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百年かぞえ歌



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百年かぞえ歌

百年かぞえ歌の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

動機が弱すぎ?

横溝正史ファンである著者が、横溝正史っぽい小説にチャレンジした作品
とはいえ、横溝作品のようなおどろおどろしさはない。
隠された過去の犯罪が数え歌に暗示されている、という横溝っぽい設定だが、数え歌の解読に力点がおかれているわけでもなく、昔を知る人の証言をつなぎあわせて真実に近づいていくので あまり横溝テイストはない。
まぁ、それなりにおもしろく読んだけど、結論が弱いな~。そもそもの発端である100年前の事件も、隠蔽するほどのことではない。町の有力者だから隠したような設定だけど、100年前なら町の有力者であれば握りつぶすことができたでしょ、というレベルの話。また、それを100年後に暴かれそうになったからといって、現代の当主が慌てるというのも無理がある。
なぜ、100年も前の事件を発端にする必要があったのだろう?30年くらい前あたりにしておけば、犯人たちの動機に多少なりとも説得力がでただろうに。
百年かぞえ歌Amazon書評・レビュー:百年かぞえ歌より
4041153301

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