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機械仕掛けの太陽
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機械仕掛けの太陽の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 41~53 3/3ページ
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日テレ「祈りのカルテ」のドラマの原作者ということで知念さんのことを知りました(余談ですが、Twitterを見たら高圧的な批判ばかりしているので不快に感じました)。 著者はともかく作品は作品だと割り切って少し読んだのですが、内容は非常に薄っぺらかったです。 「自らも現役医師として現場に立ち続けたからこそ描き出せた感動の人間ドラマ」とありますが、お父様の病院を週1で手伝っているだけらしいので、コピーもちょっと盛りすぎなのでは?そのコピーのせいで中身とのギャップがあるのかもしれません。 | ||||
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どこまで行っても医療従事者目線で描写した小説のため、パンデミックが社会全体に与えたインパクトを俯瞰する小説を期待したら肩透かしになるかなと思いました。 また、医療現場で起きた事柄を各メインキャラの境遇なりセリフに当てはめて物語が進行していく筋書きが、状況を描きたいのか?キャラを描きたいのか?の主軸が曖昧になってしまったように感じられます。 以下気になった点の雑感 ・医療従事者目線であるなら、初動対応で貢献を果たした自衛隊中央病院に関しても言及があって然るべきだったと思う ・彼らも戦っていたというありきたりな言葉で総括はされているが、地獄を見たであろう保健所職員,救急隊員目線のエピソードが無いため、彼らの貢献に関しても具体的に語られるべきであったと思う。 mRNAワクチンの早期大量確保という政治的決断を引き出した名もなき功労者が居たことに対しても同様 ・著者が最前線で対応に当たった医師である以上、Go To政策に対し終始批判的な論調で描かれているが、一方当時は観光産業とそれに付随する関連業種が壊滅的な打撃を被っていたこともまた事実であり、何のインセンティブも無ければ現状そういった産業がどうなっていたかわからない以上、一元的な論調はいかがなものかと ・メインキャラの恋人として配置された「当初は理解のないカレくん」はフィクションとはいえあまりにコテコテなキャラ付けだったと思う 未だ収束の兆しも見えないコロナ禍ではありますが、いつか社会全体へのインパクトを総括したドキュメンタリーで振り返れる日が到来することを待ち望みます。 | ||||
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新型コロナ禍で多くの方は環境が激変。その中でも医療関係者は未知のウイルスとの戦いを何の武器もなく始めることを余儀なくされ、心身をすり減らしながら、多くの葛藤を抱きながら治療にあたってきた、という事実を書き下した一冊。 ワクチン陰謀説を含む色々なことを言う人がいるが、仮に新型コロナに感染したら貴方は自力で治す気なのか、と尋ねたい。医療関係者の支援を受けるつもりなのであれば、医療関係者を貶めるような言説は甘えでしかない。殺伐とした言説は心の余裕を奪い、結果として相互理解の機会が失われる。事象に対する見方は人それぞれであることを理解し、せめて意見は違えども非難の応酬にならないよう、冷静に議論できる社会になってほしい。 | ||||
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COVID-19について様々な記録が残されて行くと思うが、現場の空気感を伝えるのに、小説は最適な媒体だった。ドキュメンタリーかと思えるリアルさ。ネガティブな感情の発露が抑制されないという点ではドキュメンタリーを超えるかも。 小説家であり、臨床の現場にも立つ知念氏にしかできない仕事。多くの人が読んでくれることを願う。 | ||||
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「ペスト」の名を出してこの本を評する人がいますが、 哲学的な思索のレベルがあまりにも低く、 それはとても失礼だと思います。 そもそも「ペスト」はペスト禍の記録ではなく、 ペストをモチーフに不条理を描いた文学作品でして、 ましてや騒動に乗じた話題作狙いの大衆文学ではありません。 | ||||
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様々な立場の医療従事者の視点で、コロナ禍を描いており、圧倒的な臨場感と心理描写。 | ||||
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ビジネスセンスありますね。 この有事を利用しない手はない! 医療従事者、患者は商売道具でしかない。 落ち着いた頃に出せばまだ品があるが、 今この状況で作品にするなんて心がないのですか?儲かればそれでいいのですか? 医者なら後遺症で苦しまれている人達に光が指すような、専門書を世に出されたらいかがでしょうか。お待ちしてます。 | ||||
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実際に医師としてコロナ禍の中で診察された知念先生が書かれたものなので臨場感がある。知念先生の作品はいつもそうだけれど、面白くて読むのが止まらない。今回も一気に読んだ。 | ||||
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フィクションなんだけどリアルすぎて、一気に読みました。またきっと続きますね。続きが読みたいです。 | ||||
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それ以上でもそれ以下でもない。原作者のツイートを見れば本書と連動させた構造がわかるでしょ? | ||||
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著者の本を過去に2冊購入したミステリファンです。昨日書店に平積みされていた本を目にし、すぐにkindle版を購入しました。 本書は医療ミステリではなく、新型コロナと医療従事者との闘いを描いたフィクションです。大学病院の中堅医師、同じ大学病院のコロナ病棟の若き看護師、地域の医療を守ろうと奮闘する診療所の高齢医師の3人の目線で、武漢での新型コロナの発生時から2022年6月までの出来頃が語られます。 登場人物はすべて架空ですが、WHOのテドロス事務局長、安倍元首相、小池都知事などの著名人が実名で登場し、第1波から第6派までのタイムラインに沿って、リアル世界のダイアモンドプリンセス号、一斉休校、緊急事態宣言、東京オリンピックなどの出来事が背景として描かれており、きわめてリアリティが高いです。著者自身も発熱外来で診療を行っているほか、大学病院のコロナ病棟で治療にあたっている医師に取材しており、我々がTVで見た出来事の裏側で起こっていた現場での医療従事者たちの闘いと葛藤がきわめてリアルに描かれています。 私は、本書を読みながら、物語のそれぞれの場面の時点で自分が何をしていたかを思い出し、物語に深く入り込みました。 小説ではありますが、ワクチン接種や換気、蔓延時に非同居家族との会食の回避などの正しい感染対策について科学的根拠に基づいた情報を得ることができます。 なおかつ、小説としてのエンターテインメント性もしっかり担保されており、非常に読み応えがあります。おすすめです。 | ||||
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内容はフィクションだが、時系列を重視した設定と綿密な取材で成り立っているかなりリアルな作品だった。 実際にコロナ診療していた側からすると、フィクションなので多少なりとも誇張しているところはあれど、概ねリアルな状況を描いていており、ノンフィクションとフィクションの中間のような作品であった。 ただ、リアルを追求した結果、医学用語が多くなかなか読みづらいかもしれない。 | ||||
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物凄く面白かった!医学的な正確さだけでなく、医療従事者の活躍や苦悩、偏見やデマとの戦いまで緻密に書かれている。 「ペスト(カミュ)」のように、文学的のみならず後世に残す資料としての価値がある、と思う。 医療従事者だけでなく、全ての人に読んでほしい。 私は歯科医師なので直接的にコロナ患者を診た訳では無いが、ワクチン接種で打ち手として微力ながらパンデミックとの闘いに参加した。ささやかな誇りだ。 | ||||
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