■スポンサードリンク
春秋山伏記
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
春秋山伏記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔の山伏の生活が知れて良かった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体として一つの物語ともとれるし、連作短編集といっても良いと思います。 東北地方の山伏を主人公にした話で、田舎の因習や江戸時代ならではの風習が背景として色濃く描かれています。セリフは全体として方言です。 読む前はもう少し謎めいた存在として山伏が描かれているのかなと思っていたのですが、かなりがっつり村の中に溶け込んだ山伏の話でした。ちょっと宛が外れましたね。 山伏の活躍が描かれているのですが、剣豪ものではないので剣戟はないし、伊之助シリーズのようなミステリー仕立てでもなく、恋愛要素もほとんどなしと、いつもの藤沢周平の良さが少し薄れた感があります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何気なく本屋で、小難しい本ないかなって探してたら、なんかタイトルからして難しそうって思って買った本。 ゴリッゴリに男臭い、でもなんとなく山伏には好青年風な匂わせが含まれてる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
藤沢周平作品の大ファンです。この作品も人間の弱さ、優しさ等の色々な面が描かれて好きな作品の1つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は藤沢周平おなじみの市井ものでも武家ものでもない、山伏のいる村の生活を描いた作品です。日本各地のそれぞれの習俗に基づいて書かれたものという点でも、藤沢周平ファンには馴染みの薄い作品と言えるかもしれません。 山伏の大鷲坊が各話で重要な役割を果たしますが、むしろ狂言回しのような役割にとどまり、集落の習俗が前景に出ています。 また庄内弁の美しさが作品を引き立て、これまでの藤沢作品にない味わいを感じさせます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
山伏は、世慣れぬ存在である。その彼が居付き、村に起こった事件を解決する。当然そこには相容れぬ固有の要因があって、それと村事情とが、基底でせめぎ合う中で、物語りが展開する。このせめぎ合いと事件解決が、物語りを薄めてしまっているようで、著者の狙いが果されている、とは言い難い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
民族の風習など、ものがたりとして大変興味深いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
迅速にご対応くださいました。 商品にも満足しています。 お世話になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時代小説というのはあまり読まない。理由としては、そこに描かれているのが、現代人というか、その作品が書かれた時代の人間だからだ。舞台をある選ばれた時代に仮託しただけであり、舞台でうごめくのはもろ現代人ということであれば、一言でいって興ざめだ。僕の味わいたいのは、時代のモティーフを反映した人物のそれぞれの時代の拘束の中での躍動なのだ。時代小説の舞台で、この拘束を無視して、近代人の悩みや疎外や恋愛感情が現代語でめんめんと語られても、何とも言えない違和感を感じるだけだ。というわけで、逆説めいた言い方になるが、すべての時代小説は究極的には現代小説なのだ。 今回は、今度鶴岡周辺に山登りに行く予定があり、はたとこの地域には全くと言っていいほど土地勘がないのに気が付いた。なにか読んでみようと思い探してみたのだが、鶴岡といえばいうまでもなく藤沢周平だ。彼の作品は、寡聞にして、「一茶」しか読んだことがない。さて鶴岡を舞台にした作品はあるのだろうかと検索してみると、これが結構ある。読みやすそうだということで、選んだのがこの「春秋山伏記」だ。 ある雑誌にシリーズで連載されたもののようだ。主人公は大鷲坊なる羽黒山出身の薬師神社の別当だ。神社の別当である山伏という存在は村の中で一種スーパーマン的な役割を演じるのであるが、その部分が過度に強調されることもない。むしろ、本作品の狙いは、この村という共同体の裏表を描くことにあったのではないかと思われる。 全部で5編の作品が収められており、季節の移り変わりとともに話は展開する。それぞれの篇で、事件が持ち上がるのだが、最後の人さらい事件を除くとどれもたわいもないものだ。特徴といえば、村という共同体に異分子が入り込み、村のバランスを崩すという系統の作品と村の表面上のバランス自体の背後にうごめく人間の業と階層分化を扱ったものの二つに大別できるだろうか。 問題は解決するのだが、その種明かしが大上段からなされることはなく、むしろ淡々と問題の発生とそれに対する村人の反応が描かれていくのだ。この淡々さに、藤沢周平の村、さらには故郷に対するアンビヴァレントな思いが投影されているといったら言い過ぎだろうか。この淡白さこそがこの作品の特徴だろうか。称賛や弾劾するでもなくましてや戯画化するでもなく、淡々と藤沢によって「思い出された」村。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人からの勧めでよみました。とても面白くて時間を忘れてあっという間に読み終えました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
山形鶴岡地方の歴史風土、ことば使いが面白い。藤沢文学良いですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
山伏が村の数々の事件を解決する物語。山伏がどのような存在だったのかが理解できて面白い。また、主人公の山伏の心情がコミカルに描かれていて、楽しく読めるのでおすすめ。思わず笑ってしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
藤沢周平はいいね~。特に後期の作品群は最高!本当に面白い・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
商品評価は「良」でしたが、届いた品物は「並み以下」でした。 全ページにわたり紙焼け等かなり古紙感が漂っていました。 評価の甘さにまどわされた自分が情けない。 最初の2~3ページは読みましたが、後はどうも読む気が起きなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
藤沢周平の作品なのにおもしろくなかった。特に山形の庄内弁が読めたもんじゃない。 内容もある村で山伏が村人の事ある問題を解決しようと粉骨砕身するだけの内容である。 たびたび登場人物がおせんやおとしなど紛らわしく誰がどれなのかわからなくなる。 あんまりお薦めではありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
book of great quality. no stain, liked to have bought the amazon, the service was very good, thank you for the service. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
充分満足な状態でしたが、想像以上とか予想を越えて良かった、という程ではなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編で編成されています。主人公は山伏ですが、超能力者のお話ではありませんので、注意。 時間がちょっと空いたとき、さっと読めますよ。通勤途中に読むのはどうでしょう? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東北の荘内平野にある村での出来事に、神社に派遣されてきている山伏が色々と処理をしていく江戸後期のお話。会話はすべて荘内弁で書かれており、臨場感ある上に読者を引き付ける構成となっている。藤沢周平といい池波正太郎といい、かくものめり込ませる表現に感服します( ̄▽ ̄)=3 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
武家物ではなく,山伏の話であり,さまざまな新しいことがわかる.人情味がある話,ちょっと色っぽい話,冒険的な話などが続き,一気によめてしまう.この本も,文庫本ではもっているのだが,無性にkindleで通勤時に読みたくなってつい買ってしまった. 割引率をもっと高くしたら,藤沢周平にしても,山本周五郎にしても,池波正平にしても2度でも3度でも読むためにかってしまうのに..kindle版はやすくしてほしいなあ.... | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!