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ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル



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ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークルの評価: 4.00/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)

面白いですよ

ラノベを書いてサイト(残念ながらカクヨムじゃないところです)に投稿してたこともあって業界の話は参考になります。
よく知らない会社からのお誘いがあったけど契約内容に怪しげなところがあってお断りしました。
その時の話は出版契約ではなく原稿買い切りだったので断ってよかったなとこれを読んで確信しました。

前二作と比べるとライトな感じで一気読み出来ます。
前の作品も肩のこらない娯楽作品ですけどこちらは孤島に閉じ込められた3日間なんていかにもな設定なのでさらに軽いです。

ジャマーは邪魔ー
うっ、齟齬が…
ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ecriture 新人作家・杉浦李奈の推論 III クローズド・サークル (角川文庫)より
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No.7:
(4pt)

このシリーズ1作目を読んで

面白く、次作が気になりⅡとⅢを購入した。

間違えてⅢから読んでしまったが、1冊完結のため

初めての方もⅢから読んで何ら問題は無い。

気持ちよくエンディングを迎えられるが、それまでは

筋書きを押付けられている感が強かった。

深く書くことはできないが、こんな都合よく連携が

取れるものかと思うと少し無理を感じる。

Ⅱに期待する。
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No.6:
(5pt)

どんどんパワーアップする杉浦

このシリーズ、どんどんパワーアップし、楽しく読んでいます。いつもながら、さすが松岡圭祐。
また次を楽しみにしてます。
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No.5:
(5pt)

光速のどんでん返し…。

「杉浦李奈の推論Ⅲ クローズドサークル」。孤島に8人の小説家プラス3人、そして敏腕編集者が殺害され10人が残る、その中での推理劇。
 本作は、より小説家の心理に踏み込んでる気がした。
 李奈が櫻木のようにはとても描けない、という辺りの心理面が、書く側の自らの心の防衛というものを顕にし、それが松岡氏に通づるかはわからないが、書く大変さを垣間見た。
 その件も、カルメン・モラという実際の出来事からの着想的展開によってどこへやらと飛ばされた気がした。
 櫻木沙友里がいるのかいないのかの鬱屈とした状況下で個々の作家の在り方が浮かび上がる。それまた本物なのか否かわからない…。
 最後に高速的どんでん返しで物語は一気に難度を増す。これについていくのはなかなか大変だ。
 ヒロインの杉浦李奈は最終的に、浅倉絢奈っぽい閃きで、直感が冴える。一瞬で図像を反転させてしまう。
 地味なヒロインながら最後の閃きが面白い。
 推理ものによくあるクローズドサークル。一風変わった展開が良かった。
 新たなキャラクターも出そうな雰囲気で、次作にも期待したい。
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No.4:
(4pt)

クローズド・サークルというサブタイトルそのまま

無人島に集められた9人の小説家。そして、編集者・料理人・カメラマンを入れると12人。これから凄惨な殺人事件が起きる……と思いきや、死ぬのは1人だけ。ただ、なぜ殺されなければならなかったのかが問題。死体を移動させたりするのは、一人では難しい。謎の13人目の人物が真犯人なのか?おそらく違うだろうなあ、というのは容易に想像がつく。分からなかったのは動機。つまり、フーダニットよりもワイダニットの方が難しかった。
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No.3:
(4pt)

ラノベミステリー?

もし、本格派推理小説を目指すのであれば
屋敷や島の見取り図を入れなければならないが、
それを省いている時点で大したトリックはないのだろうだということがわかる。
ラノベミステリーか。
どうも松岡氏は最後にどんでん返しを入れなきゃいけないという
強迫観念でもあるのだろうか?
最後の最後に突っ込んでくるが
それがちょっと唐突過ぎるきらいがある。
ⅠⅡは設定が不自然では無かったが、
今回は流石に最初の設定から無理を重ね過ぎたなあ、
という印象を受けた。
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No.2:
(5pt)

シリーズに不安を覚えるもちゃんと安心出来ました

終盤の謎解きで犯行のキッカケの部分が明かされた時
どんなんだろうと思いその後の謎解きなどが頭に入ってこず正直つまらないと思い
残りページもわずかでこのまま終わるのかと今後の作品に不安を感じていた所
最終盤でのどんでん返しで安心しました

今後のシリーズで重要人物になりそうなキャラクターも登場してきて
その人物は作風など興味を引く謎も示されシリーズとしての楽しみも出てきました
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No.1:
(5pt)

本格ミステリとして読むべし

前2作とだいぶ作風が異なり、本格ミステリとして割と正攻法にクローズド・サークル物に挑んでいます。舞台も身近だった都内近辺から離島になります。「高校事変」でも3巻目はいきなり雰囲気が変わって離島でしたから、これは著者の方針なのかもしれません。
本筋と関係のないビブリオ的な文学への言及は減り、ちゃんと伏線になっている箇所が多いので、二度にわたる謎解きでの真相の驚きと納得度が高いです。「ドグラ・マグラ」にも意味があります。「週刊文春」の裏話は、そうか?と思ってるともう一段深い話が出てきて、うまくミステリとして機能しています。
本作はかなり著者っぽい意外性と、本格ミステリがうまく融合してます。来月に「高校事変XII」、再来月にこのシリーズの第4巻と、ちょっとありえないペースですが、どれも本当に面白い。このシリーズも回を重ねる毎に面白くなってきました。次回も楽しみです。
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