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鎌倉うずまき案内所
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鎌倉うずまき案内所の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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以前、青山さんの作品を読み大変面白く 今回も購入させて頂きました。 | ||||
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じわじわと懐かしく、あの頃の気持ちになって泣ける。 最後は、みんな頑張った!私も頑張った!みんなあの頃の未来に生きてる!って感動します。 | ||||
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閉店している古ぼけた時計屋の脇に出ている看板には「鎌倉うずまき案内所」と下向きの矢印がある。矢印にそって階段を降りて店に入ると、双子らしき爺さんが問いかける。「はぐれましたか?」 そう、鎌倉うずまき案内所は、人生に迷った人間がなぜか訪れてしまう店。この店で、人生を「手助けするアイテム」を教えられ、「困った時のうずまきキャンディ」をもらい、人生が変わっていく6人の連作物語。 人生が変わる、と言っても、なにか奇跡が起こるわけではない。ものの見方、考え方がかわるきっかけ、人生の転機のきっかけになるのがこの案内所。読後にちょっと胸があたたかくなる、素敵なストーリー。 物語は、2019年、平成の最後の年に始まり、6年きざみに過去にさかのぼり、最後は平成元年、1989年で終わる。そして読み進めるにしたがって、周到にはりめぐらされた伏線が回収されていき、連作全体の構造が明らかになっていく。最初はなんかよくわからないけれど、過去にさかのぼっていくたびに少しづつ伏線が回収され、最後は平成元年という「うずまき」のスタートに辿り着く、という構造。心温まるだけでなく、物語としての仕掛けも見事です。 青山美智子さん、初めて読んだけど、いいですね。なんか、ジャック・フィニィを思わせる筆致。この本を面白いと思った人には、フィニィの『レベル3』もおすすめです。 | ||||
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今回も見事に青山美智子さんの世界に引き込まれてしまいました! 切なさ、後悔や傷み、人生の中できっと誰も持つ感情が、不思議と読み終わったときには幸せな感情に変わってるのです、ほんとすごいです… 各ストーリーに巧みな繋がりがあるので、読み返すごとに見落としてたことを発見できるのもまた面白いです。 | ||||
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青山美智子さんの小説は過去の2作を読んですっかりファンになっていたので、楽しみに待っていたこの3作目(*^^*)♪ 青山さんの小説はいつも泣けちゃうけど、絶対に悲しい涙じゃないのがすごくいいです。あったかくて幸せな涙。お話の中のどこかに自分がまぎれこんでるような。 今回も、平成の世をぐるぐるしながら、やっぱり優しくて楽しくて泣けて、なんだかセラピーを受けてるみたいで……と、ほわほわ気分で最終章にたどりつき、「え?わ!マジか! そうなのかあああ!!!」と、まさかの大どんでん返しにびっくり。やられたーーー! まさか青山さんがこんな仕掛けをしてくるなんて思わなかった! 読者にとって、文中にもある「固定概念」が試されるかも。すごいなーって、ますますファンになりました! 1話から6話まで、さりげなく張り巡らされた伏線が、ぴたりぴたりとつながっていくさまはお見事としか言いようがありません。カリスマ書店員・新井見枝香さんの帯コピーにもあるように、ほんとに読み終えたらすぐ読み返してしまった。2回目に読み返したときはさらに良かった。最後の「大どんでん返し」も、それを念頭に読んでいくと新たな感動が芽生えて、うんうん、みんなよかったねって、ほんとに良い小説だなと思いました。 6話とも全部良かったけど、特にお気に入りは1995年の「花丸」かな。笑えるとこもいっぱいあったんだけど、途中のせつなさにわかりみ。そして最後は超ハッピーな涙があふれた。 「はぐれる」って言葉もいい。私もはぐれてる。案内所で、私も双子のおじいさんとお話したいなー。アンモナイト所長は私にどんなうずまきを見せてくれるんだろう。そして「困ったときのうずまきキャンディ」もマジで欲しい☆ そして恒例の、読み終わったあとは田中達也さんの表紙をながめて楽しむヨロコビ(*^^*) 何度もぐるぐる楽しめる本です! | ||||
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平成時代を6年毎にさかのぼり、6人の登場人物の悩みが描かれてます。 各時代の流行り物が出てきて、懐かしい気持ちになりました。 1回目は感情移入してて、気づかなかったのですが、途中から「これって繋がってる!」って分かってから、早く読み返してみたくなりました。 終わってすぐに2回目に突入し、伏線回収を楽しみました! 作中の悩みに底がないという会話がとても共感して、私も「ナイスうずまき!」されたいです。 | ||||
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