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機械仕掛けの太陽
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機械仕掛けの太陽の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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コロナ禍の医療従事者の葛藤が描かれていて、未知のものに翻弄された自分が知っている事実を思い出しつつ、医療従事者のご苦労に改めて感謝しなければならないと思った。 | ||||
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状態もよく満足しております。またよろしくお願いします。 | ||||
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友達に勧められた読みました。コロナに関わった人にはぜひ読んでもらいたい。忘れてはいけない大事な事です。どんなに大変な事だったのか、どれだけの命、精神が奪われたか、そこにたくさんの人が関わってきたことを。詳しく書かれています。全ての人に読んでもらいたいです。思い出しながら涙しました。 | ||||
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医療関係者から見たコロナとしてとても秀逸な作品だと思います。医学に関する正しい知識を正義としてコロナとの戦いを見るとこうなるんだろうなということがよく分かります。 ただし、医学に関する正しい知識も全体から見るとあくまでも一面であるというところに注意をして読む必要があるなと感じました。コロナ対策の経過の中で政府の対応や経済活動の再開について批判的に書かれていますが、あくまでもそれはコロナ禍の中でも職と収入を失わない人から見た批判であるという点を忘れてはいけないと思います。医学での正義はあくまでも部分最適であって全体最適ではないということです。 実際に菅首相とコロナ対策の専門家の間には、こういった全体最適と部分最適の衝突、つまり経済活動の維持とコロナ抑制の衝突が常にあったように感じます。全体的な対策を最適化する場面で、医師はあくまでも部分の専門家、部分最適を目指す専門家であるという視点が必要です。 反ワクチン派について批判的に書かれていますが、一面的な正義を掲げて批判するという視点で見ると、医学だけを正義として経済活動の維持を批判するという面で両者は同じ危うさを抱えているのではないでしょうか。医学的正義から見た反ワクチンが狂気に映るように、全体から見た医学が狂気に映ることもあります。反ワクチンを肯定する訳では決してありませんが、この危うさを認識した上で書かれたものではない点が読んでいる最中ずっと引っかかりました。 全体最適を追求することの難しさ、ファクトをバランスよく踏まえて現実の問題を解決することの難しさについてとても考えさせられる作品です。 | ||||
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コロナ禍に如何に医療従事者が対応したか、病院、診療所それぞれでドキュメント風に描いた小説である。記録小説である。 2020年初めから、2022年6月までの2年半を追ってあるが、100年振りのパンデミックに対して如何に日本が愚かであつたか、公衆衛生を軽視してきたか、振り返ることができる。 果たして、この教訓に対して何が変わったのか。何度も何年も本書を読み語り継ぐべきであろう。本書の中に浮ついた部分は、微塵もない。 タイトルは、ウイルスの特性を機械仕掛け、コロナウイルスの形状から太陽と名付けたとのことである。 | ||||
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COVID-19は未だに世界を混乱に陥れるウイルスとして変化を遂げており、2024年現在も、多くの方が犠牲になっている脅威のウイルスです。 この作品は、COVID-19が出始めた直後、まだワクチンもマスクの効能も一切わかっていない時における、医療現場の視点で見た混乱・苦悩が描かれた作品です。複数の登場人物の視点で描かれますが、各々の視点での苦悩がよく理解できる内容になっています。 作者さんは、小説家さんと内科医さんを兼務しており、内科医のときは医療現場の前線でCOVID-19に罹患された患者さんを見られていた方です。この作品自身はフィクションではありますが、描かれている内容は実際の医療現場で起きていたことがなぞられており、実際に医療現場にいるような錯覚に陥ります。 パンデミックを取り扱った作品は多くあるようですが、この作品は事実ベースにかかれているところが希少であり、後世に伝えるべき小説であると感じました。 | ||||
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『機械仕掛けの太陽』は、未来の科学技術を巧みに描いたサイエンスフィクションの傑作です。この物語は、人類が太陽エネルギーを直接管理し、地球全体の気候をコントロールする巨大な機械的インフラストラクチャーを構築するという壮大なプロジェクトを中心に展開します。作者は科学的な詳細に深く踏み込みながら、技術が社会に与える影響と倫理的なジレンマを探求します。 物語は、技術の進歩がもたらす恩恵とリスクをバランス良く描き出し、読者に技術の未来への洞察と同時に、深い思索を促します。登場人物たちは複雑でリアルな内面を持ち、技術による変化を通じて人間性を探求する旅を進めます。 『機械仕掛けの太陽』は、科学技術の進歩が人類にとって意味するものを問い直すと同時に、エコロジーと技術の未来を想像力豊かに描いています。この深く考察されたテーマと緻密な物語性で、全てのサイエンスフィクションファンに強く推薦できる作品です。 | ||||
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医療が崩壊し、亡くなるべきではない人が亡くなり、世の中に漂った閉塞感と恐怖。コロナが落ち着いた今、あの頃何が起こっていたのか人々は忘れ出しています。是非映画化していただけると嬉しいです。 | ||||
