美しき闘争
評判
美しき闘争の評価:
4.33/5点 レビュー 3件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
美しき闘争の評価:
4.33/5点 レビュー 3件。 - ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
文庫上下巻を合わせて640ページ弱なので、厚めの一冊本くらいのボリュームだ。読みやすくてあっという間に読了した。清張にしてはマイナーな作品のようだ。私も初めて知った。連載終了から本になるまで二十年もかかってるのか。
結婚一年目の恵子は姑の干渉に耐え切れず、マザコン夫と離婚した。
以前作家の秘書をしていたので、縁故を頼って女流作家・梶村久子のもとを訪れる。
居合わせた自称評論家の大村が小さな出版社を紹介してくれることになった。
登場人物が見事にクズ揃いである。清張作品では珍しくないが、彼らは犯罪者ではない。警察にも取り締まれないタイプの屑で、いっそうタチが悪いとも言える。業界ゴロ大村・編集局長の前川・竹蔵社長ら主要人物は、揃って下品な俗物で恵子の身体だけが目当てだ。容姿は描写されていないが、美人さんなのだろう。同僚デブ女の土田も嫌な奴だ。
後半で、ある訃報が伝えられ恵子は指定された場所に赴く。
殺人事件に発展するかと思いきや、そうはならない。だがある意味でもっとひどい真相が隠されていた。
孤軍奮闘する恵子に声援を送りたくなる。若い女性が社会で居場所を見つけるのは、ここまで過酷なのか。現代ならセクハラやパワハラは問題になるが、執筆当時は泣き寝入りするしかなかったのだろう。
60年代に女性と社会のかかわりについて描いた作者の先見性に感心した。
緊迫感あふれる筆致に一気読み必至である。