるを得ません。

しかしながら表題作のみは例外で
これの真相は本当に深いものがあります。
ただし、犯人に関しては一人は
どうしても怪しく映るので判ってしまいますがね。
那智が果敢に立ち向かっていく場面は
まさに見ものであります。

ただし、他の作品が
あまりにも弱すぎるのが実に惜しいところです。
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)より
4101207232
No.1
(3pt)

ミクニの不幸

 2005年に出た同題の単行本の文庫化。
 「蓮杖那智」シリーズの第3弾。
 「憑代記」「湖底祀」「棄神祭」「写楽・考」の4編が収められている。
 ミステリと民俗学が融合した楽しい物語である。
 民俗学に関係する人間からすると、ちょっと歯がゆい印象もあるが、まあ、面白いからいいのではないだろうか。ここまで楽しい世界ではないよなあ。
 ミステリとしては、ちょっと低評価。こじつけっぽくて違和感が残る。表題作がいちばん力が入っており、感心させられた。しかし、写楽ファンは怒るだろう。
 キャラクターは相変わらずの調子。那智たちに振り回されるミクニが哀れ。
写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 写楽・考―蓮丈那智フィールドファイル〈3〉 (新潮文庫)より
4101207232