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鉄の楽園
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鉄の楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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鉄道を海外へ。過疎化の北海道にある鉄道専門学校の使い道を考える。ヒントが隠される中で謎解きのようなサクセスストーリー、予想はできた感じですけど、興味深い作品でした。 | ||||
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賄賂まみれの途上国政府を刷新するリーダーと共に推進する官民一体の援助。国際援助の理想が描かれているけれど、裏返して読めば、こうはいかない実態も透けて見える。空々しいほどうまくいくストーリーは、こんなにうまくいくはずがない、と思わせるためじゃないかと思ってしまう。新幹線を海外に売ろうとしても、ハードだけなら、他国に勝てない、新幹線のハイスペックは途上国には必ずしも必要ではない、売り込むべきはハードではなくソフトだ、等々、鉄道ファン「鉄」の視点で語られる夢と希望はあくまでも明るい。先細りの日本の鉄道の未来を、途上国に見出そうとする「鉄」の夢が、本当にどこかで実現する話を、いつか聞きたいと思った。 | ||||
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本書を企業小説と見るか、エンターテインメント小説とみるかで評価が変わります。 企業小説→★3,エンタメ小説→★3.5 というのは企業小説とみるなら、状況設定があまりに都合よすぎるため、ストーリー展開が現実的ではないと思うからです。 エンタメ小説なら都合のいい設定も気にならず、さびれた街が活気づいていくという読後の爽快感があります。 R国への新幹線輸出をめぐる中国対日本の受注競争が描かれています。 この間、鉄道関係の専門学校・海東学園を中国ファンドに売却し閉校するか、または自立再建し継続するかで学園理事長と北海銀行が交渉する経過は興味深く読みました。 ただ、それ以降のR国大統領候補関係者と四葉商事、経産省担当者の交渉経過などは、少し荒唐無稽かな?と思いますね。 瑞風のようなリゾートトレインをR国に走らせるという発想や、そのためのソフト面としての従業員を教育する、ギムナジウム的教育機関を設立するという発想は面白いです。 鉄オタにおすすめ。 | ||||
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