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おやすみなさい、また明日
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おやすみなさい、また明日の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 41~60 3/4ページ
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ほのぼの系~という書評で読んでみましたが、 愛とはこういうものなのか、 しみじみと感じ入ってしまいました。名作です。 読ませるよりも見せる重視のBL作品も多い中で、 二人の出会いからの心の触れ合いと、 優しさから 愛情が育っていく過程が丁寧に描かれていて 自然に読まされてしまいました。 相手の弱さや、病気や、欠点ともいえる個性をも 愛おしく包み込んで そばにいる。 3歩か5歩?適度な距離を保ちながら、朔太郎を包み込む つぐみの愛し方。 忘れてしまう事を恐れながらも、精いっぱいの誠意でつぐみを愛そうと する朔太郎。 真実の愛はやはり両方向からの誠実さ…のみが作り上げるものなのだと、 こういう小説に教えられるような…。。。 途中から この2人にはずっと一緒にいて欲しいなぁ~と思いながら読んでいて、 そして、巻末のSSを読み終えて。。。 しみじみと良かったな~と感じました。 ずっと心に残るような優しさを感じられる一冊です。 | ||||
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凪良 ゆうさんの作品にはいつも泣かされますが、この作品も例外なく泣かされました。 作者が最後は賛否があると思うと書いていらっしゃましたが、私は良い終わり方だったとと思います。 | ||||
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また凪良さんの新作が出たら必ず読みます。買います。 この作品は 最後のSSが全て。 そこには、たとえ過酷な障害があっても 愛して支え合って 幸せになった二人と そして人として生を受けたからには 避けらない切なさがあって とてもとてもグッとくるSSでした。 こうゆうラストが書ける作家さんだから どの作品も面白いのです。 また素敵な作品を楽しみにしています。 | ||||
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泣けますよぅコレ。私の年齢がそうしているのかもしれないけど、泣きたい方にはお勧めです。 | ||||
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この本、読んでよかったです。 人生に救いがあるのがうれしいです。 できるなら、本の中だけではないいいなあ。 温かくやさしくせつなく。。生きていくことが幸せだと感じさせてくれる。 ありがとうございます。 | ||||
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BLはかなり以前から細々と読んで来ましたが、最近漁るように読み始めた者です。私自身、感受性が乏しくなってきた年頃なので(笑)今回も「叙情的で綺麗な情景が思い浮かぶ素敵な小説だなあ」とプチ満足気分で読み進めて行ったのですが、皆様仰るSSで愕然! 一度目にさらっと読んでいた段階では朔太郎と同じく状況が飲み込めずにいたのですが、「え?え?」と再度読み直してからは動悸・息切れのような圧迫感を感じました。一度目は激しい驚き、二度目は熱い感動の渦。BLを読んで、こんな深い人生の物語を味わえるとは感無量です。 ただの悲しいだけの恋なら「こういう暗い話は趣味じゃ無いのよね」で済ませるのですが、幸せな物語で、このような感動を読者に感じさせられる筆者の腕に感服しました。おとぎ話のような「末永く幸せに暮らしました」…で締めくくらない所に、この作品の価値というか、登場人物達のリアルさを感じますし、BLだけど自分の人生にも照らし合わせて考えられるような、親近感をも覚えます。 いやあ…泣けました。 皆さん、絶対損はしませんから読んで下さい! だけど、このSSが一級品だからと言って、後々出てくるBL作品が真似をしてこのパターンを真似するのは勘弁です(笑)!最後に…つぐみが可愛すぎた、好きだ。 | ||||
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「もう少し夜が多くなって、青色が濃くなると、少しの間だけ空気の色と指先が混ざる」 夕飯用の買い物帰り、つぐみがそう語る。 読み手の眼前に情景が鮮やかに立ち上がり、胸に刻まれる、美しくも幸せな場面☆。 作家さん、本作が初遭遇だったので、“文章表現、リリカル志向で幾分デコラティヴ?”と映っていた。 それが、この下りの“沁みよう”ですっかりやられ・・ 山茶花の白い花、ミント味の菓子、カラフルトッピングな素麺、桃・・ ディテールを丁寧に積み重ね、繰り返し・・ 締めくくりはやっぱり、〔濃い桃色と青色が混じった黄昏の空気〕で、 朔太郎の指先が、ふっと青色にとろける。 溢れかえる愛おしさと、胸を締め付ける切なさ。 涙腺決壊しながらも、“幸せだったんだ”とはっきり思う。 つぐみも、朔太郎も、滂沱している読者も。 . 荒野のじいちゃんが、つぐみに贈った“老舗の名入り原稿用紙”は、たぶん・・ 文士憧れの逸品、神楽坂「相馬屋」さんの原稿用紙。 拙宅の庭先、白い山茶花が2本あるので、 花の時期にはまた思い出されて、胸が詰まる・・のだろうなー。 | ||||
