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開化鉄道探偵 第一〇二列車の謎
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開化鉄道探偵 第一〇二列車の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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大宮駅手前で脱線事故を起こした貨車から千両箱が見つかった。 徳川埋蔵金の元ネタともされる秘密資金を狙って、日本警察、不平士族、自由民権運動家、斬首された幕臣の遺志を継ぐ大名主の思惑が入り乱れます。 結論から言いますと、埋蔵金がなかったにしろ実在したにしろ、whyの部分が弱いです。過去に縛られていたにしても大掛かりな策を巡らすにはあまりにもメリットがないので。 機関車や客車や貨車の構造や素材やサイズ、当時の列車がどのくらいのスピードで走らせていたかなど蘊蓄も盛りだくさんです。 草壁とペアを組む小野寺は結婚一年目。妻の綾子さんははっきり自分の意見を言う魅力的な近代的女性です。ただ、日本女子大や津田塾大学が開校する前なので時代に先駆けすぎではとも感じました。 近代日本警察を整備したのは薩摩出身の川路利良ですが、警部や警部補といった階級の高い警察官が皆薩摩出身なんて露骨な情実人事をしていたのか疑問です。 草壁は相変わらず格好つけで、名探偵みんな集めてさてと言いをもろにやっています。 | ||||
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