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精姫様一条
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精姫様一条の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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第三作目です。ちょっと混乱してきたようです。第二作で登場人物の特徴づけも完了したと思っていたのですが、この第三策ではすでに第一作で役割を完了したと思われた「お糸」が不思議な復活を果たします。ある意味では、本書の重要な登場人物ともいうべき活躍ぶりです。今後のシリーズではヒール役として活躍するのかもしれません。本書でも複雑な構図が提示されます。井伊家、有馬家、そして分裂する有馬家、それに対応する将軍家という絡みの中で話は展開されます。ただスケールの小ささは否めません。将軍家からのお輿入れをめぐるババ抜きという構図なのです。このような構図がミステリーの素材となるというのは驚きですが、江戸時代末期という形式と手続きという袋小路に陥った時代の反映なのでしょう。最後はちょっとご都合主義ともいうべき形で話は閉じられていきます。もう一作このシリーズは予定されていますが、そこではどういう幕引きが仕組まれているのでしょうか。 | ||||
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どうも「キャラ」が分からなくなってきた。 まず、日向の「手前勝手」振り。役目上の都合で色んなトコで「押し付け」するのはやむを得ない。 けど、「憎めない」からといって「役目上どうよ?」という相手を助けて素性を相手に悟られる…って結果オーライとはいえダメダメな気がする。 自分に都合の良い「情」は通すの?「お役目」まっとうしてないやん。と感じた。ちなみに宗助派ですw お糸がこれほど色恋に夢中の人なら、「お稽古事」の嫉妬でお吉に切り付ける様な真似しないんじゃないかなあ…と思えてきた。切り付け事件の説得力が薄れてきたと言いますか…。嫁いでなお昔の男と逢瀬を重ねて、仇討にムキになるのと「稽古事で嫉妬」が両立しない。一番大事が「男」なら、男と添えなくなりかねない事件起こすと思えない。 それでも続きが出れば、喜んで読むと思いますがw | ||||
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