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切ない〜( ノД`)…でも最後まで読み切り…涙が溢れ… ラストのSSが入ってこそ、この作品は完成でしたね♪ 本当に心に染み入る一冊でした。 さすが凪良作品ですね。 これからも、この作者サンだけは見逃せないです。私的にはですが…(*^▽^*) | ||||
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凪良先生の他の作品がもっとずっと良かったので、この本に関しては☆4つです、ごめんなさい。他のレビュアーの方がたくさんご意見書かれているので、詳しい感想は割愛。巻末のSSないとやっぱりちょっと物足りないというか、それがあってこその一冊だと思います。 | ||||
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胸の鼓動がなかなか収まらないので、この場をお借りして一言を書かせて頂きます。 でも、やはりこの込み上げる気持ちを上手く言葉に出来ないので、 とにかく読んで本当に良かったとお伝えしたいです。 静寂な寒い夜にオススメです。 因みに、ティッシュも用意した方がいいでしょう。 | ||||
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泣けます 弱ってる時に読むとかなりへこみます。 ラストがどうなるのか怖くて怖くて、泣きながら読みました。 SSは、救いというより、あぁそっかぁ、うんうん、そうだったのかぁって、しんみりしてしまうけれど、究極の愛を感じられたと思います。 幸せだったですよね (ToT) | ||||
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凪良さんの本はほぼ作家買いで読んでいるのですが、大好きな本がまた一つ増えました。 最後まで書いてくださってありがとうございます、と。それに尽きます。 読み終わってしばらく大泣きしてしまいましたが、悲しいから泣いたのではなく。 読み返すたびに泣きそうですが、それでもまたきっと読むんだと思います。 | ||||
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あとがきまで泣いて読んだ作品は久しぶりでした。 2014年が始まって間もないですが、今年1番のBL小説と確信しています。 凪良先生、最後まで書いてくださってありがとうございました。 あとがきで、最後のSSは私の我儘で…とありましたが、そんな我儘、いつまでも通し続けてください。 みんな、きっとそれを期待して読み続けているんだと思います。 あと、「恋愛前夜」の小嶺ヤコ先生が再登場です。 おネエで、長い金髪で、襟元のたるんだカリメロTシャツの、あの可愛いヤコ先生です。 低い地声も、はっきりとした物言いの爽快感も健在で笑えました。また会えて嬉しかった。 主人公2人があまりにもどかしくて読んでて泣きたくなって困ったときでも、ヤコ先生が一服の清涼剤でした。 ヤコ先生にもどうか幸せが来ますように… | ||||
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皆さんも書いておられる通り、最後のSSは此処迄書き切って正に「完成」だったと思います。凪良先生の本は、ご本人も自覚されている通り切ないお話が多く読んでいるこちらも切ない、辛いと感じることが多いです。 それだけ、物語に入り込むことが出来るということで、勿論今回のお話も、辛く切ない、どうしようもない気持ちに襲われることになりました。 でも、やっぱり読んで良かった。 内容については、他の方が上手く書いてくださっているので、今更何も書きません。 ただ、このお話に出会えて良かった。凪良先生が我儘を通してくださって良かった。 きっと、何度も読み返すお話になるんだろうという確信と共に、是非購入を悩んでらっしゃる方に、胸を張って「オススメですよ!」とお伝えしたいです。 | ||||
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本編の、辛さを乗り越えた二人を慈しみながら、続くS・Sを読み始めました。 日常の二人、いつもの風景・・・ あれ、でも途中から何か違和感が・・・ その違和感の正体を知った時、涙が止まりませんでした。 涙がダムの決壊のように、溢れて。 本を読みながら、嗚咽して、中々その状態が治まらなかった。 元々こういう題材を選択されている事だけでも、苦難の道のりがある話だと思いますが、 その道のりの終結を、こういう幸せの形にされるとは・・・ 思いもよりませんでした。 このレビューを書くのに、自分の中の葛藤がありましてー 気持ちがまとまらずにレビューするとよく無いなと思い、中々気持ちが前に進めなかったのですが、 時間も少し経ち、どうしてもこの感動をここに書きたくて上げさせてもらいました。 凪良ゆうさんに、この作品を書いてくれた事への感謝の気持ちを送りたいです。 | ||||
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これまで読んできた凪良先生の話の中でも、これだけ涙した話はありません。他の方も書かれていますが、SSの最後があって、この話が完結されるのだと思います。 主役のふたりは、それぞれが辛い過去を背負いながら、それがゆえにひかれあい、距離を縮めて行きます。しかし、お互いを思いやるが上に、一度は離れなければならなくなる。それでも、最後は寄り添いながら、幸せを見付けていきます。SSは、自然と涙があふれてきて、でも読後はほんわかと胸があたたまる、そんなお話です。 凪良作品の特長でもありますが、本作品も、脇役キャラがいい味を出しています。まさか、『恋愛前夜』のヤコ先生が登場するとは!ヤコ先生のはじけっぷりは、クスリとさせらせますよ。 | ||||
