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迷家奇譚
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迷家奇譚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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筆者の 実話怪談 出没地帯 を実話怪談として気に入ってフォローしてきています。 先行のレビュアー様の指摘通り 実話怪談 穢死 (竹書房文庫) は怪奇物としては、少し力が弱くなってしまった印象です。 その一方で本書に好意的なレビューもあり購入してみました。 しかし、全16話中実話怪談として評価できるのは筆者の女優時代にロケ地で経験する怪異「廃墟半島にて」、友人が人面犬の目撃談のメッカのトンネルでの体験「彼岸トンネル」、別の友人が体験するアンティーク箪笥の怪異「鍵付きの時代箪笥」、自殺した夫の義母の生霊に苛まれる友人の話「生霊返し」位で、その他は著者や家族の体験を切り口にした奇譚集の色彩が強く、なんとなく小池壮彦氏の作品を連想する内容になっています。 それから題材にもよるのでしょうが、解説部分が多くて本論に入るまでの導入が長すぎる様に感じ話のテンポが悪く緊張感を殺いでしまう文体も気になります。 以上の点で私は本作品は余り好きにはなりませんでした。 | ||||
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