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南極点のピアピア動画
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南極点のピアピア動画の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
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終わりに近づくにつれてその感覚が高まりました。 SFは大好きで、映画も多く見ていますが、この作品は技術面でも人類の未来を予言する面でも、また人間臭い面でも、秀逸です。 | ||||
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近所に出来た本屋のブックカバー入手用に買った。 ロケットガールや沈黙のフライバイで実績があるので安心して読めた。 女子高生、リフトオフ!―ロケットガール〈1〉 (富士見ファンタジア文庫) 沈黙のフライバイ (ハヤカワ文庫JA) 1冊に4つ(4話は3話の続編なので正確には3つ)のストーリーからなるが直接の繋がりはない 初音ミクとニコニコ動画をモデルにしたと明らかにわかる 小隅レイとピアピア動画(ピアピア技術部)を使って壮大なことをする話。 個人的にツボだったのは3話の鯨との会話とその後の素数テストの下り。 未知との遭遇は見てないが知的生物とのファーストコンタクトはそんなかんじになるんだろう。 ネタ元のニコニコ動画に作者尻P自身が関係した動画をアップし、 その後多数の関連動画が他人制作でアップされてるのは ニコ厨ども(敬意)の最高の褒め言葉だろう。 読んだあとは「また御社か」に代表されるニコニコ技術部の動画をたくさん見たくなる不思議。 もしも続編があるなら大量に増殖し、それが当たり前の風景になった●●が (悪用されるとかなどで)地球上から姿を消した世界とかも見てみたい。 タイトルとあらすじを見たときには 「亡くなった彼女の遺灰をまくBGMにピアピア動画を使用」と思い込んでたんだが、見事に違った。 ロケットガール完結しないかなー(# ゚Д゚) | ||||
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レビューがちょうど39件だったので投稿を控えていたが、40件を超えたので投稿することにした。 先週、たまたまニコニコ動画のMMD制作講座番組を視聴していた際に「【第10回MMD杯本選】その旅立ちとピアピア動画(sm20124648)」が流れていた。 動画を見た時は「なんだろこれ?」と言うのが正直な感想だったが、「南極点のピアピア動画」なる本(当作品)の存在を知り、内容も知らないまま早速購入し、数時間で読了後、改めてこの動画を見たらオープニングから涙が止まらなかった(主要なシーンが描かれているので)。 各編が次の編に連鎖していく様は創造の連鎖そのものであり、読んでいてワクワク感が止まらなかった。 つまらない事は放っておいても勝手に山積していくものだが、面白い事は求めて探さなければ得られないものだという事をこの作品に出会えた事で改めて認識させて貰えた。 この幸福な偶然に導いてくれたことをニコ動に関わる全ての方(もちろんユーザーの方々も)と作者の野尻さんに感謝したい。 ネバーエンディングストーリーに出てくる「虚無」が語ったように「夢」を失くした世界が破滅に向かうのだとすれば、好奇心と面白さを追求する心がある限り、これからも姿や形を変えたプラットフォームが出現し続け、文明は非線形領域へ飛躍し、星間文明からご招待を受ける日も遠くないのだろうなと夢想している。 | ||||
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本作の欠点、構造的な欠点と言えば、ネットを過信し過ぎな点でしょうか。 名無寄せ集めのCGMによる技術なんて所詮きちんとした研究所、企業には敵わないわけですよ。 たまにそういう出自の技術が大きなニュースになるのは、逆に言うとそのようなことは滅多に起こらないからということで。 まあ、最近は企業も基礎研究費を減らしたりしてるので今後どうなるかはわかったものじゃありませんがね。 そういうどうでもいい点を抜かせばわりと面白い作品でした。 一見無関係なストーリーがどんどん繋がっていく、こういう形式の作品は大好物ですわ。 鯨のあたりはちょっと無理矢理過ぎる気もしますが。 | ||||
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題名と表紙のイラストをみるとちょっと路線が違うように思えるが、内容は本当にハードなSFでした。久しぶりに夢中になるSFを読みました。 | ||||
