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(短編集)

時雨のあと



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【この小説が収録されている参考書籍】
時雨のあと (新潮文庫)

時雨のあとの評価: 4.50/5点 レビュー 26件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(5pt)

いやぁー いいなー 絶品!

短編集では「神隠し」がピカイチ!と思ったが、
何の!この「時雨のあと」はいいなー。
東西両横綱と言った感じでしょうか?

■お薦め度&評価:
★★★★★(満点!)
これは「超・お薦め」

■「雪明り」
映画「隠し剣 鬼の爪」は、藤沢周平作品の3作を合わせた内容だった。
その1作がこれ。前にも読んだが、いい話で泣けちゃいます。
「由乃は跳べと言っている」・・・・「いま、跳んだのか?」
その勇気は、若さか? いいなー

■ 「闇の顔」
この7話の中では長編。読み応えあります。
最後に、びっくり。

■ 「時雨のあと」
表題作。この「兄妹愛」は悲しい。だけど、“兄”ほんと どうにかして欲しい。説教してやりたいぐらい。でも良いキャラしています。前半は漫才のようです。
しかし、兄を信じながら苦界に身を沈めて・・・・。それでも兄は・・
まったく もう!

■ 「意気地なし」
これは安心しながら読めます。
いいなー、あー 羨ましい。

■ 「秘密」
とボケた爺さんにも昔はこんなことがあったのだ。
最後笑っちゃいます。いい話だ。

■ 「果し合い」
もしかしなくとも、この短編7作の中で一番かも。
いい話だなー、
こんな陰の爺に 私もなりたい。憧れます。

■ 「鱗雲」
悲しいけど、最後はハッピーエンド。
こういう後味のいいのは救われます。
時雨のあと (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:時雨のあと (新潮文庫)より
410124703X
No.2:
(5pt)

藤沢周平の魅力たっぷり 珠玉のラストシーン

美しいものにふれていると幸せで濃厚な時間となる。サラブライトマンの澄んだ歌声にうっとりとし、中日ドラゴンズの選手の奇跡的なプレーに喝采を送る(fanです)。いい時間である。藤沢周平の小説の魅力もラストシーンの美しさにある。「おー」とため息をつくことしばしばである。この『時雨のあと』は短編集。最後にある「鱗雲」 のラストシーン、これはいい。何度読んでも心に響く。涙が出そう。短編の中で最も好きな作品だ。
時雨のあと (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:時雨のあと (新潮文庫)より
410124703X
No.1:
(4pt)

「橋ものがたり」を気に入った方におすすめ!

この秋公開される映画「隠し剣 鬼の爪」の原作にもなっている「雪明かり」所収。どれも読み応えがあるが、特にこの「雪明かり」と「意気地なし」が気に入った。短編集「橋ものがたり」を気に入った方なら、きっとこの二つの短篇も好きになると思う。
 人は人生の岐路に立って、その選択を迫られるとき、どうするか?藤沢周平の描く主人公は、たとえそれが険しい道であっても、自分の心に素直になるべきだと教えてくれる。
時雨のあと (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:時雨のあと (新潮文庫)より
410124703X

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