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ヒトコブラクダ層ぜっと



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【この小説が収録されている参考書籍】
ヒトコブラクダ層ぜっと(上)
ヒトコブラクダ層ぜっと(下)

ヒトコブラクダ層ぜっとの評価: 4.27/5点 レビュー 44件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.27pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

物語の素晴らしさと国語力の劣化の落差‥万城目さんに何が起こったの?

「鴨川ホルモー」に感動し、「鹿男あおによし」「プリンセストヨトミ」と頭の体操をしながら読み進み、「ホルモー六景」の汚れ無き若者の時空超えの物語に涙を流し、すっかりファンになりました。万城目さんは私よりずっと年下なので、死ぬまで新作を読み続けられると嬉しく思い、中古本を待って買い求めました。

 物語の進行にハラハラドキドキし、高校生の時に愛読したエラリークイーンを彷彿とさせる蘊蓄ウンチクに満足しながら、毎晩夜更かしして、アッという間に読み終えました。流石、万城目さん、緻密にして時空超え、淡い恋の予感をクールに嵌め込むのはお得意ですね~。

 ですが、ですが、ですが、、、ずっと違和感を覚えながら読んでいたのも、事実です。
 そう、万城目さんの国語がおかしくなっているのです!「悟浄出立」も「とっぴんぱらりの風太郎」も普通だったのに~。なぜか最新作の国語が劣化しているのです!
えっ!?えっ!?!え~~~!?(新海誠 風)
 海外生活が長かった中年男性による我が国の古代史を読み解く本を読んだ時と全く同じ問題で、物語は素晴らしいけれど形容詞と述語がおかしいのです。両作品ともハードボイルド調で、洒落た言い回しに拘っておかしくなったのでしょうか。
 連載物を単行本にする際に、編集者の指摘がないまま本として世に出てしまったのなら、編集者の国語力も劣化しているとしか思えません。
 乱れた国語が出版物として世に出れば、若い世代の国語も劣化します。責任は大きいです。
 精進して欲しいと思います。
 万城目さんの次回作、次々回作を、首を長くしてお待ちしております。ホント、死ぬまで読みたいです。
ヒトコブラクダ層ぜっと(下)Amazon書評・レビュー:ヒトコブラクダ層ぜっと(下)より
4344038002
No.3:
(3pt)

話がやたら長い

話がやたら長くて、読むのが辛くなってくる。三人兄弟の名前も紛らわしく、誰と誰が会話しているのか分かりづらい。
せっかく面白いシナリオなので、余計なエピソードや会話、どうでも良い脇役の出番を削ぎ落として、半分くらいのページ数にすれば、もっと読みやすく楽しめる小説になると思う。
ヒトコブラクダ層ぜっと(上)Amazon書評・レビュー:ヒトコブラクダ層ぜっと(上)より
4344037995
No.2:
(3pt)

読み進められるまでがしんどかった

万城目ワールド全開なので、面白かったです。
ただ読みはじめてから、面白い!ってなるまでがしんどかったです。
けど、「面白い?」→「やっぱり面白い」になりましたので、読むのやめなくて良かったです。コロナ禍で引きこもりじゃなかったらあきらめてたかもですので、星3にしました。
ヒトコブラクダ層ぜっと(上)Amazon書評・レビュー:ヒトコブラクダ層ぜっと(上)より
4344037995
No.1:
(3pt)

話を大きくしすぎて最後は陳腐に

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

謎と期待が入り混じり,それが面白さになっていた 上巻 に比べると…という印象で,
名前以外はなじみがなく,ほぼ固定される舞台に,さらにイメージが浮かべづらくなり,
メインパートでの二手に分かれての進行も,却って流れを削ぎ,今ひとつ乗り切れません.

また,こちらも長めの後日談,兼タネ明かしが,やりすぎというのか,荒唐無稽すぎて,
そういう作家さんとは理解しながらも,いろいろな真相や正体が陳腐に見えてしまいます.

一方,旅や冒険を通じ,三つ子たちの挫折や後悔,そして再生の様子が描かれますが,
三男のそれが少し目立つくらいで,取って付けたようなまとめ方には物足りなさが残り,
タイトルについても,読み終えてみれば違う気がして,奇抜さ先行に感じてしまいました.
ヒトコブラクダ層ぜっと(下)Amazon書評・レビュー:ヒトコブラクダ層ぜっと(下)より
4344038002

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