夜がうたた寝してる間に
評判
夜がうたた寝してる間にの評価:
3.50/5点 レビュー 4件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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夜がうたた寝してる間にの評価:
3.50/5点 レビュー 4件。 - ランク
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この作者の良さが感じられるいい作品だった。
この作者の魅力は、"日常"の中に埋め込まれた個々人の葛藤を正面から描き切ることにあると思う。
ストーリーはそのままに、群青劇として加筆することさえこの作者ならすらすらとやってのけそうである。
そう思うからこそ、物語が短く感じられた、というのが少し残念な点ではある。
これは、受賞作家の2作目ということのほか、様々な外的な事情によってこの仕上がりになったのだろうが、
特に犯人の心情・内面はもっと描いてほしかった。
その一方で、嫌な奴として描かれる学級主任に対しても、能力者への恐怖が原体験としてあるのでは?と想像させる文章には、どんな人間であっても単なる舞台装置として雑に扱わない誠実さを引き続き感じる。
超能力&ミステリ(犯人探し)要素が物語のコアに活かされてない、という批判については、
超能力で難解なミステリを解決、安易に和解、成長、ではない"日常(リアリティ)"を期待しているので、私は気にならなかった。(これは前作と同じだろう)