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巻末SSは、もしかすると【ボーイズラブ】的には、NGとされるものなのでしょうか? でも、ある意味、とても良い着地点を確認できて安心しました。 こんな結末を迎えたい、こんな相手と出会いたいと思わせる、 ある意味ファンタジーに溢れていると感じました。 二人の間で、いろいろな葛藤があったと思いますが、 いろいろな事を乗り越えて、最後まで添い遂げてくれたと思うと、 本当にうれしかったです。 涙もろい人は、決して外で読んではいけません。 何気ない日常シーンでも、涙してしまいました。 | ||||
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この作品はヤバい位好きですw 絶対読んで欲しい・・・・ 日々を慈しんで生きる そんな思いにとらわれる本です 胸にズンと響きました・・・ 私のようなオバサンになると 老いてまで慈しみあう関係というのに 憧れがありますが まさにこの本に描かれた世界がそのものでした 今まで読んだ本で 終焉まで描かれた本は無かったと思います それだけでも深みを感じます。 内容についてはあまり触れたくない・・・ 読み手一人ひとりの思いで受け止めて欲しいな・・ そんな気持ちにさせる作品です。 凪良先生・・・・ 本当にいつも感動をありがとうと申し上げたい! | ||||
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衝動的に購入したその日のうちに一気読みしてしまいました。 タイトルにもしましたが、ホント家で読んで正解でした。 涙腺が弱い私。本編の後半からSS終了までティッシュが手放せませんでした。 記憶障害があるが故に愛に臆病になり、つぐみに距離を置く朔太郎。 そのことを理解・尊重し、つぐみも朔太郎から離れますが、ふたりの心にある想いは変わりません。 つぐみはその後、朔太郎との日常や交わした会話などを思い出しながら、誰に読ませるわけでもない短編小説を書き上げていきます。 その短編小説が本編の後半と、SSでの重要な役割を果たしています。 作者があとがきで書いていたとおり、SSの終わり方についての好き嫌いは分かれると思いました。 担当編集さんの言う通りにしないでくれてありがとうございました。 編集さんの通りに終わらせていたとしても、綺麗で良い終わり方だと思います。 でも、私は作家さん押しの終わり方が好きでした。 最後までふたりが幸せでよかった・・・ | ||||
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表紙に誘われるが如く、素晴らしいストーリーでした。 アップダウンはありません。 恋愛で大きく右往左往するというタイプでもありません。 ただ、非常に読者が主人公二人の心に寄り添うことができる本でした。 そしてこれ以上にはありえないほどのお互いへの愛や想いが形ではなく誌面全体に雰囲気として広がりまくっている作品でした! 寄り添うというのも共感できるというタイプではなく、二人の心の動きをしっかり理解できるという第三者目線で寄り添えるタイプなので、客観的に読みつつも深く入り込めるところがよかったです。 主人公は、10年越しの同棲彼氏と別れた売れない作家つぐみと、つぐみの引っ越し先の大家(実際には大家の息子)で元エリートサラリーマンの朔太郎。 朔太郎は事故で、以前のことを覚えていないという健忘症を患っています。 なんとなく設定読むとありがち……?と思いかねないですが、これが全くこれまでの類似設定とは違って、なにも大袈裟でなく、日常のラインの中にすべておさまっているところが、さすが凪良作品です。 最初は友達関係から始まり、お互いにしっくりくる相手となり、そして好きという感情が芽生えるけれど、健忘症の自分は相手のことを忘れてしまうかもしれない。それで嫌な思いをさせてしまうかもしれない。 その恐怖からつぐみへの気持ちを諦めてしまおうとする朔太郎。 そしてそんな朔太郎に詰め寄るでもなく、彼の気持ちを尊重して遠くから好きでいつづけるつぐみ。 前半は友達以上恋人未満な関係で少し楽しい雰囲気で展開しながら(脇キャラも非常に個性的で面白いです)、後半は離れ離れになった後の二人をパラレルに描いていて、その雰囲気の違いにも惹きつけられました。 主には心情メインなので、丁寧で繊細な気持ちの移り変わりや葛藤が楽しめる作品ともいえると思います。 何気ない描写も光っていましたし、なによりふと描かれている二人の気持ちがあまりに自分たちの周りにも転がっていそうな一言だったりして、身近な共感がありました。 そして一番心に残ったのは、実は巻末のショートです。 作者もあとがきで「BL的に途中までにしておいたほうがよいのでは」と担当さんからもアドバイスをいただいたのですが……と書かれておられるとおり、このショートにはかなり先の未来の話が書かれています。 たしかにBL的にはあまり描かれない場面までばっちりと。 これは好き嫌いが出るショートだなと読んでて思いました。 が、このショートがあるからこそ、この本の印象がぐんと強くなったとも思います。 ショートを読むことで、二人の愛、ずっと続いてきた愛がどれだけ平凡かもしれないけど幸せな日々の連続だったかを改めて読者が思い知ることができるのだと思いました。 本編では出なかった涙も、このショートではボロボロ出てきました(笑) 本編、ショート作品合わせて非常にオススメさせていただきます。 | ||||
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