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作者としては最後の書下ろしで本作は完結したものと考えているかも知れませんが、またアニメ化までは望んでいないかも知れませんが、不可能ではないと思いますので、一応希望を出しておきます。 クレギオンにしても、ロケットガールにしてもそうですが、本作も相当なエネルギーを要したと思います。これだけ書こうと思ったら、そりゃ取材・考証・検証だけでも相当な時間を要したことでしょう。寡作になるのも已む無し、でしょう。 本作について、また他の作品についてもそうなのですが、SFとしての面白さが強調されがちのように思います。が、私が敢えて特に強調したいのは、SF的な大仕掛け・小道具もさることながら、『小説としての出来の良さ』。 SF的要素を巧みに組み込みながら、まず何より文章が読みやすい(勿論SFなのでソッチ系の言葉にアレルギーがある方は別でしょうが)。ヒューマンドラマとしての面白さ、起承転結の構成の上手さ、そして各話の『結』の部分の落とし方の見事さ。もう、読んでいて楽しくて仕方が無い、先が気になってしょうがない。こんなに楽しい読書は、本当に久しぶりでした。 ちょっとだけ残念なのが、どういう訳かPaperwhiteだと字体が選べないこと(明朝体固定になる。Fire HDではこの点問題無し)、Fire HDでも時々次ページ移動時の表示がおかしくなる(一部の文章が表示されない、同じ部分が繰り越し表示される、など)、と言った現象が見られること;2013-4-13購入時点で。 コンテンツ側・端末側、どちらの問題かは不明、対応をAmazonに申し入れ致しましたので、いずれかの時点で解消されるものと思いますが。 また、上記問題点の後者については、『おかしいな』と思ったところで文字サイズを変更するなどの方法で(その場その場で、ですが)対応可能なようです。 | ||||
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性善説、いや性快説とでも言うか、とにかく善き意志の微かだが大きなうねりでラストシーンまで走り抜けてくれる快作です。レイちゃんマジ天使 | ||||
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ニコニコ動画およびボーカロイド文化に興味があり、読書も好きな私のような人間にとっては非常に面白い作品だと思う。 タイトルと表紙から、ライトな作品だという印象を受けるが、内容は科学的知識をある程度必要とする割とハードなSFだ。 ただ少し残念だったのは、語り口があっさりしすぎていたこと。それぞれのエピソードをもっと掘り下げてくれれば、読みごたえのある作品になると思う。 | ||||
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表紙からして少しなめていたのですが、一話の打ち上げシーンなど中々の迫力で萌え小説ではなく立派なSF作品だと思います。 その他のお話も各々ユーモラスで大変面白かったのですが、如何せん登場人物がすべて同一系統な人種というのと、世界はピアピア動画で動いているかのような世界観がちょっと自分的には抵抗がありました。ですが、まかり間違えば実現しそうな近未来を描く小説として楽しめるものとなっています。 | ||||
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半額だったので購入しました。 心動くこともめっきり減ったオッサンです。 あまり期待していなかったのですが、読んでいて目頭が熱くなるほどに wktkしている自分にちょっと嬉しくなったりしてしまいましたw そして最後のぶっ飛び展開w とても楽しい時間を過ごさせていただきました。 しかし、どうせなら実名でやって欲しかったですね〜 なので星四つです! | ||||
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よくわからないけどなにかとてつもなくおもしろいことが始まったんじゃないかと気付いた時の興奮、 その先がどうなるのか予測できない、見返りなどなくてもとにかく自分も何かやりたくなる。 そういう感覚を味わったことのある人は、この小説を読んでその時と同じ気持ちを追体験するかもしれません。 未知のテクノロジーに出会って衝撃を受け、眠れずに朝までネットの情報を追い続ける。 呼ばれてもいないのに凄い人がどんどん集まってきて、予想もつかないおもしろいことをやり始める。 日に日にニュースが生まれて、ネットから片時も目が離せない状態が続く。 これからいったい何が起こるんだろうという、言葉では言い表せないあのワクワク感。 この話を読んで、私も初音ミクが発売されてから数か月間の熱い空気を思い出しました。 あれをリアルタイムで体験した人は幸せだと思います。 夢のあるSF小説です。 | ||||
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読中何度もそう感じました。 自分が初音ミクが好きで、彼女を軸にして広がり続けるムーブメントに注目していて、なおかつ技術者として働いているから(平たく言えばオタクだから)こそそう感じるのかもしれません。 つまりそれは、それぞれが無駄に虚栄心や羞恥心、失敗への不安などに囚われずに自分の興味を惹くもの、面白いと感じるものに全力を注ぐことがより良い未来へと繋がるということです。 この作品からはそんな熱意を感じました。 | ||||
