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(短編集)

鬼平犯科帳 決定版6



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【この小説が収録されている参考書籍】
決定版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)

鬼平犯科帳 決定版6の評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

筆にあぶらが載ってきた!これまででイチバンの出来じゃない?

賂を受けることのない鬼平が珍しく金を要求する「礼金二百両」。
役料だけでは使っている手先の手当にはとても足りない、何かと金の
かかる火付け盗賊改は裕福な者でないと勤まらぬ、という。
わざわざ書き出しでこのような説明をし、家の書画骨董、刀剣などを
売り払うなど、鬼平の費用の工面の難しさを読者に知らせた上で話を
始めるところが、著者の上手いところだ。
誰でも「大変だなぁ…」と同情して鬼平ファンになってしまう、という
いわば、泣き落としのテクニック。
他、6編とも初出が昭和46年だから、おおよそ半世紀前のこと。
さて、本書が新刊で出たら、現在でもベストセラーになっていただろうか?
言葉づかいは難しいし時代遅れと言えなくもない反面、価値は不変である、
とも思いたいが…。
決定版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:決定版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)より
416790814X
No.1:
(5pt)

「礼金二百両」がやりきれない。

身分差のあった当時は、こういう事がままあったんだろうなと思わせる作品。

「のっそり医者」はハッピーエンドで良かったし、編集部おススメの「大川の隠居」、
「狐火」も面白かった。(アニメで取り上げた回は良い)

「剣客」は、平蔵以外の登場人物の決闘場面があって、珍しかった。

六巻まで読んでも、飽きることなく楽しめてます。
決定版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:決定版 鬼平犯科帳 (6) (文春文庫)より
416790814X

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