名主の裔



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    7.00pt (10max) / 1件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1989年05月
    分類

    長編小説

    閲覧回数244回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数1

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    名主の裔 (文春文庫)

    1992年05月01日 名主の裔 (文春文庫)

    斎藤月岑は神田雉子町に居をかまえる、草創名主24家のひとつ、斎藤家の9代目である。祖父、父と3代にわたって著わした「江戸名所図会」は斎藤家の悲願の作であった。江戸最後の名主の目を通して江戸から東京に変わる時代相を描く表題作、「江戸繁昌記」の寺門静軒の生涯を描く「男の軌跡」を収める中篇集。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    名主の裔の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (4pt)

    作者初期の短編2作。秀作です。

    本書には『名主の裔』と『男の軌跡』の2つの短編が収められています。作者の生年と作品の発表年から『名主の裔』は作者30歳頃、『男の軌跡』は作者25歳頃の作品かと思われますが、いずれもその年齢で書いたとは驚きの内容です。作風は全体に硬さがあるものの、一読に値する内容に思います。

    『名主の裔』は江戸名所図会の作者であり神田の町名主であった斉藤月岑がモデルです。幕末から明治にかけて図会の作者として、また町名主として誇りと信念をもって生きた月岑の人生が描かれています。

    『男の軌跡』は「江戸繁昌記」の作者である寺門静軒がモデルです。仕官かなわず浪人儒者となり、「江戸繁昌記」をもって幕府に対して反骨精神を示した静軒の人生が描かれています。

    2つの短編とも、作者が史料を読みこなしていることを感じさせます。とても丁寧な文章で書かれた作者初期の本書は、なかなかの秀作だと思います。
    名主の裔Amazon書評・レビュー:名主の裔より
    4163109706



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク