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地面師たち ファイナル・ベッツ
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地面師たち ファイナル・ベッツの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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事件が勝手に解決していくタイプの犯罪小説 もしくは池田エライザのベテラン刑事転生モノ ハニトラを仕掛けて、貴方も200億円地面師!? | ||||
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主人公の転落した元Jリーガーは、第1作より魅力的だが、その分ハリソン山中の影が薄くなってしまった。また他の人物も魅力的なキャラで登場するが、中途半端な役割しかせず、あっさり退場してしまう。女刑事サクラもリアリティがなくジャニタレかAKBのテレビドラマのレベル。 個々の場面、特にクライマックスの契約締結シーンの際どさとか、出てくるキャラは面白いのに、全体のリアリティや結末には失望した。 最後に、アジア世界は西に行くほど商売上手?になる、日本>華僑>インド商人>アラビア商人=ユダヤ商人で、日本人は最低だと思う。 華僑が日本人に嵌められるなんて、絶対にありえないので、逆にすべきだったと思う。 | ||||
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直木賞作家の馳星周は「いい人路線」に寄っていきましたので「ノワール」「クライム」「ダーク」にはなかなか後継者が見つからない状態でした。しかし「狭小住宅」で不動産業界の小悪党たちの闇を描き、「ニューカルマ」で被害者と同時に加害者にもなってしまうマルチ商法の矛盾を書き、「地面師たち」で救いようのない人間のこころを持たない大悪人犯罪者を活写しました。 その続編はさらにスピードアップされた上で徹底的に金で釣って弱みを握ったらまさに「博打の駒」として扱いさんざん利用しつくして自分が安全圏に逃げ込むために警察に密告する血も涙もないソシオパスの冷血漢を際立たせました。 舞台も豪華クルーズ船中でストップウォッチを押したかのようなタイムリミットのなかでシンガポール大企業の御曹司を欺せるか?っというジェットコースター的展開をお楽しみください。 ひとつだけ疑問です。「(釧路に)ジェフリ-・バワの思想を引き継いだかのように建築物は自然と溶け融けあ(う)」。かなり難問です。バワはおもにスリランカという南国で海洋リゾートホテルの設計、建築と得意としました。椰子の葉で屋根をふいたレセプションや地平線、海と重なるプール、白い砂を床にしたレストラン、現地の木材を使用した部屋など南国ならではのオープンスペースを多用しました。北海道でも寒いと言われる釧路で椰子の葉、開かれた空間はとても無理で自然とは調和出来ないと思います。 | ||||
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積水ハウス地面師事件に着想を得てエンタメ作品に仕上げた前作の続編ですが、前回の二番煎じ感があります。 また、主犯のハリソン山中が、人間離れした運と洞察力、行動力の持ち主で、かえって人間としての魅力が乏しく感じてしまいます。 彼だけ助かり、他の人物が捕まったり亡くなったりするのも前作と同じ、ラストシーンも続編への布石のように描かれているのも気になりました。 著者はハリソン山中をウシジマくんのようなダークヒーローにしてシリーズ化したいのか、と勘ぐってしまいました。読み物としてはおもしろいので星はそれに基づきます。 | ||||
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