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内容は希望が見えるSF!って事でオススメです。悲観的なSFって何度も読みたくなるもんじゃないですよね・・・。 さて、電子版はiPad3で閲覧。 非常に良かったです。ただ一点、フォントサイズを小さくすると、段組?が崩れる所があるのが気になりました。 フォントを小さくしていくと、文中に挿入される図(挿絵では無い)が、本文の中にめり込んだりしていたんです。これはフォントサイズを標準程度まで大きくすれば問題無くなります。 リフローでフォントサイズを自由に出来るのは電子書籍の利点ですが、まだまだ調整していく所は残ってそうですね。 | ||||
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確かに、今は未だ実現してないが、そのほとんど全てが今日の技術でも実現可能だと云う処が楽しくて。更に、日本人ならホントにこのノリでやってしましいそうで。ああ、楽しかった!! | ||||
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以下の4編で構成されているが、はじめの3編は文句なく☆5。 南極点のピアピア動画 コンビニエンスなピアピア動画 歌う潜水艦とピアピア動画 星間文明とピアピア動画 この3編とも近未来の技術到達点を見せた後、さらにその先の到達点を見せる構成となっており「おおッ!」と声に出しつつ続きにワクテカできる。ハードウェアのオープンソース化、FPGAのコモディティ化は現在進行形で進んでおり、現実から地続きで繋がっているという実感が持てる。そこから宇宙にまですんなり広げるのはさすがの見識、構成力。ただ、宇宙ネタのワクテカに比べると深海・ベイズ学習はちょっと見劣りするか。 ここまではニコ動ネタは軽くまぶした程度で、人々の結束する理由付けに用いられている程度であったが、4編目で萌え系ラノベ的展開でSF分が減ってしまったのが残念。ニコ動カルチャー側の視点で書かてているので、どうしてもご都合主義という印象が拭えない。社会や世界情勢の変化についていくらか語ってほしかった。 | ||||
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最初から最後まで、とても楽しめました。ハードSFの要素に堪能しつつ、萌的な所も。 | ||||
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全体的には期待はずれでした。 良い部分はSFならではの細かい設定描写。 クモが巨大な巣を作る発想なんかなかなか秀逸でした。 悪い部分はだから何?という内容。 設定は面白いが話が薄っぺらい。というか無い。 淡々と話が進んで何もなしに終わるのが不満です。 | ||||
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日本人が書くSFとはどういったものかと試しに買ってみましたが・・・。つまらない。 話の内容も内輪ネタで薄ら寒い。ハードSF作家と言われているらしいですが、こんな薄っぺらい作品を書く人をハードSF作家と認めたくないです。 ただ、ボーカロイド大好き!って言う人にはすごく面白い作品だと思います。 | ||||
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読了感が素晴らしかったです。すごく、面白かったです。 文庫を購入して、面白くてもったいなくてなかなか読み進められなくて。 今日読了して(少し涙ぐんだ)自宅に帰って元ネタのニコニコ動画内ピアピア動画をみて いま、レビューを書いています。 書店で見かけたら、是非手にとってレジへ向かってください。素敵な作品ですから! | ||||
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科学や技術に携わることの醍醐味の一つが、有名無名の先人たちの成果を利用し、 発展させる時、先人に思いを致し、リスペクトすることにあると思っています。 本作に溢れる作者のリスペクト魂にレビュアーも胸熱です。 二つだけ挙げます。 ・物語進行の鍵となるボーカロイド:「小隅レイ」の名は、日本初のSF同人誌 「宇宙塵」の編集長であった柴野拓美氏の翻訳者・創作者としてのペンネーム 「小隅黎」にあやかっていると思われること。 ・物語終盤で、「小隅レイ」の外観をパクった「あーや」さんが、不格好で塗料が はがれかけ切削油の染みた「ロボット・小隅レイ」の顔にそっと触れるところ ・・・(こう書いていても思い出して、涙が出て困る) 面白いのはもちろんとして、倫理的に正しい、良い、そして熱い小説として、 これからの人に読んでほしいものです。 | ||||
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