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あかりの湖畔
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【この小説が収録されている参考書籍】
あかりの湖畔
あかりの湖畔 (中公文庫)

あかりの湖畔の評価: 3.25/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt
Created with Highcharts 5.0.100件0.00%1件25.00%2件50.00%0件0.00%1件25.00%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

誠実でていねいな作品。しかし主人公に魅力がない。

〇同じ作者の「花嫁」が不思議に印象に残ったので、この作品を手に取った。鄙びた観光地の湖畔に暮らす三姉妹の長女の、自分が母の出奔の原因を作ったという人知れぬ煩悶を、誠実にていねいに描く作品である。

〇ただ、共感しきれないところがある。それは読んでいて何かおかしいと感じることがあるからだ。ひとつは、主人公の灯子が、母の出奔ゆえの苦しみを取り除けばあとに何も残らないような人物であることで、例えば、幼馴じみと、妹の恋人と、東京からやってきたアルバイトの学生の三人に並行して中途半端な好意を抱くようなのだが、そしてそれを内に隠して悶々とするのだが、そんなことってあるのだろうか? 主人公は地味であっても魅力ある存在でないとつまらない。

〇また、そのような主人公の気持ちの小さな揺れを描いていく際に不釣り合いなほど劇的な比喩が使われていること。ひとつひとつの表現は作者独自のもので工夫して書いているなあと感心もするのだが、ちょっと大げさではないかと白けてしまうこともある。全体の3分の2ほど進んだところで母の出奔の秘密が明かされて物語が動き出す(そういえば「花嫁」もそのような構成だった)のだが、そこにたどり着くまでの部分で特にこれが目立つように思う。

〇一言でいえばかなり物足りないのだが、ひょっとすると女性の読者はもっと共感を覚えるのだろうか?
あかりの湖畔 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:あかりの湖畔 (中公文庫)より
4122060354
No.1:
(3pt)

いかにもオーソドックス?な小説です

「私たちはきょうだけの夫婦なんです」
ごく最初の方に出てきて、その後一度も触れられないこのひとことがなければ
ほとんど印象に残らなかったかもしれない作品です。この台詞だけがいつまでも
気になって想像をたくましくさせます。

 携帯電話が出てきますから、現代が舞台のようですが30年前、いや40年前だと
いわれてもなんの違和感もない設定と筋書きです。東京に行きたい人物と東京から
来た人物、そして地元にとらわれて生きる人物のからみというステレオタイプがますます
よくいえば普遍的、悪くいえばなんの新しさもない、むしろ地方在住の人間から見れば
昭和30年代からすでに辟易としていた新味のない価値観で、いらっときます。
 ただ、読んでいてつまらないかというとそんなこともありません。片田舎の観光地に
嫁いできた都会でなければ生きていけない女性とその浮気によって父と3人姉妹が
残されて実際以上に思わせぶりに暮らしているものの、結局物語冒頭で提示された以上の
展開はなく、なし崩しに収束するというお話です。語られていないところに秘密が
ひそんでいるというところもうまくひっぱって実は・・・という真実が語られるのも
期待通りです。そこそこうまくできたテレビドラマの脚本、みたいな感じかな。
あかりの湖畔Amazon書評・レビュー:あかりの湖畔より
4120043061

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