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インサイト: 戦闘妖精・雪風(0)
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インサイト: 戦闘妖精・雪風(0)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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最後までちゃんと行ってください。 よろしくお願いします。 | ||||
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中身への言及は避けますが相変わらず面白い!時間が溶けていきます。 | ||||
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ここまで読んで初めて機械知性の考え方がかなりわかった。今までの断片的なピースが繋がった 体感できた。言語で説明するのは無理だが、読めばスッと身体に入ってくる こんな感覚を得られる小説はほかに知らない。一体感を求める方におすすめ | ||||
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素晴らしい。 この一言に尽きる。 | ||||
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我ながら調教されていると想いました。 | ||||
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戦闘妖精・雪風の新作。 いままでまったくの不認知だったジャムについてついに決定的な手掛かりを得ることに・・・ 続編に期待です。 | ||||
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人は一人では生きていけない。だから他者とコミュニケーションをとり社会を構築する。しかし他人の真意はわからないから会話から予想したり、相手の気持ちになって理解しようとする。それが正解かどうかはわからないが。 現時点で人は人以外とコミュニケーションは出来ない。人以外の動物とは会話ができないからだ。もしペットと意志疎通が出来ると思っていてもそれは人間の思い込みだろう。 現在AI の進歩が著しい。チューリングテストに合格できるAI が出てくるのも間もなくではないかと思う。しかしチューリングテストに合格したAI は意思を持っていると言えるかと問われれば直感的に否定するだろう。 でも人と日常会話が可能なAI が当たり前になったとしたら、人は機械と意志疎通が出来ていると思うのだろうか? それこそ思い込みと思いたいが、機械が意思を持っていないと否定することも困難になる。 雪風はいつから意思を持つ知性体となり得たのか?この物語は近い将来、人と機械の境界が曖昧になったときのコミュニケーションの在り方の一つを示していると感じた。 | ||||
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「新3部作の第2部ということは」零は思いを口にする。「次の第3部で終わるということだ。だが本当にそうなるのだろうか」 「有り得ませんよ。だいたいジャムの正体にしても地球とのコンフリクトにしても、あと一冊で書き切れるわけがない。仮にそんなことをしたら、とんでもなく薄っぺらい物語になってしまう。あなたと雪風の関係にしても、そんな風に完結してしまっていいんですか」 桂城少尉がそう言うのに田村伊歩が無線で割り込む。 『しかし少尉、作者の年齢を考えろ。もう71歳だ。小松左京が死んだのが80歳、筒井康隆は90を超えてまだ生きているようだが最後の長編は81歳のときだ。神林に残されている時間は少ない』 「10年かけて、作者が納得のいく一冊を書き上げればいいということですか。しかしそれで読者が納得するとは限らない。そもそも10年あるのなら、ぼくは『敵は海賊』の続きを読みたい」 『こちらフォス大尉。緊急、警告。あなた方の会話は危険です。そのようなメタな話題は➖』 しかし遅かった。雪風は無警告で射出座席に点火。キャノピを突き破る衝撃で深井零と桂城彰の頭部は破砕され、肉体は超音速下で2条の血煙と化しブラッディ・ロードに彩りを添える。 フェアリイにつかのまの静けさがもどった。 | ||||
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戦闘妖精・雪風、誰か舞台劇にしてくれないものか。堺雅人主演で。 | ||||
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チャットAIが登場し急速に普及した現在、雪風と零の協働のようなものが現実のわれわれの日常となっている。 認知科学の分野でもAIの特性について分析が進んでいるらしく、現実世界を認識する能力「記号接地」の有無が現在のチャットAIの機能限界となっており、人間の五感や経験からくる判断が付随することでより高度な成果が引き出せるものとされているらしい。 本書で語られる情勢の変化においてもそうした最新の動向は意識されている気がする。 前巻に続きアンブロークンアローまでの重さは何だったのかといわんばかりの軽妙でコミカルさに楽しさと同時に寂しさを覚えなくもないが、いよいよ物語の終結を感じさせる大きな展開と、26年ぶりの伏線回収のあれこれ。そして伝統のフムンにもささやかな新展開が嬉しい。 次巻が楽しみだ。 | ||||
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ジャムの地球侵攻、連合国軍の確執など大風呂敷を広げる要素はあまりあるのに本作はあくまで「インサイト」、個の内面を掘り下げ過去の事件を見つめ直すことで新たな発見がある、というストーリーです。 OVAともリンクするメイヴとスーパーシルフの遭遇シーンや、ジャムの生態、<通路>の正体、ロンバート大佐戦など物語の終末にむけて見どころが続きます。雪風と零の一体感も過去最高潮というところで最後の引き。 早く続きが読みたい。 | ||||
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なかなか飛び立たず、FAF基地内における極度に思弁的な会話と記述が続きますが、それは第5作目まで着いてきた読者にとってもはや当たり前の流れでしょう。 神林長平は対ジャム戦を闘う地球側AI群と人間存在について回りくどいほどの筆量を費やして、自分達とは全く異なる知性体が出現し、自らと相対した際に人類が強いられるであろう内的変容を描き続けています。 そういった大きな背景の中で、ジャム殲滅を願う雪風のある種「熱い」思いは、いったいどのような形で表出し周囲に影響していき、この闘いをどこに導いていくのでしょうか。 そして、これまでのブッカーやエディスといった直截的で濃い関係性の者たちだけではなく、桂城や伊歩をはじめとした間接的で薄い関係性の者たちの描写が増えてきたことは、零の対人認識の射程が広がっていく様子を伺わせますが、それは同様に雪風という知性体の世界認知が拡大している事とシンクロしているのでしょうね。 | ||||
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AIというには現代の尺度では測れないほどの雪風がどのように世界を捉えているか?どんな認識をして いるかとかジャムについて更に深いことが判り、伊歩の戦闘参加による変化やジャム化したロンバート 大佐がどうなったとか、戦闘シーンも充実しておりSF的にも面白い点が盛りだくさんで読み応えが ありました。最後のシーンから次の巻に続きますがとても待ち遠しいです! | ||||
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分析室のシーンで、零が居並ぶ面々をそれぞれ観察し内面を想像する描写がある。これまで他者にあまり関心がなかったが、対ジャム戦にはコミュニケーションと他者理解が必要と感じ変化していく零の姿が印象的。今回は桂城少尉がキーパーソンになり物語が進んでいきます。 | ||||
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