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よく確認しなかったのが悪いのですが、文庫本 だと思って注文してしまいました。 湯船に浸かって読みたいので失敗しました。 | ||||
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ワクチンや医療の在り方など、著者の主義主張の部分で相容れない方も居られるかもしれませんが、 現場の出来事、政治の動き、感染者の動向などが時系列で物語になっている本作品は後世に伝える価値があると思います。 正直、クドいと言うかクサいセリフやシーンが多いです。 極め付けはラストの姉小路先生のシーン。 ですが、あそこまで切羽詰まっている状況であれをやられるとカタルシス大爆発ですともええ。 個人的には後半は何かエピソードがある度に涙腺がおかしくなっていたのですが、恐らくPTSDみたいなものです。 ですが、同じ様な体験、経験をした人ならば「つまらない本」「フィクション」だなどと言えないでしょう。 そうゆう人達は反ワクやらエアプな人なんでしょうね。 出版から1年以上経ち、状況も変わってきました。 コロナはほぼ終息したと言ってもいいぐらいかもしれません。 こうして人々は忘れていく。 あの、嵐の様な地獄の季節を忘れない為にも本書の持つ意義は大変大きいと思います。 | ||||
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新品同様で安く購入でき良かったです | ||||
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新型コロナウイルスと大病院や開業の医師やナースといった医療従事者の闘い。素晴らしい作品なのでぜひ読むべき。 | ||||
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開業医です。コロナ始まって3年、10人いれば10のドラマあり、また私もその一人かなと。明日からまた、襟を正して当たり前のことを当たり前に診療にあたる、そんな気持ちになれました。 | ||||
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まず、コロナ禍で防護服を着ながら肺炎や発熱で苦しんできた患者を治療、看護したり、何度も救急対応をしたり、ワクチン接種を進めたり、入院調整をしたりと、コロナ対応に携わってきた多くの医療従事者に心から感謝いたします。 本書は、コロナ禍において、総合病院の呼吸器内科の医師、町の小さなクリニックの医師、そしてコロナ病棟に勤務していた看護師の3人の視点から、いかにコロナと戦ってきたのか、どれだけ大変な思いをしてきたのか、どれほどの苦労を強いられてきたのか、が鮮明に描かれていた。 登場人物たちの周囲の人間関係などはフィクションもあると思うが、本書に描かれている医療現場の混乱や、発熱外来の状況、コロナ病棟の看護の様子はノンフィクションなのだと思う。 実際に限界まで働いて、うつ病になったり体調を悪くした医療従事者もたくさんいたと思うので、多くの国民が本書を読んで今回のコロナ禍を振り返るとともに、今後も発生するであろうウイルスとの戦いに備えてほしいと心から思った。 一つだけ本書で気になる点はタイトルが「機械仕掛けの太陽」であるということ。ただ機械的に増殖するだけのウイルスのことを指しているのは分かるが、「コロナウイルスと医療従事者の戦い」とか、もう少し分かりやすいタイトルの方がよかった。 | ||||
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コロナ禍にほんとにこんなことがあったんだろうな…と想像してしまう本です。 コロナ禍の医療に携わる方々の動きや、世の中の流れが記録されています。冷たい風が吹いている感じで、読み進めるのが怖かったです。しかし、いくつか泣いてしまう場面もありました。 | ||||
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医療従事者のコロナ対応に不満を抱いている人も多いと思います。 そういう人は、この本で医療従事者の苦労を知ると少し優しくなれるかもしれません。 ノンフィクションに近い内容ですが、あくまでフィクションです。 それを踏まえてお読みください。 | ||||
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この3年間の軌跡が正確に盛り込まれた小説 | ||||
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ここ数年に起きたコロナ禍の出来事を振り返ることができる。 医療の現場ではこんなことが起きていたんだと驚きを覚えると共に、医療従事者への感謝を感じた。 またコロナの恐ろしさを再認識。感染対策の大切さが身に染みる。 | ||||
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医療従事者への尊敬の念につきる | ||||
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著者の知念実希人氏は、西東京市で父君が営む「知念医院」で外来を担当される現役医師のかたわら創作活動を続けておられる方です。知念医院自体は、私どもの世代からすると本当に馴染みのある「街医院」で、今次コロナ渦においては氏ご自身も発熱外来を担当されているとのことで、この作品に描かれている長峰医師はご自身若しくは父君の投影ではなかろうかと思います。一昨年の3月に耳鼻咽喉科の手術を受ける予定にしていたものの、コロナ第1波のため2か月延期され、この時期の医療機関が本来使い捨てであるアイソレーション・ガウンを使い回しにしている医療物資不足の惨状を目の当たりにした自身の経験もあり、描かれている医療従事者の苦悩が生き生きと描かれている小説です。 | ||||
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