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赤ずきんの殺人 刑事・黒宮薫の捜査ファイル



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤ずきんの殺人 刑事・黒宮薫の捜査ファイル (宝島社文庫)

赤ずきんの殺人 刑事・黒宮薫の捜査ファイルの評価: 3.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

見立て殺人の新基軸

グリム童話をモチーフにした見立て殺人で赤ずきん以外に白雪姫、青髭、ヘンゼルとグレーテルのストーリーを下敷きに殺人事件が繰り広げられます。
動機とグリム童話のストーリーを絡めた緻密な殺人には緻密なトリックや小道具が使われ謎が階層となって意表を突いた真相が浮かび上がってきます。
YouTuberたちのストーリーへの絡み方や刑事のキャラクターに一癖あって文章も読みやすくページをめぐらされす。グリムキラーの正体を巡って伏線の張り方が秀逸で面白く読みました。
グリム童話の初版が意外にも残酷な話だということも知らなかったので初版も読んでみたくなりました。表紙のかわいさとは違って事件は生々しいのですが軽快な語り口で最後までスラスラと読めました。続編も希望します。
赤ずきんの殺人 刑事・黒宮薫の捜査ファイル (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:赤ずきんの殺人 刑事・黒宮薫の捜査ファイル (宝島社文庫)より
4299047257
No.1:
(5pt)

トリックを惜しみなく投入した力作

グリム童話をモチーフにした見立て殺人が繰り広げられますが、その犯行手口や犯人の動機が大きな謎となり、ストーリーを引っ張っていきます。刑事やYouTuberたちのキャラクターも各々立っており、会話も楽しく、すらすらと読み進められます。

また、細かなトリックが随所に散りばめられ、伏線が回収されるたびに驚きが生じます。意外な犯人かつその動機、さらにはそれが悲劇を生む結果となり、そのあたりのまとめ方も上手く、最後まで面白く読むことができました。

グリム童話だけでなく他の昔話も題材にしたシリーズ化も狙えそうなので期待したいです。
赤ずきんの殺人 刑事・黒宮薫の捜査ファイル (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:赤ずきんの殺人 刑事・黒宮薫の捜査ファイル (宝島社文庫)より
4299047257

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